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ランチで緩んだ筋肉を呼び起こす午後スタート前の“やせエクササイズ”【ゴルフでダイエット】

ランチで緩んだ筋肉を呼び起こす午後スタート前の“やせエクササイズ”【ゴルフでダイエット】

ぽっこりと出たお腹はへこませたいけれど、運動や食事制限はしんどい。好きなゴルフをしながら少しでもやせられたらいいのに。そんなアナタにぜひ取り入れてほしい、やせやすくなる“ゴルフルーティーン”。コースに行く、ラウンド前の準備、プレー中にできるやせるにつながる動き、ノウハウを身につけよう。

配信日時:2021年5月28日 08時00分

やせやすくなり筋力アップにつながるエクササイズ

好きなゴルフをしてやせられたらいいのに。そう思うゴルファーは少なくないはず。そんな人に向けてロッカールームやコースで簡単にできるエクササイズ、名付けて“ゴルフルーティーン”を紹介する。

さて、ランチも食べ終わった、午後のラウンドもがんばろう! と、その前にやっておきたいのが筋肉の引き締め直し。食事を摂るなど、少し長めに座っていたことで、昼食前まで緊張感のあった筋肉もすっかりリラックスモード。このままプレーしたのでは代謝も下がったまま。

そこで代謝も午前中の状態に戻し、気持ち良いショットを打つために、もう一度、筋肉をシャキっとさせよう。プロゴルファーの角田浩導さんから、やせやすくなるだけでなく、午後のラウンドに向けて代謝を高めるエクササイズを教えてもらった。昼食後はダラダラ過ごすのではなく、軽く体を動かしてランチブレイク後のけだるさも吹き飛ばし、いざバックナインへ!


⇒ 前回まではこちら
コースへ出る前から「やせる」は始められる
コーススタート直前にやりたい”やせ運動”
ティショット待ちにも何気なくできるエクササイズ”
午前中のラウンドに取り入れたい”やせエクササイズ”

バンザイをして緩んだ腹筋をシャキ!

お昼を食べているあいだに緩んでしまった腹筋を引き上げよう。再び腹筋に意識が向くことでナイスショットにもつながる。

1.クラブのグリップとソケットのあたりを持ち、腕が頭の後ろ側へくるようバンザイの姿勢を取る。
2.1の状態を数秒キープしたら、下の写真のように、ヒジの位置が肩より下にくるようストンと曲げ下ろす。1、2の動きを10回程度行う。クラブを上げ下げするときに後頭部へクラブをぶつけないよう注意して。

お腹が反っているのを意識しながら行うのがポイント。
<やせポイント>
腹筋を引き上げることでポッコリお腹をへこますのにも効果的。

「この動きは、緩んだ腹筋を目覚めさせることで、良いアドレスを作る狙いもあります。特に、疲れが出てくる午後のラウンドは重心が後傾になりがち。背中も丸まってくるため、お腹を伸ばす運動が必要です」と角田さんはアドバイスする。スライスしがちな人はぜひ取り入れてほしい。


この動きができるようになったら、バンザイの状態のまま、腕を前後に動かす動作もやってみよう。より腹筋を刺激することができる。

ランニングがわりの大股歩きで下半身を動かす

歩幅を大きく取ってモモを刺激するように歩き、下半身を目覚めさせよう。

1.両手を胸の前でクロスしたら、そのまま大股で一歩ずつゆっくり歩く。
2.このとき、踏み出した側と反対の足のヒザがが地面につくくらい真下に下ろそう。
この動きを10〜20歩程度行う。
<やせポイント>
この動きを繰り返すことで、ランニングしたかのような効果が期待できる。体の中でも大きな筋肉のモモを使うため、血流が良くなり代謝がアップ。ヒザを深く下ろすときは、お尻の筋肉により負荷がかかり、ヒップアップ効果もある。

午後のラウンド前のほか、疲れてきたなと感じたら取り入れてみよう。全身の血流が良くなるため気分もスッキリ。
<NG例>
下の写真のように、上半身が前や後ろに倒れないよう気を付けて。また、足を踏み込むときは体がグラつかないよう、腹筋にしっかり力を入れよう。
いきなり大股にせず、歩幅はできるところからでOK。

疲れてきた下半身は”和式トイレスタイル”でストレッチ

最後は、角田さんイチオシの名付けて“和式トイレスタイル”。

スネや足首が柔らかくなると、老廃物が流れやすく足の疲れも取れやすくなる。そのうえ、柔軟性もアップしてスイングもよりスムースに。ぜひ、やってみてほしい。

1.大股でしゃがむ。
2.手のひらを拝むように合わせたら、両ヒジを両ヒザの内側にあて、ヒザを外へ押し出す。
3.2の状態のまま、カカトが浮かない程度に重心を前にかけてスネを伸ばす。
<やせポイント>
股関節やモモの裏、スネ、足首など下半身の柔軟を行うことで、血流が上がり代謝アップにも。
つまづき、坂道でのケガ防止にもつながるため、疲れてきたタイミングで行うのもオススメ。

体が硬くてしゃがみにくい人は、下の写真を参考にイタ気持ち良く感じるくらいの無理のない範囲でしゃがみ、スネを伸ばそう。
かがむのがツライ人はこのくらいでOK

かがむのがツライ人はこのくらいでOK

<NG例>
スネを伸ばそうと力んで、カカトが上がらないよう気を付けて。また、<写真・右>のように、ヒジでヒザを押す力が弱いとヒザが内側に入ってしまうので注意。
(写真・左)カカトが上がったり、(写真・右)ヒザが内に入らないよう気をつけよう

(写真・左)カカトが上がったり、(写真・右)ヒザが内に入らないよう気をつけよう

教えてくれたのは

■プロゴルファー 角田浩導(かくた・ひろみち)
アマチュア時代の、2001年「報知アマチュアゴルフ選手権」、07年「神奈川県ゴルフアマチュア選手権」、08年「 全日本パブリックミッドアマチュアゴルフ選手権 」優勝などを経てプロ転向。現在、都内の『ゴルフアスリート・インドアクリニック』にてゴルフを指導。スイングばかりではなく、ストレッチを駆使するなどトータルに教えるレッスンが人気。ゴルフでやせる、引き締まる体へのアプローチにも取り組む。
<撮影協力:カレドニアン・ゴルフクラブ 撮影:福田文平>

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