スマホの充電には気をつけていながら、ここイチで充電を忘れてしまうことはよくある。それが会社や街中であれば、どうにかなるのだが、もしもゴルフ場でこうしたアクシデントに遭遇したら、ラウンドの間、バッテリーのことが気にかかったり、さらには充電が切れてスマホが死んでしまったら困ったことになる。

そんな事態に備えて、モバイルバッテリーシェアリングサービス「mocha」は、関東のゴルフ場、練習場3か所のクラブハウスに、モバイルバッテリーステーションを設置した。このサービスを利用すると、プレー中にスマホを携帯しながら、そのまま充電ができる。

この「mocha」はスマホで専用アプリをダウンロード。設定後にステーションを訪ねて、QRコードを読み取ると、モバイルバッテリーをレンタルできる。返却はレンタルしたステーションだけでなく、身近のモバイルバッテリーステーションでOK。つまりクラブハウスでレンタルして、帰り道、自宅近くのステーションで返却ができるわけだ。

料金は時間あたり110円（毎日初回15分は無料）、24時間15分以内までは上限550円となる。支払いは各種クレジットカードやPayPay、LINE Pay、メルペイなどで行う。

今回、ステーションが設置されたのは、唐沢ゴルフ倶楽部（栃木県佐野市）、鎌ヶ谷カントリー倶楽部（千葉県鎌ケ谷市）、中山ゴルフセンター（千葉県市川市）。

単にコミュニケーションツールとしての役割だけでなく、スイング分析やスコア管理、距離計測などにもスマホを活用しているゴルファーは多いはず。バッテリーへのストレスがなくなることはウエルカムだ。