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    日本一、練習場をデザインした男が教える『練習場選びの四原則』

    ゴルフを楽しむワンランク上の情報をお届け。レッスンだけがゴルフじゃない!

    配信日時:2021年5月27日 08時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    今年3月にリニューアルしたゴルフパートナー館林練習場。そこは、日本で最も多くのゴルフ練習場を手がけてきた仕掛け人が理想とする、本当にゴルフがうまくなる4つの原則を実現していた。
    フィールドには楽しく上達ができる考え抜かれた目標物が沢山!

    フィールドには楽しく上達ができる考え抜かれた目標物が沢山!

    2階建てで計100打席を誇る大型練習場。館林ICから車で約5分とアクセスも良い

    2階建てで計100打席を誇る大型練習場。館林ICから車で約5分とアクセスも良い

    「上達」と同じくらい「楽しい」という価値を大事にしています

    「上達」と同じくらい「楽しい」という価値を大事にしています

    (株)ゴルフパートナー
    執行役員 練習場本部長 新井田勇二氏

    距離に応じてターゲットの大きさを調整しています。例えば50Yのターゲットは直径が50Yの6%になる3Yの大きさで作るなど工夫をしています。
    練習だけでなく自分に合うクラブも見つかります

    練習だけでなく自分に合うクラブも見つかります

    (株)ゴルフパートナー
    館林練習場 マネージャー 本間雄太氏

    「最新モデルの試打クラブが打てる他、店頭にある中古クラブは全て試打できます。スタッフがセッティングの診断をした上で最適なクラブをご案内します」
    ゴルフパートナーと言えばゴルフショップの印象が強いが、実は日本で最も多いゴルフ練習場を展開している会社でもある。練習場本部長の新井田氏に話を聞くと、

    「本当に上達できる練習場には4つの原則があります。それがフィールドデザイン、付帯施設(ショップ)、ボール、マットが優れていること。館林はその4つが備わった最新の理想形です」

    4つの中で新井田氏が最もこだわっているのがフィールドデザインだ。

    「多くの人にとって練習はそんなに楽しいものじゃない。だから、楽しく上達してもらうために工夫して完成させたのが、館林でも採用したGPフィールドです」

    GPフィールドはストラックアウトなどの目標物があることでゲーム感覚で上達できる。初心者から競技派まで幅広いゴルファーが楽しめそうだ。

    理想の練習場に必要な4原則

    【1】フィールドデザイン
    GPフィールドを採用している練習場(次ページ施設一覧参照)では、普段練習できない70ヤードなどの中途半端な距離が練習できたり、空間に向けて高さを揃える練習ができたり、様々な工夫がされている。また、その距離に応じたショットの精度を図るためにターゲットの大きさを工夫。一般的に5%の精度のショットが半分の確率で打てると、シングルプレーヤーのショットレベルだと言われている。また、プロが求める精度は3%が目安とされている。例えば館林練習場では「CARRY200」の、通称「ラッキーゾーン」と呼ばれる低いネットは文字通り、越えると200Yのキャリーボールが打てたことを判断するターゲットだが、この横幅は20Y。つまり、真ん中を狙って左右5%の精度があればこの枠に収まるという計算だ。
    【2】付帯設備(ゴルフパートナー
    練習場には様々な付帯設備があるが、その中でもゴルファーが求めているのはショップで、しかも中古ショップがベストだ。練習場は主に様々な「準備」をしにくる場所。技術の他にも道具に関わるすべての準備を整えてもらいたいという想いで、ゴルフパートナー練習場は運営している。
    【3】【4】ボール(ウレタンツーピースボール)&マット(GPマット)
    全国の約7割がワンピースボールを使用しており、ワンピースボールは劣化によって性能が極端に落ちてしまう。ゴルフパートナーで使用しているブリヂストン社製のウレタンツーピースボールは、打感や距離のバラつきがなく、さらに「飛んでいく姿はツアーB XSのよう」(新井田氏)と評価が高い。マットもゴルフパートナーオリジナルがベストだ。ボールが浮いているかのように置くことができるため、初心者にはやさしく、上級者には難しくなるよう仕上がっている。ティアップをしたボールをアイアンなどで打つのは難しいことは知られているが、それに近い状態といえる。ゴルフパートナーはマットもオリジナルで開発しており、見た目も枯草の色を混ぜてリアルに近づけるなどこだわり抜いている。
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