着けたままでもプレーしやすい夏の快適マスク選
一定の距離を保ちやすいゴルフでは、決してマスクの着用率は高くないが、カート移動や前の組の待ち時間などに備えて、やはりマスクを用意しておきたい。
配信日時:2021年7月6日 10時30分
日本リサーチセンターの調査によると、日本のマスク装着率は約9割で、世界でも高水準だ。比較的感染リスクが低いと言われるゴルフだが、カートに同乗する機会が多かったり、前の組との間隔が詰まって会話する機会が増えたり、さらにクラブハウスで食事をする時など、油断ができないシーンが少なからず存在する。そのため、できる限りマスクをすることは、より安心してプレーできる要素になるだろう。
これからの季節は、接触冷感素材や立体構造などを施し、暑い日でも快適に使えるマスクの出番。UVカット効果のある商品も多数あり、日焼け止めとの併用で、嫌な?マスク焼け〞も解消できる。
これからの季節は、接触冷感素材や立体構造などを施し、暑い日でも快適に使えるマスクの出番。UVカット効果のある商品も多数あり、日焼け止めとの併用で、嫌な?マスク焼け〞も解消できる。
暑さにも強く、プレー中も着用できるおすすめマスク
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1/アイスタッチミズノマウスカバー¥1,320(ミズノ)
1/接触涼感素材「アイスタッチ」を採用。熱放散がよく、触れた時の清涼感が心地良い。伸縮性に優れた肌触りの良い素材がフェースラインを優しく包み込む。2/装着時に冷やっと感じる「接触冷感」、呼吸で生じる水蒸気と反応することで清涼感の持続を狙った独自の「ベリークール」機能などを採用した人気商品だ。3/口と鼻をおおう生地には、不織布マスクの約10倍の通気性を誇る「ダブルラッセル」を使用。立体縫製を施し、呼吸時に口元にまとわりつくことを防いでくれる。4/特殊な冷感プリントで処理した生地が、皮膚から発生する水分を吸収すると、温度が下がり冷感効果を発揮。イオン効果で嫌なニオイも消臭する。
マスク生活に慣れたからこそ熱中症にも細心の注意を
一方で、夏場のマスク着用は熱中症のリスクが高まることも覚えておきたい。「汗が気にならない優れたゴルフウェアが多く、気づかないうちに水分と塩分が失われていることが少なくありません。マスク生活に慣れて、体力に自信がある人でも、マスク着用時には注意が必要。水分だけでなく、塩分の補充も忘れないようにしましょう」と教えてくれたのは、東商ビル診療所所長で、耳鼻咽喉科領域、企業産業医を務める杉村浩美先生。
夏場は1ラウンドで1000 mlの汗をかくというデータもあり、同量の水分補給が不可欠。スポーツドリンクなどを、こまめに摂取したい。
文/兵藤 宙
ALBA 822号より加筆・転載
夏場は1ラウンドで1000 mlの汗をかくというデータもあり、同量の水分補給が不可欠。スポーツドリンクなどを、こまめに摂取したい。
文/兵藤 宙
ALBA 822号より加筆・転載