ショップだけでなく、ギアやウェアの売買にネットオークションやフリマサイトを利用するゴルファーは増えている。昨年行ったALBA.Netでのアンケートでも、40％近い人がこうしたサイトを利用したり、利用に興味があると回答していた。

そんなゴルファーからも関心の高い、ネットオークションサイト「ヤフオク！」が、2021年度上半期の急上昇検索キーワードランキングについて、「ゴルフ」を含む5部門で発表。

■ゴルフ部門（ヤフオク！より抜粋）

1位 テーラーメイド
2位 タイトリスト
4位 ベンタス
4位 フォーティーン
5位 アディダス

1位のテーラーメイドでは、ことし2月に発売された『SIM2 ドライバー』をきっかけに検索数が大きく伸びた。続く2位のタイトリスでは、『TSi3 ドライバー』が人気を呼んだという。

ヤフオク！は、上半期の急上昇検索キーワードランキングでゴルフ部門を取り上げた理由を、松山英樹のマスターズ優勝（4月）、笹生優花の全米女子オープン勝利（6月）によってゴルフ界が大いに盛り上がったからとしている。確かに、松山の優勝は日本人男子初の海外メジャー制覇は、ゴルフ界のみならず世間にも大きなインパクトを与えた。

そのインパクトをヤフオク！ではどう見ているのだろう。運営元のヤフー株式会社広報に問い合わせたところ、「21年度のゴルフ関連検索ワードを月ごとに見てみると、5月はゴルフ関連の件数が急上しており、4月度の松山英樹プロの優勝が影響していることも推察されます。前年の1〜5月に比べても、ゴルフ関係の検索ワード総数のみならず、検索ワードの種類も顕著に増加しています」と“松山効果”を実感している。

また、コロナ禍で若年層、女性ゴルファーの増加が注目されていることついても同社は着目し、「『ゴルフウェア レディース』など“レディース”を含む検索が増え、女性のゴルフへの関心も高まっていることが推察されます」。ゴルフ関連の検索では、クラブ以外にもバッグ類やウェアといったファッションアイテムが人気とのこと。こういった部分にも、女性ゴルファー増の影響が反映されているのかもしれない。

上半期ゴルフ界のビッグニュースは、人気オークションサイトに影響を与えるほどに盛り上がった。下半期はどうなるのか。東京オリンピック、海外メジャーなど話題は豊富。また世間目がゴルフに集まるようなニュースを期待したい。

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