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ブームの予感！　帽子に付けられる小型扇風機『マイファンポケット』

「ダブル高気圧」で酷暑が予想されている2021年の夏。ハンディタイプの扇風機が巷に流行しているが、ハンズフリーで１ラウンドまるまる使える、ゴルファーにぴったりの新製品が登場した。

配信日時：2021年7月15日 02時00分

ゴルフライフ

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ゴルファーにぴったりな「ダブル高気圧」対策

今年の夏は例年より暑いらしい。

世界最大の民間気象情報会社「ウェザーニューズ」が発表した「猛暑見解2021」によると、2021年の夏（7月〜9月）の気温は広範囲で平年並みか平年よりやや高く、全国的に暑い夏になるという。

特に東日本から東北地方で7月下旬、西日本から東北にかけて8月下旬に暑さのピークが到来。太平洋高気圧に加えて、チベット高気圧が日本付近に張り出し、上空で重なった「ダブル高気圧」が非常に厳しい暑さをもたらすという。35℃以上の猛暑日が続いたり、フェーン現象が起こりやすい場所では40℃前後の酷暑になるともあるのだとか。

猛暑対策としてハンディタイプの扇風機が近年増えてきたが、その中からゴルファーにぴったりな新製品を見つけたので紹介しよう。

ハンズフリーで首の後ろを冷やしてくれる「マイファンポケット」

「マイファンポケットマグネットどこでもファン」　価格／税込み2178円（大作商事）

熱中症対策として、ポロシャツの襟を立てて首の後ろ部分（頸部）を守ることがどれだけ効果的か、ゴルファーなら知っているはず。その頸部を直接冷やしてくれるのがこの商品だ。

キャップのアジャスター部分にベルクロを使って装着するので、ハンズフリーなのが何よりありがたい。重量はたった85gと超軽量＆薄型＆コンパクト設計によりキャップに装着した状態でもプレーに全く支障なく、ドライバーからパッティングまでいつも通りのルーティーンできる。

同じメーカーから発売されているネッククーラー「さらさらマジクール」と併用することで適度な水分が継続的に供給され、その水分をファンが強制的に気化して熱を奪うので、5℃以上のクールダウンを実現できるという。

4段階のスピード設定の2番目を使えば内蔵バッテリーで4時間もつので、ワンラウンドノンストップでの使用が可能という持続性能もゴルファーには強力な味方だ。

ネッククーラー「さらさらマジクール」と併用することでマイナス５°以上のクールダウンを実現。「さらさらマジクール」は水に浸すだけでくり返し何度も使える　価格／税込み1320円（大作商事）

本体表面、背面にマグネットが内蔵されており、布地などに挟んで留めることができるほか、ゴルフカートのボディに取り付けて室内ファンとして活用、なんて使い方もできる。ファンの向きは無段階で調節可能だ。

ここ30年で、東京の夏は気温が5°上昇

もともとは工事現場の作業員が使うヘルメットに装着して、土木建築や工場作業者の熱中症対策商品として開発されただけあって、ファンとしての基本性能は折り紙付き。製造元となる「大作商事」は環境省が参画する熱中症予防声掛けプロジェクト「ひと涼みアワード」で熱中症ケア部門最優秀賞を受賞、3年連続で企業民間部門最優秀賞を獲得した実力を持つ。

ホワイト、ブルーグレー、ピンクの3色から選べるので、若い女性にも抵抗なく使えて、ゴルフ以外の日常シーンでも通勤や通学、オフィス、家庭などどこでもファンの商品名通り様々なシーンで大活躍する事間違いなし。ひょっとしたら今年ゴルファーの間で大ブームを巻き起こすかもしれないポテンシャルを秘めた製品といえるだろう。

気象庁の統計データによると、1991年8月の東京の平均最高気温は29.1°、2020年は34.1°と5°も上昇しており、熱中症のリスクは間違いなく上がっている。しかしゴルフ場が町中にあるケースはほぼ無い。つまり、熱中症にかかる可能性は上がっているのに、緊急搬送先となる病院は遠いままなのだ。自分の体・生命を守るためにも、こういった熱中症対策グッズを準備してから夏のラウンドに臨んでほしい。