フロンティアハウスから、コンパクト賃貸併用住宅アパルトレジデンスにゴルフシミュレーターがビルトインされた「G-STYLE」が発表された。これはひとつの建物の中に、マイホーム、賃貸住戸、さらにゴルフシミュレーターまで併設された、ゴルファーにとってはちょっと気になる不動産といえる。

練習用ネットを庭にはることもままならない都会のゴルファーにとって、自宅での練習はどうしてもモチベーションが上がらない。それに加えてこのご時世、コースには出かけるが、練習場はちょっと自粛気味というゴルファーもいるはず。それが自宅にゴルフシミュレーターがあれば、楽しみながら心おきなく練習に励むことができるはずだ。

導入されるのが「OK ON GOLFシミュレーター」。高精細CGエンジンとワイドスクリーンで、世界の160以上の有名ゴルフコースを再現。迫力と臨場感を味わいながらプライベート感覚で練習ができる。またカラオケやホームシアターとしても活用が可能だ。この「G-STYLE」は、「OK ON GOLFシミュレーター」を販売するディオントーキョーが共同でプロデュースしている。

またマイホーム購入、不動産投資という観点からも、賃貸住戸をつけることで家賃収入が得られるメリットは大きい。また通常の投資用物件では金利の高いアパートローンを利用することが多いのに対し、「G-STYLE」ではマイホームとして使用する面積を、建物全体の過半以上になるよう建築するため、金利の低い住宅ローンを利用でき、無理のないローン返済を実現する。またゴルフシミュレーターも、建築時に設置することで、機器代・設置費用を住宅ローンに組み込むことが可能だ。

コロナ禍や老後資産2,000万円問題など、経済的な先ゆき不安を感じる中で、自宅と収益を生む賃貸住戸が共存している不動産は注目されており、さらにはゴルファーのニーズにまで応えてくれるとなると、これからのゴルフライフを考える上でひとつの選択肢になりそうだ。