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アジアゴルフ紀行
【タイ編】高原の涼しさが特徴のカオヤイにあるコース
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2021年12月23日 08時00分
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BONANZA GOLF & COUNTRY CLUB
2021年、日本は冬の寒さが厳しいですが、タイも12月から1月にかけて気温が下がります。それでも常夏の国なので、バンコクの最高気温は30度ぐらいまで上がります。
そんな中、タイ人が一時でもいいから寒さを楽しもうと訪れるのがカオヤイです。バンコクから車で2時間半ほどの高原で、関東地方だと那須や軽井沢と言ったエリアです。12〜1月は最低気温が12〜15度近くまで下り、落ち葉舞う日本の秋ような雰囲気に。その時期、常夏のバンコクでは見られない光景を求めて、一年で最も観光客が集まります。常夏の国に暮らす人達の涼しさに対する強い欲求とはこうこうモノなのかと、知れるのも旅の一興ですね。
高原の涼しさをいかした酪農が盛んです。関東だと那須高原のイメージですね。日本だと乳製品と言えば北海道ですがタイだとカオヤイです。あちこちに牧場があり、牛をたくさん目にします。車を運転中に「牛に注意」の看板があったら注意しましょう。その辺りは、草を求めて空き地を移動している牛の群れが道路を歩いている恐れがあります。
さて、今回ご紹介するのは、BONANZA GOLF & COUNTRY CLUB。そのカオヤイエリアの中央に位置します。バンコクからの高速道路が2021年に開通予定でしたが、延期になっています。開通すればバンコクから2時間程度で行けるようになります。高速の出入り口にも近く、開通すれば、便利な立地ですね。
そんな中、タイ人が一時でもいいから寒さを楽しもうと訪れるのがカオヤイです。バンコクから車で2時間半ほどの高原で、関東地方だと那須や軽井沢と言ったエリアです。12〜1月は最低気温が12〜15度近くまで下り、落ち葉舞う日本の秋ような雰囲気に。その時期、常夏のバンコクでは見られない光景を求めて、一年で最も観光客が集まります。常夏の国に暮らす人達の涼しさに対する強い欲求とはこうこうモノなのかと、知れるのも旅の一興ですね。
高原の涼しさをいかした酪農が盛んです。関東だと那須高原のイメージですね。日本だと乳製品と言えば北海道ですがタイだとカオヤイです。あちこちに牧場があり、牛をたくさん目にします。車を運転中に「牛に注意」の看板があったら注意しましょう。その辺りは、草を求めて空き地を移動している牛の群れが道路を歩いている恐れがあります。
さて、今回ご紹介するのは、BONANZA GOLF & COUNTRY CLUB。そのカオヤイエリアの中央に位置します。バンコクからの高速道路が2021年に開通予定でしたが、延期になっています。開通すればバンコクから2時間程度で行けるようになります。高速の出入り口にも近く、開通すれば、便利な立地ですね。
クラブハウスや併設ホテル・レストラン、宿泊施設などはウェスタンスタイル、コース内の柵もアメリカの西部劇をイメージしてデザインされています。タイでは、ここまでアメリカをイメージしたゴルフ場は少ないので、雰囲気だけでも大変面白いですし、子供は喜びますね。コースの隣に、同系列の動物園とサーキット場があったり、周辺にはショッピングモール、羊やアルパカ牧場などもあり、家族で楽しめるエリアです。
さてゴルフ場ですが緩やかな起伏のあるコースです。フルバックからは7482ヤードと距離がありますが、ドライバーのキャリーが250ヤードあればチャレンジしてみましょう。ここは土日でも可能です。キャディマスターに申請する必要はなく、好きなティから始められます。
アウトは、初めてだと攻めづらいホールが多いですね。各ホールがバラエティに富んでおり、ティショットの落とし所がよくわからないホールがいくつかあります。しかし、そのようなホールはティショットの落とし所が広めに造ってあるので、キャディのアドバイスを参考に望みましょう。2打目地点にいくと、「なんだこんなに広かったのか」とコース設計者の惑わしに膝を打つことも。インはわかりやすいホールが多いので、初めての場合はインからスタートして、コースに慣れていくのが良いかと。
さてゴルフ場ですが緩やかな起伏のあるコースです。フルバックからは7482ヤードと距離がありますが、ドライバーのキャリーが250ヤードあればチャレンジしてみましょう。ここは土日でも可能です。キャディマスターに申請する必要はなく、好きなティから始められます。
アウトは、初めてだと攻めづらいホールが多いですね。各ホールがバラエティに富んでおり、ティショットの落とし所がよくわからないホールがいくつかあります。しかし、そのようなホールはティショットの落とし所が広めに造ってあるので、キャディのアドバイスを参考に望みましょう。2打目地点にいくと、「なんだこんなに広かったのか」とコース設計者の惑わしに膝を打つことも。インはわかりやすいホールが多いので、初めての場合はインからスタートして、コースに慣れていくのが良いかと。
1番と2番ホールはティグランドからは見えないのですが、右奥に別荘があり、大きく曲げると家に当たる恐れがあるので注意してください。キャディからも注意され、家を破損したらプレーヤーが弁償しなければなりません。2番ホール、左側は隣のホールなので、左は曲げても大丈夫です。
4番ホールミドル。タテにクリークが通っていて、フェアウェイが左右に別れた珍しいホールです。初めてだとわかりづらいのですが、ティショットで右奥はOBなので、距離に注意してください。
9番ホール、グリーンが巨大なのは、18番ホールとグリーンを共用しているためです。前の組がホールアウトしていても、18番側(右側)のグリーンでプレーしている場合があるので、右は注意してください。2打目地点からは思いのほか登っているので、クラブを選ぶときは1番手大きめを検討してください。1番ホールの打ち下ろし分、登っている感じです。グリーンの傾斜がキツイ。
13番ロングは当コース最難関ホール。フルバックだと660ヤード、さらに左ドックレックにクリークが絡む非常に攻めづらいホールです。ティショットは豪快な打ち下ろしで、フルバックのティグランドからの眺めは格別です。
15番ミドル、大きなフェアウェイバンカーに見事な巨石があります。白ティからだとなんでもないホールなのですが、フルバックからだとティグラウンドからブラインドになっています。14番ホールからの移動時に、15番ホールの全景が見られるので、要チェック!
高原なので、朝晩は気温が下がり、日の出前は靄がかかって幻想的。朝イチだと朝露で芝が湿っているので、グリーンは要注意。このコースは、歩きでのプレーが可能です。高原のおいしい空気を味わいましょう。
◆BONANZA GOLF & COUNTRY CLUB
15番ミドル、大きなフェアウェイバンカーに見事な巨石があります。白ティからだとなんでもないホールなのですが、フルバックからだとティグラウンドからブラインドになっています。14番ホールからの移動時に、15番ホールの全景が見られるので、要チェック!
高原なので、朝晩は気温が下がり、日の出前は靄がかかって幻想的。朝イチだと朝露で芝が湿っているので、グリーンは要注意。このコースは、歩きでのプレーが可能です。高原のおいしい空気を味わいましょう。
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