インター3分とアクセス良好。練習施設も充実

今年開場30周年を迎える林間コース。過去に女子ツアーの日米女子対抗戦「ニチレイインターナショナル（1993、94、96年）」を開催。2001年からPGMが運営し、2005年に男子チャレンジツアー「PGMシリーズ阿見チャレンジ」が開催された。

新井規矩雄プロが監修したコースは高低差5メートルと超フラット。自然林を活かしながら池やバンカーを巧みに配して戦略性を高めている。アスリートゴルファーはもちろん、キャリアの浅い友人を誘ってもそれぞれ腕前に応じた楽しみ方ができそうだ。

練習施設は5年前にリニューアルした230ヤード・17打席のドライビングレンジ（コースボール使用。1コイン25球330円）とアプローチ・バンカー練習場（1時間220円）を完備。18時までオープンしており、練習だけの利用も可能だ。

2022年2月現在の会員数は正会員1,021名、平日会員55名。内訳は都内在住者が42％と最も多く、地元茨城在住者は20％。以下、千葉17％、埼玉15％となっている。特徴的なのは正会員に『オリジナル正会員』と『ニュータイプ正会員』の2種類があることで、『オリジナル』は年会費が安くプレーフィが高め、一方の『ニュータイプ』は年会費が高くプレーフィが安い（金額は下記基本情報を参照）。

他にも行くコースがある人はオリジナル正会員、ほぼ毎週通えるような人はニュータイプ正会員というように、どちらが自分に合っているか、プレー回数をもとに試算してみるといいだろう。ただし、市場に出回る数はオリジナル正会員のほうが多く、この点も判断材料のひとつになる（出回る数が多いほうが交渉もしやすい）。せっかく入会したのに後々、年会費が重荷になってしまうようではもったいない。まずは会員権業者に相談してみることをおすすめする。

メンバータイムは平日4組、土日祝祭日20組を確保。クラブ競技はクラブ選手権、シニア選手権、理事長杯、スクラッチ杯、月例杯、シニア月例杯、グランドシニア杯、月例入賞者のみ参加可能な入賞者杯、新年杯を実施。この他にもPGMグループゴルフ場のクラブチャンピオンによるPGMクラブチャンピオンシップや女子プロと一緒に18ホールのラウンドを楽しむ女子プロ交流イベントなど、会員限定のイベントも多彩だ。

また、P-CAP（全国のPGMグループゴルフ場を優待料金でプレー可能）や、住居移転サポートプログラム（引越し先周辺のグループゴルフ場を利用登録するとメンバー料金でプレー可能）、追加入会サービスプログラム（グループゴルフ場の会員権購入時の名義変更料50％割引）、レベルアップサポートプログラム（ブリヂストンゴルフアカデミーの施設を特別優待で利用可能）等、PGMのスケールメリットを活かした会員特典も付いている。

会員同伴ゲストは通常料金から1,000円引き（他プランとは併用不可）。親族に生前譲渡した後も年会費を支払うことで、プレミアムステージ会員としてメンバー料金でプレー可能（平日限定）な終身会員制度もある。阿見東インターから約3分とアクセスもよく、総費用は100万円前後。初めてのホームコースを考えている人も検討する価値は大いにありそうだ。

阿見ゴルフクラブ
公式HP:www.pacificgolf.co.jp/ami/
茨城県稲敷郡阿見町上条1760-1
TEL：029-889-3636
開場日：1992年10月27日
コース設計：三松設計事務所　
監修：新井規矩雄.

オリジナル正会員：年会費55,000円、名義変更料330,000円
ニュータイプ正会員：年会費132,000円、名義変更料330,000円
平日会員（土曜不可）：年会費27,500円、名義変更料165,000円

正会員のメンバーフィ
オリジナル正会員：6,710円（消費税込・利用税別）
ニュータイプ正会員：2,530円（消費税込・利用税別）
※利用税は季節により変動（750円〜950円）

・自動車利用の場合
圏央道・阿見東ICから3km、常磐自動車道・桜土浦ICから13km

・電車利用の場合
JR常磐線・荒川沖駅からクラブバス（平日は予約制）またはタクシー約15分

18H P72 コースレート72.6


会員権価格など詳しい最新情報は こちら
情報提供： 明治ゴルフ