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【ゴルフ会員権】メンバーに聞いたホントの話

【ゴルフ会員権】第90回　岡部チサンカントリークラブ（埼玉県）

「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいのか？」こんな悩みを抱えているゴルファーは多い。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします。 <br><br> 文・滝田真理

配信日時：2022年5月1日 01時00分

ゴルフライフ

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ホール間をセパレートする樹木が歴史を感じさせる美里コース（写真は7番パー4　バック425y〜レディス304y）。全ホール、アップダウンはほとんどない

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お手頃な会員権で「もっと上達したい！」「仲間を増やしたい！」人は要チェック

寄居スマートIC開通でアクセス向上超本格派コースのメンバーに

1960（昭和35）年開場、60年余の歴史を持つ36ホールの大型ゴルフ場。本格チャンピオンシップコースの美里コースと、変化に富んだレイアウトを気楽に楽しめる岡部コース、異なる2つのタイプを好みや目的、同伴者等に合わせて選ぶことができる。

美里コースはバック7,084ヤードと距離があり、コースレートは73.0。1980年、開場20周年記念事業の一環として開催した関東オープンでは、優勝した青木功のスコアが4日間トータル2オーバー。フェアウェイを絞り込み、ラフを伸ばした超難セッティングに加えて雨の影響もあったとはいえ、全米オープン（バルタスロール）帰りの青木をはじめとするトッププロを翻弄した戦略性の高さは、当時大きな話題を呼んだ。また、1978年からは埼玉県アマの決勝コースとして使われており、2006年、07年に石川遼がアマ時代の最後に2連勝、11年に今平周吾プロ、15年には中島啓太が優勝を遂げている。

メンバーには競技志向のゴルファーや上級者が多く、クラブ対抗競技の常連としても知られている。周辺の主要ゴルフ場のメンバーにも、最初に購入した会員権が岡部チサンだった、ここで腕を磨いたという人が少なくない。

クラブ競技は現在、月例杯（A・B・C）、暦杯、キャプテン杯、理事長杯、クラブ選手権、シニア選手権、グランドシニア競技、ゴールドシニア競技、スクラッチ競技、レディス選手権を実施。その他、PGMグループゴルフ場のクラブチャンピオンによる『PGMクラブチャンピオンシップ』や女子プロと一緒に18ホールラウンドを楽しむ『女子プロ交流イベント』等の会員限定イベントにも参加が可能だ。

市街地に向かって緩やかに打ち下ろしていく岡部コース10番パー4（414y〜333y）。レギュラーからでも400y以上のパー4がこのあと12番まで続く

正会員の名義書換料は330,000円、年会費は39,600円（共に税込）。埼玉方面で初めての会員権購入を検討している人、メンバーになってもっと上達したいと考えている人は特におすすめだ。

2021年3月に寄居スマートICが開通してアクセス面が大幅に改善したのもプラス材料（約5Km・7分）。電車利用は岡部駅から毎日クラブバスを運行している（約12分・予約不要）。

また、メンバーはP-CAP（全国140以上のPGMグループゴルフ場を優待料金でプレー可能）や、住居移転サポートプログラム（引越し先周辺のグループゴルフ場に利用登録するとメンバー料金でプレー可能）、追加入会サービスプログラム（グループゴルフ場の会員権購入時の名義変更料を50％割引）、レベルアップサポートプログラム（ブリヂストンゴルフアカデミーの施設を特別優待で利用可能）等、PGMならではの多様な特典を受けられる。

2022年月現在の会員数は正会員3,411名、平日会員（土曜可）129名。内訳は埼玉県在住が約6割、東京在住が約3割、その他1割となっている。