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アジアゴルフ紀行
【タイ編】2018年にオープンしたばかりの新しいゴルフ場
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2022年6月3日 00時00分
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CHEE CHAN GOLF RESORT
今回ご紹介するのはCHEE CHAN GOLF RESORT(チーチャン・ゴルフリゾート)は、2018年にオープンしたばかりの新しいゴルフ場。整備が行き届いた美しいコースは大変人気があります。パタヤ市内から南に車で30分とアクセスも良好。近くに高速道路が開通し、スワンナプーム国際空港からは約1時間30分で行くことができるようになり非常に便利になりました。
このコースの最大の特徴は、なんと言っても高さ130メートルの「カオ・チーチャン大仏壁画」の眺めでしょう。大仏壁画と美しいコースの組み合わせは、一生の思い出になるはず。大仏壁画はほぼ全てのホールから見れるのですが、一番ホールからはティグランドの真正面、グリーンの奥にそびえており、仏様に試されているような、見守られているような不思議な気持ちになります。一礼して望みましょう。1番のフェアウェイはとても広いので朝イチのプレッシャーを和らげてくれ、気持ちよくスタートできます。
コース全体については、開業間もないこともあり、大きな木は少なくとても開放的です。ティショットを気持ちよく打っていけます。反面、フェアウェイは全体的にアンジュレーションがかかっているので、二打目はコントロールショットになりますね。ドライバーは豪快に飛ばせて、アイアンはピタッと寄せるという、ゴルフを楽しめます。
しかし、バンカーが巧妙に配置されており、意識して避けないとホイホイ捕まります。グリーンは比較的大きいものが多いので、ピンポジをしっかりチェックして狙ってください。オーバーすると落ちていくホールが多いので、特に奥の場合は要注意です。
しかし、バンカーが巧妙に配置されており、意識して避けないとホイホイ捕まります。グリーンは比較的大きいものが多いので、ピンポジをしっかりチェックして狙ってください。オーバーすると落ちていくホールが多いので、特に奥の場合は要注意です。
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18ホールそれぞれに特徴があり、INとOUTがバランス良く設計されています。INとOUTどちらからが回りやすいということはありませんが、スタートホールとしては断然1番がやさしいです。また、上述のようにとても印象的なので、自然と1番に足が向かいます。
18ホールそれぞれに特徴があり、INとOUTがバランス良く設計されています。INとOUTどちらからが回りやすいということはありませんが、スタートホールとしては断然1番がやさしいです。また、上述のようにとても印象的なので、自然と1番に足が向かいます。
最難関の8番ミドルは433Y(白ティ)と距離があります。池もなく、ティグランドからは左右に高い木もなく開放的でプレッシャーを感じないのですが、実に嫌らしいところにバンカー(フェアウェイバンカー、ガードバンカーともに)が配置されています。3オンと割り切って刻むのがオススメ。「単なる距離があるミドル、飛ばしていくぞ」と油断して大たたきする人をよく見かけます。
5番ミドルも難しい。ここはティグランドに立った瞬間に難しいと誰もが感じることでしょう。左の池に向かってフェアウェイが下っているので、ドローヒッターは不安な気持ちになりますね。3オン1パットであがれればラッキー、ボギーで上出来の難しいホールと言えるでしょう。ティショットを右バンカー手前に刻むのがベスト。
初めての方にとって要注意なのが18番。上りで距離感を図るのが難しいところに、さらにグリーン左手前の巨木が距離感を狂わせます。ここまでに、大きな木がほとんどなかっただけにこの巨木の存在感が凄いです。何回ここに来ていても、グリーンに立つたびに設計者の力量に唸らされます。最終ホールです、慎重に距離を測って気持ちよくパーで終えましょう。
初めての方にとって要注意なのが18番。上りで距離感を図るのが難しいところに、さらにグリーン左手前の巨木が距離感を狂わせます。ここまでに、大きな木がほとんどなかっただけにこの巨木の存在感が凄いです。何回ここに来ていても、グリーンに立つたびに設計者の力量に唸らされます。最終ホールです、慎重に距離を測って気持ちよくパーで終えましょう。
コース内へのカート乗り入れは基本できます(雨やフェアウェイの状況により禁止の場合もあります)。5人でのプレーが可です、前の組が5人で遅い場合はキャディに相談して抜かしてもらいましょう(例:4番ホールから5、6番をスッキプして7番を先に回って、その後に5番に戻る)。ドライビングレンジは芝から打てるので、練習しないと損です。
クラブハウスがまた豪華で、常夏だからできるオープンエアな開放的な作りでリゾート感満載。ロッカールームの長椅子も革張りで高級ホテルのような雰囲気です。レストランからの眺めも絶景で、プレーを振り返りながら何杯でもビールがすすんじゃうところですが、この後にカオシーチャン大仏壁画を見にこうと予定してる方は要注意。タイの仏教施設は酔っ払いは入場できません。大仏壁画のすぐ近くにワイナリーがあるので、お酒は参拝の後でも楽しめますよ。
HPは日本語あり、各ホールの空撮動画やヤーデージブックも見られます。
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