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あれから1年。日本一のドラコン王が大きくなった
取材・文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト) 写真/山上忠
配信日時:2022年7月5日 01時30分
【世界で決勝進出、「自信」こそが武器】
「ロングドライブのプロとして現在はグループ会社であるライトカフェスタジオに転籍し、トレーニングの時間を確保していただき、集中出来る環境を作ってもらっています。転籍後も変わらずライトカフェからの手厚い支援もあり、サポートを受けています」
仮に試合会場に家族が応援に来ていたとしても「試合が終わるまでは接しないという割り切り方も覚えた」と豊永プロは言う。
「ドラコンはメンタル面がモノを言う繊細なゲームだという意味が、今は身をもって理解できるようになりました」
今年5月に米ネバダ州メスキートで開催されたPLDAワールドチャンピオンシップの予選に挑み、60ヤードのグリッドに向かって6球を打ち放つ過酷な戦いを7セットも勝ち残った末に、この大会で過去32勝を挙げている最強選手と最後の最後に対戦。「ここぞ」というその場面で豊永プロは予選最長となる400ヤードを記録し、1位通過をやってのけた。
この大会で日本人を含む外国人が予選を通過したのは史上初。
「すごいプレッシャーだったけど、すごい達成感だった。ものすごく自信になりました」
次に挑むのは、やはりラスベガスで10月に開催される同大会の決勝戦だ。「自信を持って挑めます。全面的にサポートしてくれている会社や仲間への恩返しのためにも頑張りたい。ベスト4には行きたい。いや、決勝に行きたい。チャンスはある」
そう、チャンスは十分にあるんだ――1年前より格段に大きく強くなった豊永プロの目は、控えめながら、はっきりと、そう言っていた。
仮に試合会場に家族が応援に来ていたとしても「試合が終わるまでは接しないという割り切り方も覚えた」と豊永プロは言う。
「ドラコンはメンタル面がモノを言う繊細なゲームだという意味が、今は身をもって理解できるようになりました」
今年5月に米ネバダ州メスキートで開催されたPLDAワールドチャンピオンシップの予選に挑み、60ヤードのグリッドに向かって6球を打ち放つ過酷な戦いを7セットも勝ち残った末に、この大会で過去32勝を挙げている最強選手と最後の最後に対戦。「ここぞ」というその場面で豊永プロは予選最長となる400ヤードを記録し、1位通過をやってのけた。
この大会で日本人を含む外国人が予選を通過したのは史上初。
「すごいプレッシャーだったけど、すごい達成感だった。ものすごく自信になりました」
次に挑むのは、やはりラスベガスで10月に開催される同大会の決勝戦だ。「自信を持って挑めます。全面的にサポートしてくれている会社や仲間への恩返しのためにも頑張りたい。ベスト4には行きたい。いや、決勝に行きたい。チャンスはある」
そう、チャンスは十分にあるんだ――1年前より格段に大きく強くなった豊永プロの目は、控えめながら、はっきりと、そう言っていた。
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