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アジアゴルフ紀行
【タイ編】ヤシの木がたくさんあって「南国にいるんだなぁ」と感じるゴルフ場
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2022年7月26日 00時00分
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Khao Kheow Country Club
今回ご紹介するのは、Khao Kheow Country Clubです。Khao Kheowはタイ語で「Khao(カオ)=山」、「Kheow(キオ)=緑」という意味で、コースには深い森が広がっています。ヤシの木がたくさん生えていて、風に揺れる葉音がなんとも「南国にいるんだなぁ」としみじみします。
同ゴルフ場はバンコクの東南100kmぐらいのところに位置します。高速道路の出入り口に近く、スワンナプーム国際空港からは約1時間、バンコク中心部からでも1時間半ほどでアクセスできます。
ABC、各9ホールづつの合計27ホール。クラブハウスからコースを眺めると大きな池が目に飛び込んできますが、池は多くありません。起伏で苦しめられるコースですね。全体的には平坦ですが、起伏をうまく活かしたコースデザインで、フェアウェイが狭いところもしばしば、飛距離よりも正確なショットが求められます。ABCに共通して左側に池が続くホールがあるところがスライサー泣かせなところも。
ABC、各9ホールづつの合計27ホール。クラブハウスからコースを眺めると大きな池が目に飛び込んできますが、池は多くありません。起伏で苦しめられるコースですね。全体的には平坦ですが、起伏をうまく活かしたコースデザインで、フェアウェイが狭いところもしばしば、飛距離よりも正確なショットが求められます。ABCに共通して左側に池が続くホールがあるところがスライサー泣かせなところも。
シグネチャーホールはBコースの8番ショート、カオキオを背景にした浮島グリーン。スコアカードに写っているホールです。挑む前に記念写真を撮っておきましょう。グリーンは平坦なので、ピンポジにかかわらず王道のセンター狙いですね。
Bコースから始める場合、1番ミドルはスタートしやすいホールなので気持ちよくスタートを切れるのですが、それで気を緩めると危険。2番ロングは左側がずっと池で幅も狭く、大たたき要注意ホールです。
Aコースが最も多様なコース設計で、レギュラーティの場合、ミドルは200ヤード台が2つに、400ヤード台が2つという極端な編成。8番の短いロング(レギュラーティ459y)を無理しないで我慢できるかが鍵ですね。
Cコースは1番が難しいロング。左はずっと池で右はOBと、いきなり大叩きしやすいのでスタートホールとしては避けたほうよいでしょう。出だしでつまづくと、2番ミドルも395yもあり、心が折れちゃいます。予約の際は、Bコースからスタートできるように頼みましょう。
さて、ゴルフ場の隣には、カオキオ動物園(Khao Kheow Open Zoo)があります。「Open Zoo」と銘打っているように、本当に開放的な動物園で、園内を歩いていると文字通り柵がなく、鹿やヤギなどが目の前にいてビックリします。
さて、ゴルフ場の隣には、カオキオ動物園(Khao Kheow Open Zoo)があります。「Open Zoo」と銘打っているように、本当に開放的な動物園で、園内を歩いていると文字通り柵がなく、鹿やヤギなどが目の前にいてビックリします。
普通の動物園なら檻や柵の中にいる動物を遠くから眺めるものですが、ここでは動物が生活している空間に入っていくという感じです。また、凄いのが様々な動物に直接エサをあげられます。サイ、キリン、ゾウ、ダチョウといった草食動物には直接あげられますし、トラには釣り竿につけた肉をあげることができます。
しかし残念ながら、ここにも新型コロナの影響が…。2022年6月現在、エサやりは規制されています。それでも、広く開放的に作られた飼育環境が良いのか、トラやライオンは、動き回っていて大迫力の様子を楽しめます。吠える声も聞けます。わざわざタイまで来て動物園と侮るなかれ、動物好きなら大興奮、みんなに自慢したくなっちゃう凄い動物園なのです。
また、ゴルフ場の北側には大きな霊園があります。タイのお寺ともまた全然違った雰囲気で、立ち寄ってみてください。
また、ゴルフ場の北側には大きな霊園があります。タイのお寺ともまた全然違った雰囲気で、立ち寄ってみてください。
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