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アジアゴルフ紀行
【タイ編】空港から近い好立地で、コンディションも良く、日本人旅行者が利用しやすいゴルフ場
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2022年8月25日 08時00分
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Subhapruek Golf Club
Subhapruek Golf Clubは、バンコク中心部から東(スワンナプーム国際空港方面)に約45分、空港からは30分もかからない好立地。また、非常にコンディションが良いので、在タイ日本人駐在員が日本からのお客さまや出張者をもてなすのによく利用しています。そのため、キャディは日本人慣れした人が比較的多く、日本人旅行者が利用しやすいゴルフ場だと言えるでしょう。レセプションやキャディマスターも片言の日本語を話せます。高速道路の出入り口に近いのも渋滞の影響を受けづらくていいですね。
クラブハウスの車寄せに向かっていくと、その手前のドライビングレンジが視界に入ってきます。「練習しようかなぁ、何ヤードあるんだろう?」と目を凝らしてみると「え?」となりますね。なんと、ゴルファー達が巨大な池に向かってボールを打っている。このドライビングレンジは水に浮くボールを練習球にして、池に向かって打つスタイルなんです。まさにAmazing Thailand!
通常の練習球よりも打感がソフトなので、たくさん打っても体への負荷が少ないそう。気になるボールの回収方法ですが、水の流れでボールが戻ってきて、ボールを洗う必要もなく一石二鳥なのだとか。芝からも打てますよ。
通常の練習球よりも打感がソフトなので、たくさん打っても体への負荷が少ないそう。気になるボールの回収方法ですが、水の流れでボールが戻ってきて、ボールを洗う必要もなく一石二鳥なのだとか。芝からも打てますよ。
本コースですが、全体的にフラット、16ホールに池が絡みます。大きな木が多く、木からの圧迫が強いですね。プレーヤーの意識を開けた池に向かわせようと罠をしかけているのが、巧妙に配置された木々です。「あの木が邪魔だなぁ、池ポチャが怖いけど、あっち側は開けているなぁ」と思っているうちに、そのまま池に吸い込まれていくというパターン・・・。甚だコース設計者の腕に感心するばかり。
さあ、スタートホールに行ってみましょう。1番はロング519y(白ティ)。スターターと茶屋がティグランドのすぐ近くにあるので、混んでいる日は大勢に見られながらの緊張の第一打に。
さあ、スタートホールに行ってみましょう。1番はロング519y(白ティ)。スターターと茶屋がティグランドのすぐ近くにあるので、混んでいる日は大勢に見られながらの緊張の第一打に。
右は池とバンカーが続くので、スライサーには辛いスタートホールです。しかも、左手に木がせり出しているように見えるので、どうしても意識が開けた右側によりガチに。これが罠ですよ罠。右側のバンカーはタテに長く、かなり意識して左側に打っていくことをオススメします。右のフェアウェイバンカーに入れて、出だしで大叩きするケースを何度も目にしました。
ただ、ティショットさえ気をつければ、スタートホールとしてはスタートしやすいホールなので、アウトスタートがおすすめです。10番はスタートしずらいドッグレックです。
ただ、ティショットさえ気をつければ、スタートホールとしてはスタートしやすいホールなので、アウトスタートがおすすめです。10番はスタートしずらいドッグレックです。
2番、池超えショート。グリーン左手前の小さいバンカーが曲者で、これも罠です。これに意識がいってしまい、右の大きなバンカーや池ポチャという展開に。こういう、本当のハザードに陥らせるためにゴルファーの意識を反対に持っていかせる罠が、このあとも随所に張り巡らされています。アナタはうまく避けて通り抜けることができるでしょうか。
上がり3ホールがエキサイティングです。
16番ショートは浮島。17番ミドルは白ティ264yと短いですが、グリーンがとても小さく三方が池に囲まれているので、実質的に2ホール連続の浮島グリーンチャレンジ。
最終18番ミドルは白ティ385y、ハンディキャップ1の最難関ホール。左に池が平行しているのですが右手の木の圧迫が強く、どうしても気持ちが開けた左の池に向かいがちになります。最後の罠を潜り抜けてパーでホールアウトできるか?
上がり3ホールがエキサイティングです。
16番ショートは浮島。17番ミドルは白ティ264yと短いですが、グリーンがとても小さく三方が池に囲まれているので、実質的に2ホール連続の浮島グリーンチャレンジ。
最終18番ミドルは白ティ385y、ハンディキャップ1の最難関ホール。左に池が平行しているのですが右手の木の圧迫が強く、どうしても気持ちが開けた左の池に向かいがちになります。最後の罠を潜り抜けてパーでホールアウトできるか?
ゴルフ場の隣には・・・
さて、ゴルフ場の隣にはアサンプション大学(ASSUMPTION UNIV.)という巨大な校舎の私立大学があります。ゴルフ場に向かう途中で目に飛び込んでくる高い塔がそうです。
ここはキリスト教系の大学で、各施設がとても巨大で一見の価値がありますね。タイの大学がすべてこのような造りなわけではなく、この大学が特別。
構内は自由に散策できるので、タイのキャンパスライフを覗いてみてください。留学生が多いので、国際色豊かな雰囲気です。
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