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アジアゴルフ紀行
【タイ編】バンコク中心部から車でたったの40分!夢のような環境のゴルフ場
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2022年10月27日 08時00分
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SIAM COUNTRY CLUB BANGKOK
パタヤの名門SIAM COUNTRY CLUBに、待望のバンコクコースが2022年1月にオープンしました。パタヤのOLD COUSEを筆頭とした4コースに続く5つ目です。
そのひとつ、もっとも有名なSIAM COUNTRY CLUB OLD COUSEはHONDA LPGA THAILANDの舞台。2010年には宮里藍選手が優勝、毎年多くの日本人選手が活躍し、2022年は渋野選手が8位、笹生選手と畑岡選手が12位でした。ますます注目が集まる同コースは在タイ日本人ゴルファーの憧れのコースです。
そんな「SIAM COUNTRYでプレーしたいけどパタヤはちょっと遠いなぁ」と思っていたバンコクのゴルファーにとって、待ちに待ったバンコクでの開業。バンコク中心部から車でたったの40分。夢のような環境がついに誕生です。
旅行者、出張者の皆様も、パタヤのSIAM COUNTRYまで行く時間が取れなくても、バンコクなら日程が組みやすいのではないでしょうか。タイに来たからには、名門と誉れ高いコースに是非チャレンジしてほしいところです。
さて、そんな期待に胸踊らせてコースに向かうと、さっそく大通りにそびえる巨大な看板に度肝を抜かれます。他のゴルフ場とは別格です。胸が高まります。
そのひとつ、もっとも有名なSIAM COUNTRY CLUB OLD COUSEはHONDA LPGA THAILANDの舞台。2010年には宮里藍選手が優勝、毎年多くの日本人選手が活躍し、2022年は渋野選手が8位、笹生選手と畑岡選手が12位でした。ますます注目が集まる同コースは在タイ日本人ゴルファーの憧れのコースです。
そんな「SIAM COUNTRYでプレーしたいけどパタヤはちょっと遠いなぁ」と思っていたバンコクのゴルファーにとって、待ちに待ったバンコクでの開業。バンコク中心部から車でたったの40分。夢のような環境がついに誕生です。
旅行者、出張者の皆様も、パタヤのSIAM COUNTRYまで行く時間が取れなくても、バンコクなら日程が組みやすいのではないでしょうか。タイに来たからには、名門と誉れ高いコースに是非チャレンジしてほしいところです。
さて、そんな期待に胸踊らせてコースに向かうと、さっそく大通りにそびえる巨大な看板に度肝を抜かれます。他のゴルフ場とは別格です。胸が高まります。
クラブハウスは木を組んだようなモダンなデザイン。中に入ってすぐのところにインタビューボードが飾られていました、プロの会見のような記念写真を撮ってSNSに投稿しちゃいましょう。
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クラブハウス
併設レストランは、想像通りの高級ホテルのような豪華さです。メニューは日本語併記、もちろん和食もハイレベル。
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レストラン
プロショップでは、SIAM COUNTRYのロゴ入りシャツを買っちゃいましょう。盛り上がりますよ。旅先のゴルフでは、そこのシャツを来てプレーするといい思い出になりますし、帰国後もそのシャツを着てゴルフをすれば話題が広がるのでオススメです。
ロッカールームに向かう道はタイの王宮の中に入っていくよう。こういうタイらしい演出は、海外からプレーに来る人達を意識した、嬉しいおもてなしですよね。
では、コースに向かいましょう。1番と10番は並走していて、ほぼ同じ造り。パタヤのOLD COURSEを彷彿とさせます。
短めのロングなので、無理せずしっかりとパーをとって気持ちよくスタートしたいですね。また、どちらからも日産の大きな工場が目に入り、日本人の我々には誇らしい限り。将来、ここで国際大会が開かれたときは日産の立派な工場も全世界に映し出されることでしょう。
スタートホールである1番と10番のティグランドには大きな時計が置かれていて、スターターがしっかりと時間を管理しています。プロの大会のようで、嬉しい反面緊張します。コース内もつねに巡回スタッフが見回っているので、前の組に待たされることなくスムーズにプレーができます。トラブルがあったときは、キャディが呼ぶとすぐに駆けつけてくれる頼もしい存在です。
開業間もないので、大きな木がなく、とても開放感があります。さらに、ティグランドは今風のフラットタイプ。フェアウェイにティマーカーが置いてある感じですね。ホールがティグランドとフェアウェイで分断されていないので、一体感があります。ただ、バックティも高くないので、純粋に距離があり辛いです。
バンコクのゴルフ場にしては珍しく池が少なく、水が絡むのは4ホールだけです。池が少ないだけに、その4ホールでは、いつも以上に水のプレッシャーがより強く迫ってきますね。特に14番の池を回るようなドッグレッグは痺れます。
フェアウェイ全体がうねっていて、フェアウェイなのに平らなところから打てることはほとんどない印象ですね。打つところからはバンカーが隠れていて、わからないものが多く、バンカーに入ってばかりの展開に。しかも、深い! グリーン周りはどこも複雑で、グリーンを外すと1打ペナルティのような状況に陥ります。グリーンを狙うなら狙う、刻むならしっかり花道に刻むと意志をもって望む戦略が必要です。グリーンは、他のSIAM COUNTRYのコースよりも傾斜がきつくない印象です。
名物ホールは18番ショート(白152Y)、グリーンはなんと1000?もある巨大なものです。クラブハウスのレストランからも見下ろせるので、スタート前に下見しておきましょう。
名物ホールは18番ショート(白152Y)、グリーンはなんと1000?もある巨大なものです。クラブハウスのレストランからも見下ろせるので、スタート前に下見しておきましょう。
グリーン左のバンカーはとても深く、アベレージゴルファーには出せないレベルなので、絶対に避けてください。
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