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桜ゴルフマーケット情報 第二回 [2022年11月29日]

桜ゴルフマーケット情報 第二回 [2022年11月29日]

日々大きく変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。

配信日時:2022年11月29日 01時00分

お孫さんへ会員権購入資金の贈与増える

● 一人年間110万円(基礎控除)まで実質非課税
● 110万円超えは課税価格に応じた税率等で納税
● 贈与税は贈与を受けた側に支払いの義務が発生
● 特例贈与もあり税理士などの専門家に相談を
● 成人のお祝いにお孫さんへの会員権プレゼント目立つ
● 子供以上に孫とのゴルフを希望する高齢者が多い



このところ会員権の購入費用の贈与を受けて入会する若年層が増えています。とくに、コロナ禍のブームでゴルフを始めたお孫さんに、祖父母が贈与するケースが目立ちます。最近では祖父母がお孫さんに北関東の名門コース小山GCの正会員の購入費用をプレゼントした事例があります。
贈与税の計算法は別表の通りです。ポイントは基礎控除(一人年間110万円)です。贈与額が基礎控除内であれば実質非課税になります。この基礎控除を上回る贈与額の場合は、基礎控除後の課税価格の金額に応じた税率をもとに算出した金額を、贈与税として納付することとなります。

なお、贈与税を支払うのは贈与を受けた側。上記の例ではお孫さんに支払い義務が発生することとなります。その他、特例贈与の対象となるケースなど注意しなければならない点もあるうえ、毎年度行われる税制の見直し・改正の一環として贈与税制に変更が出る場合もあります。間違いのない贈与をする上では、専門家への相談も必要です。

子供より孫とのゴルフを楽しみたい祖父母は多いようで、昨今の若年層へのゴルフブームの広がりを受け、孫の成人や誕生日の記念に会員権をプレゼントするケースが増えています。親・子・孫が世代を超えた交流を楽しめるのも、ゴルフの醍醐味といえましょう。
(データは桜ゴルフ総研調べ)


※特例贈与:父母や祖父母から贈与を受けた方が、贈与を受けた年の1月1日時点で18歳以上の場合に、一般贈与よりも低い税率が適用される。


株式会社 桜ゴルフ

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