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【ゴルフ会員権】メンバーに聞いたホントの話

【ゴルフ会員権】第97回　湘南シーサイドカントリー倶楽部（神奈川県）

「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいのか？」こんな悩みを抱えているゴルファーは多いはず。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします。

配信日時：2022年11月30日 03時00分

ゴルフライフ

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南洋植物がリゾート感を演出。随所に配したウォーターハザードが戦略性を高めている。アウト、イン共にパー5、パー4、パー3が3ホールずつのパー72。ラウンドは全組キャディ付き

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超高額コースひしめく湘南エリアで200万円台は割安感あり

東名、第三京浜、横浜新道すべて至近の好立地。フラットなコースはシニア層にもおすすめ

相模川の河口のフラットな地形を利用して造られたシーサイドコース。ホール間をセパレートする松林は大きく育ち枝ぶりも立派。フェアウェイサイドの南洋植物がリゾートの雰囲気も演出している。フェアウェイに大きな起伏はまったくないためやさしそうに見えるが、ウォーターハザードや立木、バンカーの配置で変化を付けてあり、グリーンのアンジュレーションも絶妙。これにシーサイド特有の風が加わると難度は一気に上がる。

コースメンテナンスに力を入れており、年間を通じてコンディションは良好。温暖な気候で夏は風が涼しく爽やか、冬は雪によるクローズの心配がほとんどないという。オフシーズンがないのもメリットのひとつといえるだろう。

メンバー本位の姿勢を貫いており、プレーヤーの半数以上をメンバーが占め、週に何度も来場する人や1人予約も多いという。内訳は神奈川県在住者が最も多く過半数、以下、東京都在住が続いている。倶楽部競技は月例のほか、倶楽部選手権、理事長杯、シニア選手権、グランドシニア選手権、ゴールドシニア選手権を開催。グランドシニア、ゴールドシニアの対象年齢でも１段階下のクラスにエントリーする腕自慢が少なからずいるそうだ。

レストランでは地元産の新鮮な海の幸を使ったメニューが好評で、中でも湘南しらす丼はこれしか食べないというメンバーもいるほど。ハウス内の売店の釜揚げしらすも定番の土産品だ。

全体に距離は短めだが風の計算に加えてグリーンまわりを深めのバンカーがガード。ショットの精度を磨くのにはもってこいのコースだ。グリーンはベントとコーライの２グリーン

正会員の名義書換料は110万円（税込）、入会預託金100万円、年会費44,000 円（税込）。平日会員(土曜不可)は名義書換料55万円（税込）、入会預託金60万円、年会費33,000円（税込）。現在、正会員の名義書換料が77万円（税込）になる減額キャンペーンを実施している。

海老名JCT、厚木ICから20分以内とアクセスがよく、東名、第三京浜、横浜新道すべて目の前までつながっている。海を眺めながらドライブを楽しむもよし、周辺には評判のレストランや店も多いので、食事や買い物を楽しんでゆっくり電車で帰るのもいい。駅からクラブバスも連日運行している。

疲れ知らずのフラットなコースは年齢を問わず楽しめて、メンバー同士の交流も活発に行われている。この先も長く持ち続けてクラブライフを満喫したいという人には特におすすめのコースといえるだろう。

文・滝田真理