桜ゴルフマーケット情報 第四回 [2022年12月13日]
日々大きく変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2022年12月13日 06時00分
安定した推移たどる11月相場
● 例年の秋安の中で平均相場は±ゼロと横ばい保つ
● 年会費の負担から利用していないコースの処分目立つ
● 買い注文は売りの1.2倍、旺盛な買い需要は健在
● 11月、12月上旬は底値拾いの買いが活発
● 我孫子、磯子、箱根、飯能、鷹之台、茨城などが人気で品薄
● 今後、コースごとに人気の二極化が進行の兆し
今年の秋相場は安定した推移が続いています。
関東圏の平均相場は9月こそ▲0.7%と年初来初のマイナスとなったものの、以降は10月が+0.2%、11月が横這いと底堅い動きをみせています。
コロナ禍での旺盛な会員権需要を物語るように、11月の売買注文は買いが売りの1.2倍にのぼりました。年会費更新の時期を迎えて使用していないコースの処分はみられましたが、相場が値下りし割安感のあるコースなど底値を拾う買いが活発でした。
例年みられる、秋安のあと年末以降に反転する相場のサイクルを見据えた買いが目立つのも特徴です。中でも、我孫子、磯子、箱根、飯能、鷹之台、茨城などに人気が集まり、品薄状態になっています。
例年みられる、秋安のあと年末以降に反転する相場のサイクルを見据えた買いが目立つのも特徴です。中でも、我孫子、磯子、箱根、飯能、鷹之台、茨城などに人気が集まり、品薄状態になっています。
今後は売りが減少し春シーズンを先取りする買いが膨らむため買い先行の状態がさらに進み、コースごとの人気や相場形成の二極化を伴いながらも平均相場が再上昇に向かうものと予想されます。(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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