桜ゴルフマーケット情報 第六回 [2022年12月28日]
日々大きく変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2022年12月28日 01時00分
ゴルフ会員権
22年相場はコロナ禍で続伸
●22年の平均相場は前年急伸後も+6.3%と上伸
●20年6月以降騰勢衰えず3年間で15.7%の値上がり
●ゴルフ人気定着し会員(メンバー)の価値が見直される
●年初から一貫して買い注文が先行する需給状態
●法人需要の活発化(4〜8月は前年を上回る買い)も寄与
●秋以降は上昇一服も12月4週にはプラスに転じ再上昇の兆し
22年の関東圏平均相場は6.3%の値上がりとなりました。21年に+9.1%と急伸した後もさらに上伸、相場上昇力の強さを示しました。
コロナ禍で三密を避ける屋外スポーツとしてゴルフ人気が定着して以来、入場者が増えてスタートの予約が取りにくいほどの賑わいが続いています。その結果、会員(メンバー)の価値が見直され会員権需要が高まったことが相場上昇につながっています。20年6月以降は一時的な調整はありますが相場の騰勢が衰えず、20年以降の3年間の相場上昇率は15.7%にのぼります。
22年は年初から一貫して買い注文が売り注文を上回る買い先行の状態が続き、売りに対する買い注文の倍率は1.4倍に達しています。買いの主役である個人は、お手頃価格帯のコースが中心ながらも内容のより良い中堅クラス以上のコースを求める志向が定着しました。また、主に名門など高額コースを対象とする法人の買いが本格回復したことも平均相場の上昇に寄与しました。特に、4月〜8月にかけて法人から受注した買い注文数は前年同月を大きく上回りました。
秋以降の平均相場は上昇一服の状態ですが12月4週には値上がり(+0.2%)に転じるなど再上昇の兆しをみせています。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
コロナ禍で三密を避ける屋外スポーツとしてゴルフ人気が定着して以来、入場者が増えてスタートの予約が取りにくいほどの賑わいが続いています。その結果、会員(メンバー)の価値が見直され会員権需要が高まったことが相場上昇につながっています。20年6月以降は一時的な調整はありますが相場の騰勢が衰えず、20年以降の3年間の相場上昇率は15.7%にのぼります。
22年は年初から一貫して買い注文が売り注文を上回る買い先行の状態が続き、売りに対する買い注文の倍率は1.4倍に達しています。買いの主役である個人は、お手頃価格帯のコースが中心ながらも内容のより良い中堅クラス以上のコースを求める志向が定着しました。また、主に名門など高額コースを対象とする法人の買いが本格回復したことも平均相場の上昇に寄与しました。特に、4月〜8月にかけて法人から受注した買い注文数は前年同月を大きく上回りました。
秋以降の平均相場は上昇一服の状態ですが12月4週には値上がり(+0.2%)に転じるなど再上昇の兆しをみせています。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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