桜ゴルフマーケット情報 第七回 [2023年1月11日]
日々大きく変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年1月11日 01時00分
ゴルフ会員権
22年の相場は昨年に次ぐ明るい展開
● 22年の平均相場は+6.3%、前年(+9.1%)に続く上昇基調
● 新型コロナ感染拡大した20年〜22年の3年間で+15.7%
● 年初から一貫して買い注文が先行する活発な市場が展開
● 秋以降は上昇一服も12月にはプラスに転じ再上昇の兆し
● 個人ではホームコースのクラスアップ需要が目立つ
● 法人需要の活発化(4〜8月は前年を上回る買い)も寄与
● ゴルフは心身の健康増進に効果大。「ゴルフ場の魅力創造」「入会条件の緩和」等の促進でゴルフ界の更なる発展を
22年の関東圏平均相場は6.3%の値上がりとなりました。21年の+9.1%には及ばないものの、衰えることなく上昇基調を保ちました。これで、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった20年から22年の3年間を通して、平均相場は15.7%の上昇となります。
三密を避けられる屋外スポーツとして定着したゴルフ人気は、22年も会員権市場の買い需要を喚起し、年初から一貫して買い注文が先行する活発な市場が展開されました。売り注文数に対する買いの倍率は1.4倍と会員権マーケットは大きな賑わいを見せました。
個人では、コロナ禍のゴルフ人気が続く中、内容のより良いコースへ入会を求めるクラスアップ志向が目立ちました。また、年前半に法人需要が急回復したことが特徴でした。
価格帯別に見ると、21年に+25.5%と突出した値上がりを見せた300〜500万円未満が昨年は反動でマイナス(▲2.5%)に転じたものの、他のすべての価格帯で5〜8%台の値上がりとなりました。また、秋以降に上昇一服状態だった平均相場は12月4週にプラス(+0.2%)へ転じ、再び上昇の兆しをみせて新年を迎えています。
三密を避けられる屋外スポーツとして定着したゴルフ人気は、22年も会員権市場の買い需要を喚起し、年初から一貫して買い注文が先行する活発な市場が展開されました。売り注文数に対する買いの倍率は1.4倍と会員権マーケットは大きな賑わいを見せました。
個人では、コロナ禍のゴルフ人気が続く中、内容のより良いコースへ入会を求めるクラスアップ志向が目立ちました。また、年前半に法人需要が急回復したことが特徴でした。
価格帯別に見ると、21年に+25.5%と突出した値上がりを見せた300〜500万円未満が昨年は反動でマイナス(▲2.5%)に転じたものの、他のすべての価格帯で5〜8%台の値上がりとなりました。また、秋以降に上昇一服状態だった平均相場は12月4週にプラス(+0.2%)へ転じ、再び上昇の兆しをみせて新年を迎えています。
日本ゴルフ協会が「ゴルフと健康」と題するレポート(英国ゴルフ協会発行、20年10月)の内容を昨秋に紹介しました。
レポートによると「ゴルフは心身の増進に効果がみられ、ゴルファーはゴルフをしない人より平均寿命が5年長い」とされています。こうしたゴルフの効能が伝播すれば、ゴルフは生涯スポーツとしてなお一層発展する期待が持たれます。
足元のフォローの風を一過性のブームに終わらせることなく、ゴルフ界の更なる発展のためには、「入会条件緩和」「若年ゴルファーの取り込み」「ゴルフ場の魅力創造」等をゴルフ界が一丸となって促進していくことが課題といえましょう。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
レポートによると「ゴルフは心身の増進に効果がみられ、ゴルファーはゴルフをしない人より平均寿命が5年長い」とされています。こうしたゴルフの効能が伝播すれば、ゴルフは生涯スポーツとしてなお一層発展する期待が持たれます。
足元のフォローの風を一過性のブームに終わらせることなく、ゴルフ界の更なる発展のためには、「入会条件緩和」「若年ゴルファーの取り込み」「ゴルフ場の魅力創造」等をゴルフ界が一丸となって促進していくことが課題といえましょう。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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