Vol.02 ミニクーパー SE クロスオーバー オール4
Vol.02 ミニクーパー SE クロスオーバー オール4
配信日時:2017年7月24日 07時00分
長き伝統に裏打ちされた"ミニ"という存在。
その伝統にあぐらをかくことなく、常に最新を行くのがミニでもある。
以前より、話題だったプラグインハイブリッドがついに登場した。
文・構成/近藤暁史(MUSHROOM)写真/森山良雄
ALBA2017年7月27日号(NO.728)
その伝統にあぐらをかくことなく、常に最新を行くのがミニでもある。
以前より、話題だったプラグインハイブリッドがついに登場した。
文・構成/近藤暁史(MUSHROOM)写真/森山良雄
ALBA2017年7月27日号(NO.728)
「充電できる安心感は新鮮新しいステージのミニに出会った」
MINI COOPER SE CROSSOVER ALL4
◆全長_全幅_全高:4315×1820×1595mm
◆車両重量:2045kg
◆エンジン形式: 直3DOHC
◆総排気量:1498cc
◆最高出力:100kW(136ps)/4400rpm+65kW
◆最大トルク:220N・m/1400-4300rpm
◆ミッション:6速AT
◆JC08モード燃費:17.3km/ℓ
◆定員:5人
◆価格:479.0万円
◆全長_全幅_全高:4315×1820×1595mm
◆車両重量:2045kg
◆エンジン形式: 直3DOHC
◆総排気量:1498cc
◆最高出力:100kW(136ps)/4400rpm+65kW
◆最大トルク:220N・m/1400-4300rpm
◆ミッション:6速AT
◆JC08モード燃費:17.3km/ℓ
◆定員:5人
◆価格:479.0万円
編集部(以下、編):話題になっていた、ミニのPHVが出ましたね。
松任谷(以下、松):ミニでSUVなんて想像つかなかったというか、ありえなかったし、そのうえプラグインハイブリッド(PHV)なんてね。10年前には想像すらできなかった。
編:ミニですからね……。
松:時代は確実に変わっているんだろうね。今回のPHVが登場して、それは強く感じるところ。きっと、数年後には当たり前のようにミニの電気自動車や燃料電池車なんていうのが走ってそうだね。
編:そもそもミニというブランドって、どう思います?
松:ぜんぜんミニじゃないけど(笑)。それでも、ミニというネーミング、そして特徴的なデザインのおかげでミニはミニであり続けるんじゃないかな。もしだけど、BMWがさらにどこかに売却したとしても、ミニはやっぱり残っていくに違いないと思うよ。
編:冗談抜きにして、サイズ的にはミニじゃなくなっているけど、ミニはミニ。どうしてそこは変わらないんだと思います?
松:キーワードはAピラーの角度と、ルーフの丸さ。そしてルーフとボディをフローティングさせたように見せるのがデザインがポイント。これらをキープしていれば、ミニというのは普遍的なんだよね。
松任谷(以下、松):ミニでSUVなんて想像つかなかったというか、ありえなかったし、そのうえプラグインハイブリッド(PHV)なんてね。10年前には想像すらできなかった。
編:ミニですからね……。
松:時代は確実に変わっているんだろうね。今回のPHVが登場して、それは強く感じるところ。きっと、数年後には当たり前のようにミニの電気自動車や燃料電池車なんていうのが走ってそうだね。
編:そもそもミニというブランドって、どう思います?
松:ぜんぜんミニじゃないけど(笑)。それでも、ミニというネーミング、そして特徴的なデザインのおかげでミニはミニであり続けるんじゃないかな。もしだけど、BMWがさらにどこかに売却したとしても、ミニはやっぱり残っていくに違いないと思うよ。
編:冗談抜きにして、サイズ的にはミニじゃなくなっているけど、ミニはミニ。どうしてそこは変わらないんだと思います?
松:キーワードはAピラーの角度と、ルーフの丸さ。そしてルーフとボディをフローティングさせたように見せるのがデザインがポイント。これらをキープしていれば、ミニというのは普遍的なんだよね。
編:鋭い分析ですね。
松:もともとはイギリス時代のオリジナルで作られたものだけど、この点はBMWもちゃんとわかっているんだろうね。
編:もしかしたら、松任谷さん的にはミニはかなりお気に入り?
松:嫌いじゃない(笑)
編:そう思いましたよ。肝心の走りはどうでした?
松:走りははっきり言って、走る金庫。これでもかというくらい、がっちり感が伝わってくる。普通のミニが小さな金庫だとすれば、クロスオーバーは中型の金庫レベルにもなる。安心感は抜群で、この感覚はミニでないと得られないものだよ。
編:さらにPHVですよ。
松:PHVはトヨタのプリウスほどはEV感がないけど、それでも走り出すときのスムーズさや静かさはノーマルとはずいぶん違って、PHVならではのもの。
編:プリウスのPHVとは明らかに違いますよね。
松:そう。たとえばブレーキペダルは回生しているからなんだけ
ど、若干クセが残っていて、ちょっと違和感あったかな。クセがあるって、今日び珍しいよ。
編:最後にミニとPHVの組み合わせってどう思います?
松:PHVは当たり前という時代になるのは目に見えているけど、今の時点で、ミニというデザイン的なアピールを含めて、乗っていると威張れそう。ミニとPHVの組み合わせって意外に最強かも。
松:もともとはイギリス時代のオリジナルで作られたものだけど、この点はBMWもちゃんとわかっているんだろうね。
編:もしかしたら、松任谷さん的にはミニはかなりお気に入り?
松:嫌いじゃない(笑)
編:そう思いましたよ。肝心の走りはどうでした?
松:走りははっきり言って、走る金庫。これでもかというくらい、がっちり感が伝わってくる。普通のミニが小さな金庫だとすれば、クロスオーバーは中型の金庫レベルにもなる。安心感は抜群で、この感覚はミニでないと得られないものだよ。
編:さらにPHVですよ。
松:PHVはトヨタのプリウスほどはEV感がないけど、それでも走り出すときのスムーズさや静かさはノーマルとはずいぶん違って、PHVならではのもの。
編:プリウスのPHVとは明らかに違いますよね。
松:そう。たとえばブレーキペダルは回生しているからなんだけ
ど、若干クセが残っていて、ちょっと違和感あったかな。クセがあるって、今日び珍しいよ。
編:最後にミニとPHVの組み合わせってどう思います?
松:PHVは当たり前という時代になるのは目に見えているけど、今の時点で、ミニというデザイン的なアピールを含めて、乗っていると威張れそう。ミニとPHVの組み合わせって意外に最強かも。