さまざまなドラマがあった4つのメジャー…思い出深い優勝者は？
「今季メジャー大会の優勝者、印象に残っているのはどの選手？」
※アンケート回答期間
8月14日〜8月17日。回答者397人、コメント数44件

結果は以下のようになりました。

セルヒオ・ガルシア･･･39％

ジョーダン・スピース･･･32％

ジャスティン・トーマス･･･24％

ブルックス・ケプカ･･･5％


詳しいアンケート結果はこちらから

約4割を獲得して1位に輝いたのは、マスターズで優勝したセルヒオ・ガルシア！
2位には全英オープンで4日間首位を譲らなかったジョーダン・スピース、3位は全米プロゴルフ選手権の最終日、松山英樹を退けて優勝を飾ったジャスティン・トーマス、4位に全米オープンで松山ら2位に4打差をつけて優勝のブルックス・ケプカとなりました。

1位のガルシアに投票した方たちから多く聞かれたのは、「神の子」がやっとメジャー勝利をつかんだことに感動したという意見。ガルシアの年齢（37歳3カ月1日）は、初優勝者として7番目の年長者。さらに、マスターズ出場19回目での初優勝は、マーク・オメーラの15回を抜いて最多記録。74試合目でのメジャー初優勝はトム・カイトの50試合を抜くという、こちらも記録を更新しています！　数字からも本人がどれほどメジャー優勝を心待ちにしていたのかが分かりますね。

18年かけて得たメジャー制覇。ガルシアが歩んできた長い道のりを思いながら、優勝した瞬間をテレビで見ていて思わず感極まってしまった方もいたようです。

2位のスピースに多く聞かれたのは、絶体絶命の状況から見せた“練習場リカバリーショット”でした。

マット・クーチャーに並ばれ、ミスは許されない状況で迎えた13番のティショットは頭を抱えるほどに右に曲がり、深いブッシュに入ってアンプレヤブルを選択。しかし、その場所に選んだのは、なんとボールのあった地点とピンを結ぶ後方線上をグングン下がった練習場でした！

そこからスピースは3打目でグリーン右手前まで持っていき、4打目でピンに寄せ、3メートルのボギーパットをしっかり沈めたのです。あの13番は世界中の誰もが忘れられないシーンとなったのではないでしょうか。そのほか、プレースタイルがスマートでクールという声も聞かれましたよ。

3位のトーマスには運にも恵まれていたという意見が多く寄せられました。特に皆さんが印象的だったのは、10番の奇跡のカップインバーディ。一度はカップの縁で止まったバーディパットが12秒後にコロリとカップインしたシーンに、ゴルフの神様がトーマスを優勝へ導いていたと感じた方も多いようでした。そのほか、トーマスが選ばれた理由は同組で回った松山英樹の存在。日本は早朝でしたが、松山との優勝争いに多くの方がハラハラドキドキしながら試合を見ていたようです。

残念ながらコメントはなかったケプカですが、最終結果は2位の松山に4打差つけての16アンダーで堂々たる優勝でした。16アンダーは2011年にローリー・マキロイが記録した大会最多アンダーパータイ記録！　ミスをしない安定感抜群のゴルフで、初メジャー制覇となりました。

・神の子ガルシアですら手が届きそうで届かなかったメジャー優勝。 松山もガルシアに続けー！
・悲願のメジャー優勝は一番印象的でした。 神の子ガルシア、これからもファンを魅了するゴルフを期待しています！
・スピース、プレースタイルがスマート。闘志を内に秘めているのがいいですね。
・トーマス、ティショットが木に当たってＦＷに戻ったり、カップのふちで止まったボールがカップに入るなど ゴルフ場の女神が優勝へと誘っていたような印象をうけました。
・来年こそ、このアンケートに松山の名前が載ってほしい。
・スピース、運も実力のうち

では次回もお楽しみに〜。
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Text by Maaya Yamada