ここ数年、体幹を鍛えることの重要性については、プロアマを問わず、ゴルフを上達する上で必要不可欠な要素だというのは周知の通り。


　でも、体幹だけに意識が傾きすぎるのも問題です。

　
　よく、「体が回りすぎちゃうんだよね〜」というゴルファーがいますが、これは体幹だけでスイングしよう（上体を捻ろう）としているから。今回は、体幹に加えて、股関節を使って捻転するためのエクササイズを紹介していきます。

(ALBA728号より）

1

腕を90度に曲げ、両ヒジを床について腕立て伏せのような体勢をとる。このとき、腰を突き出しすぎたり、落としすぎたりしないこと。

2

左腕で体重を支えながら、右腕を上げて右半身を開いていく。肩に違和感のある人は無理して行わないこと。

3

右半身が開ききったら元に戻して反対側も同様に。片側5〜 10回。体幹が捻れないように意識して動かそう。呼吸は鼻から吸って口から出すこと。

矢込 巧（やごめ・たくみ）


ホグレルスペース八丁堀店トレーナー。「体との対話」をポイントに、痛みの改善やパフォーマンスUPのトレーニングを指導。