【特別編】モーガン・ホフマンが筋ジストロフィー(MD)であることを告白
世界各国で起こるさまざまなゴルフニュースの中から、編集部が厳選して紹介していきます。
配信日時:2017年12月6日 22時00分
「この現実と戦わなくてはいけない。正直とても難しい」
米国男子プロゴルファーのモーガン・ホフマン(28歳)が、12月4日、アスリートとファンの架け橋となる場として作られたメディアサイト「ザ・プレーヤーズ・トリビューン」にて、自身が筋ジストロフィー(MD)であることを発表した。
「2016年11月にMDであることが発覚し、その後、これまでの数カ月にわたり最も過酷な日々を過ごした」
2011年に右胸筋の劣化に気づき、世界中のスペシャリストを探して助けを求めたという。計25人の医者にかかったが、5年もの間、理由が分からず悩み苦しんだ。
そして1年半前、ニューヨークの神経科医を訪れ血液検査を受けた。医者から結果の電話がきたのは6カ月後。電話の内容はほとんど頭に入らず、医者が最後に言った「治療法はない」という言葉だけ頭に残った。
「難病医学研究財団/難病情報センター」によると、筋ジストロフィーとは「骨格筋の壊死・再生を主病変とする遺伝性筋疾患の総称」であり、「多数の疾患が含まれるが、いずれも筋肉の機能に不可欠なタンパク質の設計図となる遺伝子に変異が生じたためにおきる病気」。
ホフマンの場合は「顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー」で、主に顔・胸・腕の筋肉が徐々に衰弱していく。進行がゆっくりのため、すぐに死に関わるわけではないが、「いつなにがあってもおかしくない」とのことだ。
「この記事をきっかけに、同じ病気に悩む人たちのためにも治療法が見つかってくれることを願っている」
小さいことからプロのアスリートになることが夢で、ホッケーや野球もやっていたが、ゴルフを一番魅力に感じ、プロになることを決めた。
「(病気になってしまったが)ボクは米国男子ツアーでの優勝を諦めない。他に同じ病気で悩んでいる人にも夢を諦めてほしくない」
家族、彼女、友達、大切な人たちの支えもあり、これまでの人生や今、生きていることの喜びを感じている。
「ボクは最強にラッキーだ」
記事ではホフマンが自分の人生をたっぷり振り返っている。英語のサイトだが、ぜひとも読んでほしい。
https://www.theplayerstribune.com/morgan-hoffmann-pga-tour/
by CHIE ANDO
米国男子プロゴルファーのモーガン・ホフマン(28歳)が、12月4日、アスリートとファンの架け橋となる場として作られたメディアサイト「ザ・プレーヤーズ・トリビューン」にて、自身が筋ジストロフィー(MD)であることを発表した。
「2016年11月にMDであることが発覚し、その後、これまでの数カ月にわたり最も過酷な日々を過ごした」
2011年に右胸筋の劣化に気づき、世界中のスペシャリストを探して助けを求めたという。計25人の医者にかかったが、5年もの間、理由が分からず悩み苦しんだ。
そして1年半前、ニューヨークの神経科医を訪れ血液検査を受けた。医者から結果の電話がきたのは6カ月後。電話の内容はほとんど頭に入らず、医者が最後に言った「治療法はない」という言葉だけ頭に残った。
「難病医学研究財団/難病情報センター」によると、筋ジストロフィーとは「骨格筋の壊死・再生を主病変とする遺伝性筋疾患の総称」であり、「多数の疾患が含まれるが、いずれも筋肉の機能に不可欠なタンパク質の設計図となる遺伝子に変異が生じたためにおきる病気」。
ホフマンの場合は「顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー」で、主に顔・胸・腕の筋肉が徐々に衰弱していく。進行がゆっくりのため、すぐに死に関わるわけではないが、「いつなにがあってもおかしくない」とのことだ。
「この記事をきっかけに、同じ病気に悩む人たちのためにも治療法が見つかってくれることを願っている」
小さいことからプロのアスリートになることが夢で、ホッケーや野球もやっていたが、ゴルフを一番魅力に感じ、プロになることを決めた。
「(病気になってしまったが)ボクは米国男子ツアーでの優勝を諦めない。他に同じ病気で悩んでいる人にも夢を諦めてほしくない」
家族、彼女、友達、大切な人たちの支えもあり、これまでの人生や今、生きていることの喜びを感じている。
「ボクは最強にラッキーだ」
記事ではホフマンが自分の人生をたっぷり振り返っている。英語のサイトだが、ぜひとも読んでほしい。
https://www.theplayerstribune.com/morgan-hoffmann-pga-tour/
by CHIE ANDO