Case2 バックスイングで腰が痛む人
ラウンド前日に練習したら腰がズキン! その痛みを翌日に持ち越さないためには、ストレッチで筋肉をほぐしておくことが有効です。とはいえ、やみくもに腰を伸ばしても、腰痛の原因になっている筋肉を伸ばせないこともあります。どの筋肉を伸ばせばいいのかを知るには、ゴルフ中のどの動きで痛みが出るのかを再確認。「この動きをすると痛い」=「その動きで使う筋肉がこっている」と分かるので、ピンポイントに筋肉の緊張をほぐしていけるのです。
配信日時:2018年2月18日 23時00分
バックスイングで腰やワキ腹が痛む人
バックスイングでは
2種類の腹斜筋を伸び縮みさせている
バックスイングの動きで腰痛を感じる人は、「腹斜筋」という筋肉が硬くなっていると考えられます。バックスイングでの痛みを恐れてトップが浅くなったり、打ち急いでしまえばミスショットの原因にもなりかねません。ラウンド前日に腹斜筋をストレッチして、ほぐしておきましょう。
トップスイングにかけて体を捻転していくとき、ワキ腹付近にある腹斜筋という筋肉が伸び縮みします。腹斜筋には深部に「内腹斜筋」が、表層に「外腹斜筋」があり、内腹斜筋は外側へ向かって斜め下に、外腹斜筋は内側へ向かって斜め下に、それぞれ反対方向へ筋繊維が走っているのが特徴です。
バックスイングする際は、右サイドの外腹斜筋は縮み、内腹斜筋は伸びることになりますが、腹斜筋が硬ければ伸びることも縮むこともままならず、それが腰痛の一因となる可能性があります。内腹斜筋、外腹斜筋の両方にアプローチするストレッチで、スムーズにバックスイングできるようになります。
2種類の腹斜筋を伸び縮みさせている
バックスイングの動きで腰痛を感じる人は、「腹斜筋」という筋肉が硬くなっていると考えられます。バックスイングでの痛みを恐れてトップが浅くなったり、打ち急いでしまえばミスショットの原因にもなりかねません。ラウンド前日に腹斜筋をストレッチして、ほぐしておきましょう。
トップスイングにかけて体を捻転していくとき、ワキ腹付近にある腹斜筋という筋肉が伸び縮みします。腹斜筋には深部に「内腹斜筋」が、表層に「外腹斜筋」があり、内腹斜筋は外側へ向かって斜め下に、外腹斜筋は内側へ向かって斜め下に、それぞれ反対方向へ筋繊維が走っているのが特徴です。
バックスイングする際は、右サイドの外腹斜筋は縮み、内腹斜筋は伸びることになりますが、腹斜筋が硬ければ伸びることも縮むこともままならず、それが腰痛の一因となる可能性があります。内腹斜筋、外腹斜筋の両方にアプローチするストレッチで、スムーズにバックスイングできるようになります。
バックスイングで腰が痛い人の腹斜筋ストレッチ
1 仰向けに寝る
リラックスした状態で、両手、両足を伸ばしたままあおむけに寝る
2 右ヒザを曲げて右足を持ち上げる
右ヒザを曲げ、右足を床から持ち上げる。同時に、右腕を上へ伸ばす
3 右ヒザを左に倒し床につける
右ヒザを曲げたまま左へ倒し、床につける。このとき右肩が浮いてしまわないように注意。右のワキ腹に伸びを感じながら10秒間キープしたら、左右を替えて同様に左サイドをストレッチする
※ストレッチの注意点
・写真と同じポーズになれなくても、指示通りの秒数ポーズを取れなくても構いません。できる範囲で無理をしないこと。
・息を止めてストレッチすると筋肉がかえって硬くなります。ストレッチ中、呼吸は止めないこと。
・勢いをつけてポーズを取るのはなく、ゆっくりと体を動かしましょう。
・息を止めてストレッチすると筋肉がかえって硬くなります。ストレッチ中、呼吸は止めないこと。
・勢いをつけてポーズを取るのはなく、ゆっくりと体を動かしましょう。