Case3 フィニッシュで腰が痛む人
ラウンド前日に練習したら腰がズキン! その痛みを翌日に持ち越さないためには、ストレッチで筋肉をほぐしておくことが有効です。とはいえ、やみくもに腰を伸ばしても、腰痛の原因になっている筋肉を伸ばせないこともあります。どの筋肉を伸ばせばいいのかを知るには、ゴルフ中のどの動きで痛みが出るのかを再確認。「この動きをすると痛い」=「その動きで使う筋肉がこっている」と分かるので、ピンポイントに筋肉の緊張をほぐしていけるのです。
配信日時:2018年3月18日 23時00分
目次 / index
腰が痛くてフィニッシュが取れない人
背中の筋肉が硬いと
背筋を伸ばして腰を反れない
腰が痛くてフィニッシュをキレイに取れない人は、インパクトで当てて終わりのスイングや横振りスイングになりがちで、球が曲がるリスクも高くなっています。プロのように胸を張った高く大きなフィニッシュが理想ですが、「大きくフィニッシュを取ろうとすると腰が悲鳴を上げる」という人もいるでしょう。腰痛のためにフィニッシュを大きく取れない人は、背骨に沿ってタテに走っている「脊柱起立筋」、腰の中央部にある「腰方形筋」が硬くなっている可能性があります。
フィニッシュをとるには腰を反り、胸を大きく張る必要があります。そのために、背中にある脊柱起立筋と腰にある腰方形筋が収縮しなくてはなりません。これらの筋肉が硬いと縮むことができず、背筋を伸ばそうとすると腰に痛みを感じます。
高齢者の方で腰が丸まっている人も、背中や腰の筋肉が収縮できなくなっていると考えられます。ピンと背筋の伸びた若々しい姿勢のためにも、脊柱起立筋と腰方形筋をしなやかに保つことは必須。
ちなみに、筋肉は伸ばすことで縮まりやすくなるという性質を持っています。背筋と腰を伸ばすストレッチで、大きなフィニッシュを目指しましょう。
背筋を伸ばして腰を反れない
腰が痛くてフィニッシュをキレイに取れない人は、インパクトで当てて終わりのスイングや横振りスイングになりがちで、球が曲がるリスクも高くなっています。プロのように胸を張った高く大きなフィニッシュが理想ですが、「大きくフィニッシュを取ろうとすると腰が悲鳴を上げる」という人もいるでしょう。腰痛のためにフィニッシュを大きく取れない人は、背骨に沿ってタテに走っている「脊柱起立筋」、腰の中央部にある「腰方形筋」が硬くなっている可能性があります。
フィニッシュをとるには腰を反り、胸を大きく張る必要があります。そのために、背中にある脊柱起立筋と腰にある腰方形筋が収縮しなくてはなりません。これらの筋肉が硬いと縮むことができず、背筋を伸ばそうとすると腰に痛みを感じます。
高齢者の方で腰が丸まっている人も、背中や腰の筋肉が収縮できなくなっていると考えられます。ピンと背筋の伸びた若々しい姿勢のためにも、脊柱起立筋と腰方形筋をしなやかに保つことは必須。
ちなみに、筋肉は伸ばすことで縮まりやすくなるという性質を持っています。背筋と腰を伸ばすストレッチで、大きなフィニッシュを目指しましょう。
フィニッシュが取れない人の脊柱起立筋・腰方形筋ストレッチ
1 正座する
正座します。硬い床の上で足が痛くなるようなら、カーペットやクッションなどを下に敷き、その上に座るようにします
2 腕を伸ばして上体を前に倒す
手をできるだけ遠くについて、上体を前傾させる。このとき背筋から腰が伸びていることを感じます。このままの姿勢で10秒キープ
3 角度を変えながら背筋と腰を伸ばす
1 / 2
正座のまま、上体を左右にズラしていく
少しずつ手をつく位置を左右にズラし、それぞれの位置で前傾姿勢を10秒キープします。手をつく位置を変えて角度を変えることで、背中全体をまんべんなくストレッチすることができる
※ストレッチの注意点
・写真と同じポーズになれなくても、指示通りの秒数ポーズを取れなくても構いません。できる範囲で無理をしないこと。
・息を止めてストレッチすると筋肉がかえって硬くなります。ストレッチ中、呼吸は止めないこと。
・勢いをつけてポーズを取るのはなく、ゆっくりと体を動かしましょう。
・息を止めてストレッチすると筋肉がかえって硬くなります。ストレッチ中、呼吸は止めないこと。
・勢いをつけてポーズを取るのはなく、ゆっくりと体を動かしましょう。