ギアに頼っても限界がくる!<br>2018年は自分のパワーで飛距離アップを目指そう!
今年はギアだけに頼らず、体に変化を起こして飛距離アップを目指しませんか?
配信日時:2018年3月12日 09時45分
クラブやボールなどギアの性能が上がり、飛距離が伸びることをうたった商品も多く存在する昨今。それでも満足せず、多くのゴルファーが一番の課題としてあげるのは飛距離アップ。何ヤードでも先にいきたい、というのがゴルファーのホンネですよね。ギアを使って飛距離を伸ばすのはもちろん、飛ばせる体になることも大事!
そこで、今回から飛距離アップのための体づくりコラムをスタート。すぐにできるものから少しハードなもの、さらには腰痛やひざの痛みを抱える人たち向けなど、さまざまなアイデアを紹介します。2018年こそ自分の体に変化を起こし、さらに飛距離を伸ばしましょう!
そこで、今回から飛距離アップのための体づくりコラムをスタート。すぐにできるものから少しハードなもの、さらには腰痛やひざの痛みを抱える人たち向けなど、さまざまなアイデアを紹介します。2018年こそ自分の体に変化を起こし、さらに飛距離を伸ばしましょう!
ギアに頼らず飛距離アップするためには、何が大事なの?
飛距離を伸ばすにはどんな過酷な筋トレが必要なの? と不安なアナタ。安心してください。ズバリ、飛距離アップには「下半身を固定して上半身をねじり、その反動を無駄なくインパクトまでにパワーへ変えること」が大事です。
しかし、頭で分かっていてもできない人がほとんど。なぜなら人間は二足歩行なので体をねじらなくても前に進むことができ、日常生活でねじる動きがないためです。意識しないと正しいねじりはできないわけであり、それをトレーニングによって養うことが大事です。
では、体のねじりをパワーに変えるスイングとは? 世界で活躍している松山英樹のスイングを見てみましょう。
しかし、頭で分かっていてもできない人がほとんど。なぜなら人間は二足歩行なので体をねじらなくても前に進むことができ、日常生活でねじる動きがないためです。意識しないと正しいねじりはできないわけであり、それをトレーニングによって養うことが大事です。
では、体のねじりをパワーに変えるスイングとは? 世界で活躍している松山英樹のスイングを見てみましょう。
ここがアマチュアと違う!松山英樹は回転ではなく捻転の反動を使って飛距離を伸ばしていた!
アドレス
テークバックは右太股で壁を作り、下半身はねじらず固定する。
下半身を固定しながら上半身は背筋を使ってねじっていく。下半身と上半身の間にねじれができる。
上半身を90度以上ねじったところでトップを迎える。
ここがアマチュアと違う! ⇒アマチュアゴルファーの多くは肩甲骨が硬いのでうまくねじれず、トップの位置が低い。さらに体の軸がブレて上半身をねじるタイミングで下半身も一緒に動いてしまう。
ここがアマチュアと違う! ⇒アマチュアゴルファーの多くは肩甲骨が硬いのでうまくねじれず、トップの位置が低い。さらに体の軸がブレて上半身をねじるタイミングで下半身も一緒に動いてしまう。
上半身と下半身の捻転差を使って、下半身からボールを打ちにいく。ためていたエネルギーを解放し、反動をつけてインパクトに向かう。
肩甲骨の可動域が広いので腕はリキまず、アウトサイドインではなく、テークバック時と同じインサイドインの軌道でインパクトまで持っていくことができる。
体の軸がブレていないので、上半身と下半身の捻転差によってできたパワーを無駄なくボールに向かわせることできる。
フィニッシュ
松山英樹は下半身強化をしたことで、右太股(ふともも)で壁をつくり下半身を固定することができています。一方、上半身は背筋を使って90度以上ねじり、上半身と下半身の捻転差を解放する反動を使って、上手にボールを飛ばすパワーへ変えています。
多くのアマチュアゴルファーは松山よりも筋肉がありません。それは仕方がないことですが、それ以上に問題なのは肩甲骨が硬いことであり、それによって上半身をねじって飛距離を伸ばすパワーを作ることができていないのです。さらに上半身をねじった時に体の軸を固定することができず、下半身も一緒に動いてしまう。この2つが飛距離が伸びない最大の原因です。
アマチュアゴルファーは筋肉をつける前に、肩甲骨を柔らかくすることとブレない体の軸を作るべきなのです!!
そのためにはどのようなトレーニングをすればいいのか、次週お伝えしますね。
多くのアマチュアゴルファーは松山よりも筋肉がありません。それは仕方がないことですが、それ以上に問題なのは肩甲骨が硬いことであり、それによって上半身をねじって飛距離を伸ばすパワーを作ることができていないのです。さらに上半身をねじった時に体の軸を固定することができず、下半身も一緒に動いてしまう。この2つが飛距離が伸びない最大の原因です。
アマチュアゴルファーは筋肉をつける前に、肩甲骨を柔らかくすることとブレない体の軸を作るべきなのです!!
そのためにはどのようなトレーニングをすればいいのか、次週お伝えしますね。
取材協力
【キックボクシンジム BungelingBay恵比寿】
恵比寿にあるキックボクシングジム。豊富なクラストレーニングに加え、またパーソナルトレーニングが高い人気を誇り、多くの著名人が通う大人気キックボクシングジム。
トレーナー
恵比寿にあるキックボクシングジム。豊富なクラストレーニングに加え、またパーソナルトレーニングが高い人気を誇り、多くの著名人が通う大人気キックボクシングジム。
トレーナー
増木 克存(ますき よしのり)
パーソナルトレーナーとして、アスリートをはじめ、多くのモデル、芸能人のフィジカルトレーニングを担当している。その一方で、幼児〜80歳以上の方までと幅広い層の方々の身体能力向上、健康増進、機能改善(腰痛・肩こり・膝痛など)やボディメイキングなど、様々なニーズに応じてフィジカルトレーニングを行っている。
パーソナルトレーナーとして、アスリートをはじめ、多くのモデル、芸能人のフィジカルトレーニングを担当している。その一方で、幼児〜80歳以上の方までと幅広い層の方々の身体能力向上、健康増進、機能改善(腰痛・肩こり・膝痛など)やボディメイキングなど、様々なニーズに応じてフィジカルトレーニングを行っている。
寒川 直喜(さむかわ なおき)
選手会会長兼トレーナー。M-1ライトヘビー級王者、J-NETWORK ミドル級王者、初代WKOライトヘビー級王者と数々の実績を持つ。2007年からBungelingBay恵比寿の専属トレーナーとして活動。 脚痩せ、ヒップアップなどの女性の身体作りを中心に、月に150本以上のセッションを受け持ち、女性の身体作りに特化したメソッド を提供している。
選手会会長兼トレーナー。M-1ライトヘビー級王者、J-NETWORK ミドル級王者、初代WKOライトヘビー級王者と数々の実績を持つ。2007年からBungelingBay恵比寿の専属トレーナーとして活動。 脚痩せ、ヒップアップなどの女性の身体作りを中心に、月に150本以上のセッションを受け持ち、女性の身体作りに特化した
阿佐美 ザウルス(あさみ ざうるす)
元格闘家。現役時代、タイへ修行に行った際にタイ古式マッサージに魅了され、現役選手ながらタイマッサージ店『オーガニック広尾』をオープン。さらに引退後にはバストアップ、ヒップアップなど美姿勢矯正に特化した恵比寿にあるサロン、「Bungeling Bay Beauty」の代表をBungelingBayのインストラクターとして活躍しつつ務めている。
元格闘家。現役時代、タイへ修行に行った際にタイ古式マッサージに魅了され、現役選手ながらタイマッサージ店『オーガニック広尾』をオープン。さらに引退後にはバストアップ、ヒップアップなど美姿勢矯正に特化した恵比寿にあるサロン、「Bungeling Bay Beauty」の代表をBungelingBayのインストラクターとして活躍しつつ務めている。