ゴルフシューズここまでメンテナンス【ラウンド後は忘れずに】
確かにゴルフから帰ったあとで、メンテナンスするのは面倒だけれど、ひと手間かければ長持ちするし、プレーするときのモチベーションもあがるはず。
配信日時:2018年3月13日 22時00分
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ロッカールームでゴルフシューズに
はきかえたとき、気分がアガるように
アナタのゴルフシューズはゴルフから帰ったあと、シューズケースに入れっぱなしで、次のラウンドまで放置されていませんか? グリップやら安定性やら厳しい注文に応えながら、アフターケアがスルーでは、ゴルフシューズもお気の毒。そこでもっともユーザーが多いと思われる人工皮革のゴルフシューズのメンテナンスを紹介します。
まずラウンドが終わったらエアガンで泥や汚れをしっかりと落とす、これはみなさん、しっかりやっていますよね。このあとひと手間、ふた手間かけたいところです。
人工皮革であれば、簡単な汚れは布を湿らせて水拭きすればきれいになります。それでも落ちないときは、シューズを湿らせて、中性洗剤やシューシャンプーで汚れを落とします。
このあとしっかりと乾燥して、靴のカラーに合わせてシュークリームを塗っておく。保管するときにはシューキーパーを入れておけばOK。ただしシューキーパーは3日〜1週間程度。シューキーパーを長期間入れたまま保管すると、シューキーパーの型がついてしまいます。
靴箱に入れるなら除湿剤を、別な場所で保管するなら、直射日光が当たらず、湿気が少ない広いスペースが適当です。
あと意外に効果的なのがメラミンスポンジ(激落ちくんとか)。研磨することになるので強くこするのは禁物ですが、アッパーの白や、コバの白い厚み部分などかなり鮮やかによみがえります。ただし色がついている部分は色がはげる可能性があるので、まずは目立たないところをなでるように試してから。
もし1日コースで雨に降られたら、これはしっかりとしたケアが必要になります。
まずは布で表面の水分を拭き取り、シューズの中に布や新聞紙を詰めて、内側の水分をしっかりととります。詰めものが濡れてきたら、また同じ作業を繰り返します。詰めものが濡れないようになったとしても、そこで完了ではありません。しっかりと乾燥させる目安は、風通しがいい日陰で丸1日、風通しに恵まれなければ2日は見ておきたいところ。
「雨のあとや、中性洗剤などによるクリーニング後の、乾燥というプロセスが、靴を長持ちさせるためには重要」と語るのが、アクシネット ジャパン インクのフットジョイ担当者氏。これからの季節、高温多湿な環境がゴルフシューズの劣化につながるという。乾燥のプロセスは念入りに。
それからスイングなどの動作でシューズのアッパーについてしまうシワ。気になるゴルファーも多いはず。これにはシューズの形状を保つためのシューキーパーを入れておくことが対処法。けれど一度しっかり刻まれたシワは目立たなくはなっても、完全には元に戻らないというのが現状らしい。
そしてここまでのセルフメンテナンス以上に、ゴルフシューズが生まれ変わるワザがあるという。それは…。
人工皮革であれば、簡単な汚れは布を湿らせて水拭きすればきれいになります。それでも落ちないときは、シューズを湿らせて、中性洗剤やシューシャンプーで汚れを落とします。
このあとしっかりと乾燥して、靴のカラーに合わせてシュークリームを塗っておく。保管するときにはシューキーパーを入れておけばOK。ただしシューキーパーは3日〜1週間程度。シューキーパーを長期間入れたまま保管すると、シューキーパーの型がついてしまいます。
靴箱に入れるなら除湿剤を、別な場所で保管するなら、直射日光が当たらず、湿気が少ない広いスペースが適当です。
あと意外に効果的なのがメラミンスポンジ(激落ちくんとか)。研磨することになるので強くこするのは禁物ですが、アッパーの白や、コバの白い厚み部分などかなり鮮やかによみがえります。ただし色がついている部分は色がはげる可能性があるので、まずは目立たないところをなでるように試してから。
もし1日コースで雨に降られたら、これはしっかりとしたケアが必要になります。
まずは布で表面の水分を拭き取り、シューズの中に布や新聞紙を詰めて、内側の水分をしっかりととります。詰めものが濡れてきたら、また同じ作業を繰り返します。詰めものが濡れないようになったとしても、そこで完了ではありません。しっかりと乾燥させる目安は、風通しがいい日陰で丸1日、風通しに恵まれなければ2日は見ておきたいところ。
「雨のあとや、中性洗剤などによるクリーニング後の、乾燥というプロセスが、靴を長持ちさせるためには重要」と語るのが、アクシネット ジャパン インクのフットジョイ担当者氏。これからの季節、高温多湿な環境がゴルフシューズの劣化につながるという。乾燥のプロセスは念入りに。
それからスイングなどの動作でシューズのアッパーについてしまうシワ。気になるゴルファーも多いはず。これにはシューズの形状を保つためのシューキーパーを入れておくことが対処法。けれど一度しっかり刻まれたシワは目立たなくはなっても、完全には元に戻らないというのが現状らしい。
そしてここまでのセルフメンテナンス以上に、ゴルフシューズが生まれ変わるワザがあるという。それは…。
プロの丸洗いのワザでくたびれた
ゴルフシューズは生き返る
とはいえ、自宅に戻ってから疲れているところで、しっかりとメンテナンスをするのは面倒という気持ち、わかります。
ならばプロの手に任せて丸洗いというのはどうですか? さっそく全国で靴やバッグの修理、クリーニングを手がける「靴専科」でゴルフシューズの丸洗いを体験してみました。
汚れたまま長らく放置されていたゴルフシューズは果たしてよみがえるのか? 靴紐を外されたゴルフシューズは今まで気がつかなかったベロの部分までかなりの汚れっぷり。
さっそくコースに置かれたエアガンのようなノズルから高圧の水と洗剤が拭きつけられていく。用いられる水はオゾン水。塩素の7倍もの除菌、消臭効果があるそう。シューズの素材に合わせた洗剤を使用し、汚れを落としていく。機械を用いて、大量の水を使う作業は、自宅の浴室や洗面所の片隅で行う家事っぽさはまったくなく、その仕上がりに期待が高まるばかり。
細部はブラシで丁寧にクリーニング。さらにオゾンを発生させながらの乾燥は、素材が硬くならないように高温は避けて行われる。このあと仕上げとしてキズや色やけ部分を靴の色に合わせて補色していく。
ならばプロの手に任せて丸洗いというのはどうですか? さっそく全国で靴やバッグの修理、クリーニングを手がける「靴専科」でゴルフシューズの丸洗いを体験してみました。
汚れたまま長らく放置されていたゴルフシューズは果たしてよみがえるのか? 靴紐を外されたゴルフシューズは今まで気がつかなかったベロの部分までかなりの汚れっぷり。
さっそくコースに置かれたエアガンのようなノズルから高圧の水と洗剤が拭きつけられていく。用いられる水はオゾン水。塩素の7倍もの除菌、消臭効果があるそう。シューズの素材に合わせた洗剤を使用し、汚れを落としていく。機械を用いて、大量の水を使う作業は、自宅の浴室や洗面所の片隅で行う家事っぽさはまったくなく、その仕上がりに期待が高まるばかり。
細部はブラシで丁寧にクリーニング。さらにオゾンを発生させながらの乾燥は、素材が硬くならないように高温は避けて行われる。このあと仕上げとしてキズや色やけ部分を靴の色に合わせて補色していく。
「汚れをとるだけでなく、汗などによる靴のニオイまで押さえて、色を入れることで傷まで目立たないようにできる、丸洗いのメリットですね」と語るのは「靴専科」の赤澤さん。
見事なまでに生まれ変わったシューズ。これならラウンドへのモチベーションも上がるというもの。
気になる価格は洗いのみのエコノミーで2,500円(税抜き)、部分的な補色を加えたデラックスで4,500円(税抜き)、トータルに補色を加えたスペシャルで5,900円(税抜き)。預かり期間は目安としてエコノミーで中2日、デラックス、スペシャルで1週間程度だ。
見事なまでに生まれ変わったシューズ。これならラウンドへのモチベーションも上がるというもの。
気になる価格は洗いのみのエコノミーで2,500円(税抜き)、部分的な補色を加えたデラックスで4,500円(税抜き)、トータルに補色を加えたスペシャルで5,900円(税抜き)。預かり期間は目安としてエコノミーで中2日、デラックス、スペシャルで1週間程度だ。
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丸洗い前は泥が残った汚れやシワも目立つ
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