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    キャディバッグここまでメンテナンス【ラウンド後は忘れずに】

    確かにゴルフから帰ったあとで、メンテナンスするのは面倒だけれど、ひと手間かければ長持ちするし、プレーするときのモチベーションもあがるはず。

    配信日時:2018年3月19日 22時00分

    • ゴルフライフ
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    クラブを収納するという大切な役割を担っているわりには、あまり注意の行き届かないことが多いキャディバッグ。今回はそんなキャディバッグのメンテナンスについて紹介します。取り上げるのはレザーとか帆布など、きっちりとメンテナンスする前提で入手するこだわりの素材ではなく、一般的にもっとも流通している合成皮革のものを取り上げます。
    画像/ゲッティイメージ

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    外側、内側ともセルフメンテナンスで
    気持ちよく使える

    合成皮革は多くの場合、素材はPU、PVCに分かれています。商品タグには書かれていますが、その違いを見分けるのはシロウトには難しい。それぞれの特徴から見ると、PUのほうが軽量で柔らかく、PVCはやや重めで、表面が硬く感じます。あと表面に光沢をもたせた、シールが張られたようなエナメル加工のタイプも増えています。PUを例にとると素材としてできあがってから(キャディバッグを使いはじめてからではなく)2〜3年で、劣化がはじまり、表面がベタつきだし、やがてボロボロしはじめる。だからこそ長持ちさせるためにはメンテナンスは欠かせません。

    キャディバッグの大手卸メーカーにメンテナンスのノウハウを聞いてみました。

    ゴルフショップで売られている合成皮革用のクリーナーを使うのがいいのですが、それが面倒なら、水で薄めた中性洗剤を、タオルに浸して、しぼってからこすれば、ある程度の汚れはきれいになります。ただ最初にキャディバッグの隅、目立たないところでお試しをすること。製品によっては色が落ちることもあるので。ふき取り終わったら乾拭きをしておく。土や芝による汚れなら、1〜2週間経過したあとでもきれいになります。また表面がツルっとしているのではなく、繊維状になっているタイプは、繊維の中に汚れが入り込んでしまったら、もうお手上げですね。あと素材の特性上、シンナーやベンジン、アルコールを使うのは素材を傷めたり、色落ちにつながるのでNGです。

    見落としがちなキャディバッグの内側もかなり汚れています。まずはひっくり返して、たまったゴミを出し、長い棒の先や使わなくなったクラブのグリップに布を巻きつけて汚れを拭きとる。最後にポケットの中と合わせてファブリースなどを吹きつけておけば、ニオイにもケアもできます。

    大きいからと邪険に扱わないで
    キャディバッグが喜ぶ居場所

    メンテナンスしたあとキャディバッグの置き場所は? クルマのトランクの中に入れ放しがいいわけがないことは、みなさんもご承知のとおりですね。とはいえかさばるため家の中では厄介もの扱いされがちです。キャディバッグのためには、直射日光が当たる窓の近くや、湿気が多い浴室や洗面所の近くは、素材の劣化が進むので避けてほしい。リビングなど広い部屋の窓際ではない隅などがベターです。

    それとよく尋ねられるのが、購入直後、フードに入っている深いシワ。これはエナメル加工や繊維状のタイプは除き、ドライヤーやファッションスチーマーの風を遠めからあてることで、ある程度までは伸ばすことができます。あと宅配便で送るときには業者のビニールケースだけでなく、トラベルカバーをきちんとつけること。クルマの相乗りで出かけるときの、トランクへの積み込みは大きくて重そうなキャディバッグを下に積み込むこと。こういったこともキャディバッグのメンテナンスとしては忘れないでほしいです。
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    ゴルフギア・グッズのメンテナンス

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