今回のテーマは「100叩きの選手がツアー大会に出場･･･アリ？ナシ？」

※アンケート回答期間
2月12日〜2月19日。回答者414人、コメント数34件。


結果は以下のようになりました。

100叩きの選手がツアー大会に出場･･･アリ？ナシ？
出場はナシ…70％

出場はアリ…30％


⇒詳しいアンケート結果はこちらから

100叩き事件が起こったのは、PGAツアーの下部ツアーであるウェブドットコムツアー。コロンビアで2月8日〜11日に開催された「コロンビア選手権」で、スポンサー推薦枠で出場した地元アマチュアのジュリオ・ベル選手が、2日目が終わった時点で首位と65打差となり、失格扱いとなりました。

渦中の人物、ベルは元ボクサーの52歳。わずか5年前にゴルフを始めたばかりのアマチュアゴルファー。彼の2日間の内容をみてみると、初日のスコアが「93」、2日目が「105」。プロの試合に出られるレベルとは言い難いスコアですね……。

この事件、世界中のゴルフファンの間で「地元の選手だからってレベルが違うのに特別扱いしすぎでは？」「ゴルフで生計を立てているプロゴルファーに失礼」など多くの批判的な意見が聞かれました。

何でもアンケートの結果でも「出場はナシ」と回答したユーザーが、全体の7割と大半を占めましたね。

「出場はナシ」派からは厳しい意見が多く聞かれました。聞かれた理由は大きく分けて、二つ。

一つ目は「他のプレーヤー、特に同組の選手に失礼だから」。
全体的に競技の進行が遅れることになりますが、特に同組にレベルがまったく異なる選手がいると、普段よりもプレー時間が長くなり、リズムが崩れてスコアに影響が出てしまうのではないかと懸念する声が多く聞かれました。さらに、試合に出て生計を立てているプロゴルファーの枠を、推薦枠であまりにレベルが違うゴルファーにあてるのは他のプロゴルファーに失礼では？　という意見も上がりました。

二つ目は「ファンはプロの高いクオリティーを求めているから楽しみが半減する」。ファンがプロゴルファーの試合に求めるのことは人それぞれですが、プロの大会である以上、「プロの技」を見にきているのは当然でしょう。自分たちと同じようなスコアを叩いている人のゴルフは、ツアー会場では見たくないですよね……。

「出場はアリ」と答えた人たちからは、「主催者推薦、つまりスポンサーがお金を出してくれて成り立っている大会なのだからアリ」というコメントがいくつかありました。確かに大会側が出場を認めたのだから、外野がとやかくいうことではないのかもしれませんね。

他にも「上手な選手との違いを見てみたい」や「もし出場のお誘いがきたのなら断る必要はないのでは？」など、さまざまな意見が聞かれました。

・（出場はアリ）男は恥をかいて成長する！
・（出場はアリ）スコアじゃなくてやる気を見せて！
・（出場はナシ）やはりプロのトーナメントは実力伯仲のプレーをファンは期待しているので、 出場はナシだと思います。
・（出場はナシ）本人のハートが強い！
・（出場はナシ）他の選手のリズムを崩してしまうのでは？応援したい気持ちはありますが……。

では次回もお楽しみに〜。
現在、受付中のアンケートに答えてプレゼントを当てよう！

Text by Maaya Yamada