グローブ&サングラス ここまでメンテナンス【ラウンド後は忘れずに】
確かにゴルフから帰ったあとで、メンテナンスするのは面倒だけれど、ひと手間かければ長持ちするし、プレーするときのモチベーションもあがるはず。
配信日時:2018年4月11日 21時00分
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いつも新品というわけにはいかないから
やはり汚れが気になるグローブ
グローブには消耗品的な側面もありますが、実際にはプロのように、頻繁に取り替えるわけにもなかなかいきません。であればやはりメンテナンスが必要になってきます。
そもそも洗えないとされている天然皮革のグローブ。ところがジャブジャブ洗ってしまっても大丈夫、という話を耳にすることがあります。これができれば次のラウンドにも気持ちよく臨めそうですが…。フットジョイのグローブを取り扱うアクシネット ジャパン インクに聞いてみました。
「グローブに使われる本革は素材に特殊な加工がされていますが、天然素材ですので、わずかな水分と脂分が革の繊維の中に残っています。革は吸湿、放湿に優れているので、洗うことで過剰な水分を含み、乾燥によって水分とともに脂分も抜けてしまい、革の繊維が密着してしまいます。これが革をゴワゴワさせてしまう原因にもなるので、私たちは水洗いを薦めていません」とのこと。
洗わないのであれば天然皮革のグローブのメンテナンスはどうしたらいいでしょう? まずプレー後はグローブの元の形に伸ばしておくと、レザーの脂分が馴染んで、柔らかい状態をキープできます。汚れが気になるときは、わずかに湿らせた柔らかい布で、力を入れすぎないように落としていくこと。そしてタオルの上にグローブを置いて乾かします。乾いたあとに、しなやかを保つためにもう一度グローブを着用して手に馴染ませます。
人工皮革、合成皮革のグローブであれば洗っても大丈夫。30℃以下の水で中性洗剤を使って洗います。ただグローブの薄さを考えて、グリップの痕などの汚れを落とすときも、表面を傷つけないようにソフトなタッチで洗うことが大切です。乾燥は陰干しで。
「グローブに使われる本革は素材に特殊な加工がされていますが、天然素材ですので、わずかな水分と脂分が革の繊維の中に残っています。革は吸湿、放湿に優れているので、洗うことで過剰な水分を含み、乾燥によって水分とともに脂分も抜けてしまい、革の繊維が密着してしまいます。これが革をゴワゴワさせてしまう原因にもなるので、私たちは水洗いを薦めていません」とのこと。
洗わないのであれば天然皮革のグローブのメンテナンスはどうしたらいいでしょう? まずプレー後はグローブの元の形に伸ばしておくと、レザーの脂分が馴染んで、柔らかい状態をキープできます。汚れが気になるときは、わずかに湿らせた柔らかい布で、力を入れすぎないように落としていくこと。そしてタオルの上にグローブを置いて乾かします。乾いたあとに、しなやかを保つためにもう一度グローブを着用して手に馴染ませます。
人工皮革、合成皮革のグローブであれば洗っても大丈夫。30℃以下の水で中性洗剤を使って洗います。ただグローブの薄さを考えて、グリップの痕などの汚れを落とすときも、表面を傷つけないようにソフトなタッチで洗うことが大切です。乾燥は陰干しで。
次にメンテナンスを済ませたあとの保管の仕方。プレーのあとはキァディバッグに入れっ放しというわけにはいきません。高温多湿な場所は避けて、買ったときに、グローブが入っていたケースの中に伸ばした状態で入れておくと安心です。そのケースが残っていないときには頼りになるものがあります。グローブのトップブランドらしいフットジョイのラインナップには、スグレモノのグローブホルダーがあります。右側のメッシュ状になった部分の中に脱着テープでグローブを伸ばした状態で固定。さらにグローブの内側に乾燥剤であるシリカゲルの入った芯が入りこむ仕組みになっています。左側にはケースに入った状態でのグローブを収納することも可能。これならグローブをドライな状態で保管することができます。
クラブと体の接点にあるグローブ。だからベストなフィーリングを求めていろいろと試してみたり、決まったモデルしか使わないというゴルファーも多いのでは。そんなこだわりをメンテナンスにも向けてみるのもいいかもしれません。
クラブと体の接点にあるグローブ。だからベストなフィーリングを求めていろいろと試してみたり、決まったモデルしか使わないというゴルファーも多いのでは。そんなこだわりをメンテナンスにも向けてみるのもいいかもしれません。
サングラスはプレーのあとも
メンテナンスの手間いらず
これからの季節、存在感を増すのがサングラス。そのメンテナンスについて、オークリー(ミラリ ジャパン)に聞いてみました。
実はオークリーの場合、スポーツ向けサングラスはかなりタフな使用シーンを想定して、耐久性が高く作られています。ですから着用後のメンテナンスにもそれほど気を配る必要はありません。
実はオークリーの場合、スポーツ向けサングラスはかなりタフな使用シーンを想定して、耐久性が高く作られています。ですから着用後のメンテナンスにもそれほど気を配る必要はありません。
「ポイントはふたつ。フィット感を高めるために、サイドのテンプルや鼻にあたる部分につたゴム。ここを長持ちさせるために、プレー後に流水ですすぐことを心がけてください。汗の中の塩分がゴムの劣化につながります。もうひとつはレンズを拭くときには買ったときについてくる布を使うこと。ティッシュや使い捨ての眼鏡ふきは避けてください。特に使い捨ての眼鏡ふきにはアルコール分が含まれていることがあり、レンズに悪影響を及ぼします」
サングラスはレンズ自体が破損することがないように丈夫に作られていますし、プレー中に使用するのであれば、頭の形によってフィット感がゆるんでしまうことも、数年単位ではほとんどありません。ただレンズのコーティングがひび割れたり、キズが目立ちはじめたら買い替えのタイミングといえます。
サングラスはレンズ自体が破損することがないように丈夫に作られていますし、プレー中に使用するのであれば、頭の形によってフィット感がゆるんでしまうことも、数年単位ではほとんどありません。ただレンズのコーティングがひび割れたり、キズが目立ちはじめたら買い替えのタイミングといえます。
いくら丈夫とはいえ、サングラスをかけていないときにはきちんと収納したいもの。さすがにプロのように、かぶりもののツバに載せておくのは少し心もとないと思う向きも多いのでは。サングラスメーカーらしくオークリーでは、サングラスをソフトに包み込む収納専用のポケットがついたカートバッグを用意しています。コースに出るときは、これを活用するのもいいかもしれません。
お気に入りを長く使うためにも、ゴルフにかかる費用を押さえるためにも、賢いゴルファーはメンテナンスを心がけているはずです。
お気に入りを長く使うためにも、ゴルフにかかる費用を押さえるためにも、賢いゴルファーはメンテナンスを心がけているはずです。
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