ゴルファー版 アミノ酸サプリの頼り方1 ラウンドの疲れはこうして現れる【疲れない・疲れをためないサプリメント】
疲れちゃって…は、ミスショットの言い訳ではありません。もし、あのとき疲れていなければという後悔をする前に、アミノ酸サプリの助けを借りてみましょう。
配信日時:2018年4月24日 21時00分
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ゴルフが好きだから、あ〜疲れたで終わりますが、もしもほかのことをしてこれほど疲れるのなら、二の足を踏んでしまうかもしれません。この疲れを感じなければ、パフォーマンスも上がるだろうし、翌日のだるさに煩わされることもない。そんな疲れをコントロールしてくれる存在がアミノ酸です。顆粒、ゼリー、液体とさまざまな種類が出まわっていて、これをあてにしているゴルファーも少なくありません。そこでアミノ酸を通して、ゴルファーの疲れの予防と回復を考えてみます。
どうしてサプリに頼るのか
ゴルフで生じる疲れの素
お話をお聞きしたのは管理栄養士として、プロゴルファーをはじめ多くのスポーツ選手をサポートする川端理香さん。昨今のトップアスリート事情をこう話してくれます。「最近はサプリメントに頼らず、いい食事がいい体を作りあげるという考え方がトレンドです。ところがアミノ酸サプリだけは別。その疲労の予防・回復効果は信頼されています。種類が多すぎてどれを選んだらいいのかわからないといった相談は、プロゴルファーからもよく受けますよ」。なるほどトップアスリートでも、疲れにはアミノ酸という公式は成り立っているよう。ではゴルフの1日で感じる疲れの素はどこにあるのでしょうか?
●プレーそのもの
これは筋肉の中の細かな筋繊維が切れてしまうことから起こります。この切れてしまった筋繊維が破壊されたままで、回復しないと疲れを感じます。筋繊維は壊れるとやがて修復されて、よりよい筋繊維に生まれ変わります。そのサイクルを早めてくれるのがアミノ酸です。「プレーしているときばかりでなく、ただ歩くだけでも筋繊維は切れていきます。コースにはさまざまなアンジュレーションがあり、さらに運悪く土手を上り下りすることもありますから、筋繊維への負担は大きいですね。特に下り坂はダメージが大きいといわれています」。
これは筋肉の中の細かな筋繊維が切れてしまうことから起こります。この切れてしまった筋繊維が破壊されたままで、回復しないと疲れを感じます。筋繊維は壊れるとやがて修復されて、よりよい筋繊維に生まれ変わります。そのサイクルを早めてくれるのがアミノ酸です。「プレーしているときばかりでなく、ただ歩くだけでも筋繊維は切れていきます。コースにはさまざまなアンジュレーションがあり、さらに運悪く土手を上り下りすることもありますから、筋繊維への負担は大きいですね。特に下り坂はダメージが大きいといわれています」。
●天候
快晴、炎天下が疲れやすいのは、紫外線によるビタミンCの消耗によるもの。サングラスをかけたり、柑橘系のフルーツをあらかじめとっておくことも有効です。晴れていないときは、ビタミンDの不足から体が重かったり、だるさを感じます。ビタミンDは紫外線によって体内で生成されるので、天気がよくないと作ることができません。事前に鮭、卵、キノコなどでビタミンDを補っておくのもいいでしょう。
●寝不足
眠っている間に体内で分泌される成長ホルモンが疲れを回復してくれます。ですから睡眠不足や浅い眠りの場合、ゴルフ前日の疲れが残ってしまうことで、プレー中にさらに疲れがでやすくなります。
●クルマでの移動時間
コースまでの数時間、同じ姿勢でいることで血流が悪くなります。その結果、栄養が行きわたらず、同時に疲労物質がたまりやすい。さらにクルマの中で適度に水分をとらなければ代謝も上がらず、疲れにつながります。
●前の晩のアルコール
肝臓にストレスがかかると疲労を回復する能力が落ちます。慢性疲労の原因のひとつは肝機能の低下にあります。さらにプレー中、肝機能の数値が上がることからわかるように、肝臓は活発に活動します。ですから前の晩のお酒で肝臓に負担をかけるのは疲労の大きな原因となります。
●水分
これからの季節、水分補給は欠かせません。当然、飲まなければ疲れもでます。ただ飲みすぎて、たびたびトイレに駆け込むような状況だと、排尿により腎臓の動きが激しくなり疲れを呼び起こします。
●運動不足
筋繊維が切れることに慣れていない状況といえます。ですから筋繊維が切れることで受けるダメージが大きくなります。
残念ながら疲れの素がわかっても、日々ストレスフルな仕事を続ける身で、それらをクリアしてゴルフをすることはなかなかできそうにありません。であれば、疲れを予防し、回復を促すアミノ酸サプリの力を借りてラウンドすることは賢い選択かもしれません。
次回はアミノ酸をより効果的に活用する方法を教えてもらいます。
川端理香
管理栄養士 元日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ。プロゴルファーをはじめとして、多くのトップアスリートたちをサポートする。「アスリートを勝利に導く食事と栄養 究極のポイント50」<かんき出版>をはじめ著作物も多数。
快晴、炎天下が疲れやすいのは、紫外線によるビタミンCの消耗によるもの。サングラスをかけたり、柑橘系のフルーツをあらかじめとっておくことも有効です。晴れていないときは、ビタミンDの不足から体が重かったり、だるさを感じます。ビタミンDは紫外線によって体内で生成されるので、天気がよくないと作ることができません。事前に鮭、卵、キノコなどでビタミンDを補っておくのもいいでしょう。
●寝不足
眠っている間に体内で分泌される成長ホルモンが疲れを回復してくれます。ですから睡眠不足や浅い眠りの場合、ゴルフ前日の疲れが残ってしまうことで、プレー中にさらに疲れがでやすくなります。
●クルマでの移動時間
コースまでの数時間、同じ姿勢でいることで血流が悪くなります。その結果、栄養が行きわたらず、同時に疲労物質がたまりやすい。さらにクルマの中で適度に水分をとらなければ代謝も上がらず、疲れにつながります。
●前の晩のアルコール
肝臓にストレスがかかると疲労を回復する能力が落ちます。慢性疲労の原因のひとつは肝機能の低下にあります。さらにプレー中、肝機能の数値が上がることからわかるように、肝臓は活発に活動します。ですから前の晩のお酒で肝臓に負担をかけるのは疲労の大きな原因となります。
●水分
これからの季節、水分補給は欠かせません。当然、飲まなければ疲れもでます。ただ飲みすぎて、たびたびトイレに駆け込むような状況だと、排尿により腎臓の動きが激しくなり疲れを呼び起こします。
●運動不足
筋繊維が切れることに慣れていない状況といえます。ですから筋繊維が切れることで受けるダメージが大きくなります。
残念ながら疲れの素がわかっても、日々ストレスフルな仕事を続ける身で、それらをクリアしてゴルフをすることはなかなかできそうにありません。であれば、疲れを予防し、回復を促すアミノ酸サプリの力を借りてラウンドすることは賢い選択かもしれません。
次回はアミノ酸をより効果的に活用する方法を教えてもらいます。
川端理香
管理栄養士 元日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ。プロゴルファーをはじめとして、多くのトップアスリートたちをサポートする。「アスリートを勝利に導く食事と栄養 究極のポイント50」<かんき出版>をはじめ著作物も多数。
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