カーシェアゴルファーのゴルフの1日とは【大都市在住ゴルファーへの新提案】

大都市やその周辺ではあたり前になりつつあるカーシェア。もちろんゴルフライフにもしっかりと活用できる。

配信日時：2018年4月26日 21時00分

ゴルフライフ

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ポジティブな選択として自家用車ではなく
カーシェアをゴルフライフの足に

コースに出かけるとき、打ちっぱなしへ練習に行くとき、クルマは欠かせません。ギアとは別な意味でゴルファーにとっては必需品といえます。ところが、この必需品であるクルマを保有するにはずいぶんとコストがかかります。クルマの購入費用、駐車場代、保険料、ガソリン代などなど、冷静になって計算すると、かなりの金額になるはずです。

さらに大都市圏に住むゴルファーであれば、駐車場代とか、かなり割高になるコストもあります。クルマ以外の交通網が充実していて、自家用車の維持費が割高となる、大都市型ゴルファーにとって、カーシェアを利用したゴルフライフは新たな選択肢になるかもしれません。

住まいが大都市圏なら、近所にカーシェアの看板やのぼり旗のたったパーキングが増えていることに気づいているのでは。カーシェア大手であるタイムズカープラス、オリックスカーシェアとも、会員数、カーシェア用の車両台数は右肩上がりで増加しています。確かにシェアリングエコノミーという言葉がもてはやされるように、時代の趨勢という部分もありますし、実際にわかりやすくコストダウンにつながるというメリットもあります。

では、自家用車がゴルフライフの足となっている人にとって、カーシェアの人気をこのようにとらえていませんか？利用者の中心は若い世代や女性、所得から考えて自家用車の購入が厳しい層。自家用車は無駄だからガマンしなくては、というややマイナスなイメージはありませんか？

先の大手2社の会員データを分析すると、会員の男女構成は男性が75％強、年齢構成では40代以上が50％強（ともにタイムズカープラス）、さらに会員の平均年収は800万円強（オリックスカーシェア）となっています。

こうして見ると、カーシェアは必ずしも「生活の守り」の選択というわけではありません。ライフスタイルをポジティブにシフトチェンジするために用いられているのです。もしもゴルフが好きなのであれば、そのために賢くお金を使う。

たとえば気になるドライバーを躊躇なく買うために、もっとグレードの高いコースでラウンドする回数を増やすために、ゴルファーはカーシェアを選択するのではないでしょうか。

カーシェア愛用ゴルファーたちの
快適なゴルフライフとは

染雄大さん（27歳）／ゴルフ歴4年。コースに出かけるのは月に1回くらい。ベストスコアは98。ミズノのクラブがお気に入り。右隣は一緒に出かけた父

一例として、タイムズカープラス、オリックスカーシェア勤める、カーシェア愛用ゴルファーにゴルフの1日の様子を聞いてみました。

タイムズ24にお勤めの染雄大さんの場合。

この日は、千葉県富津市のコースへ出かけました。4名で相乗りしていくためクルマはセレナを1週間前に予約。普段は墨田区の自宅マンション敷地内のステーション（カーシェアのクルマが駐車してあるスペース）を利用しますが、自宅から3分ほど離れたセレナが置かれているステーションから出発。

ゴルフに出かけるときは24時間パックをよく利用していますとのこと（12時間パックで2時間延長すると、24時間パックよりも高くなってしまうため）。朝5時に出発、自宅に戻ったのは18時頃。このあと夜、練習場へ出かけたあと、23時頃にクルマを返却。

「自宅まわりの駐車場相場が3万円前後。これがなくなるだけでも助かります。相乗りするときに、人数に合わせて車種を選べるので、車内で窮屈な思いをしなくてもいいので快適ですね。ゴルフ以外でも旅先などで使っています。心がけているのは早く予約すること。いち早く予約できるよう、使い方にも気をつけています。タイムズカープラスにはTCPプログラムという仕組みがあります。急加速、急減速をしないとか、減ったガソリンを給油するといったことでポイントがたまり、たまったポイントに応じてさまざまなサービスが受けられます。たとえば予約が通常の2週間前からでなく、3週間前からできたり、パック料金も割安になります。ゴルフの足はカーシェアがいいと思います、コースの駐車場でもカーシェアのクルマをよく見かけますしね」。

原知史さん（43歳）／ゴルフ歴5年。コースに出かけるのは2ヶ月に1回くらい。ベストスコアは105。タイトリストのクラブがお気に入り。

オリックスカーシェアにお勤めの原知史さんの場合。

この日、向かったのは、千葉県鴨川市のコース。大田区にある自宅から5分ほど離れたステーションで借りたのはステップワゴン。同僚と合わせて4人＋4バッグを考えて決めたそう。同乗者全員がオリックスカーシェアの会員なので行き帰りで運転は交代します。

ゴルフに出かけるときは、クルマの予約はプレー2週間前。基本12時間パックを想定しています。この日は朝6時出発で戻りは17時でした。ゴルフ旅行でもキャディバッグを宅配便で送り、コース近くまでは列車や飛行機を利用。そこからカーシェアを使うこともよくあるようです。

「自家用車で出かけていたときよりコストが断然下がりましたね。しかも相乗りすればもっとお得です。今回は同僚もオリックスカーシェアの会員ということもあり、運転の交代もできますし、もちろんガソリン代もかからないので、割り勘も曖昧にならず簡単。そこで変な気づかいがいらないのもいいですね。コースではなく近所の打ち放しに練習にいくときも、気が向いたら2時間程度で利用。直前に予約して出かけます。24時間パックを予約して、前の晩に練習場、コースでプレーして、帰宅後にもう一度練習場というハードな同僚もいますよ」。

おふたりの話しを聞くと、カーシェアがゴルフライフをより快適なものにしてくれることがわかります。次回はコスト面からカーシェアのアドバンテージをご紹介します。