国産アイアン“発祥の地”である兵庫県の市川町が『第2回 ゴルフまつり』を開催
市川町(兵庫県神崎郡)は国産アイアン発祥の地を全国にアピールする活動を積極的に行っている。
配信日時:2018年4月27日 03時00分
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町の人たちによる“手作り”のイベント
市川町(兵庫県神崎郡)の市川ゴルフで『第2回 市川町ゴルフまつり 〜喜楽☆喜楽GOLFフェス〜』が4月21日(土)に開催された。当日は好天のもと、会場には700人余りの来場者が訪れるなど活況を呈した。
3人1組で4ホールをストロークプレーし、各ホールで3人のうちのベストスコアをチームスコアとして、そのトータルで順位を競うチーム戦の「トリオベストスコア選手権」や、ギャラリーが見つめるスタートホールで、プロとアマチュアがニアピンをかけてバトルする「ニアピン対決」などが行われた。普段なかなか経験できないシチュエーションに、参加者たちも大いに盛り上がっていた。
当日はコンペやニアピンコンテストだけではなく、レッスンも実施。
女性を対象にしてプロによる打席でのレッスンを経て、7番ホールにてラウンドレッスンが行われた。それぞれ腕前に応じて丁寧に教えてもらっていた。
さらに、小学3年生から中学3年生までを対象としたジュニア限定レッスンも開催。最初にプロによる打席レッスンを受けてから、5番ホールでラウンドレッスンを行った。
女性を対象にしてプロによる打席でのレッスンを経て、7番ホールにてラウンドレッスンが行われた。それぞれ腕前に応じて丁寧に教えてもらっていた。
さらに、小学3年生から中学3年生までを対象としたジュニア限定レッスンも開催。最初にプロによる打席レッスンを受けてから、5番ホールでラウンドレッスンを行った。
今後も地元や全国へ向け、アピールを続けていく
「市川町ゴルフまつり」は、市川町役場や商工会、観光協会、ゴルフ協会などで構成された実行委員会と、地元のゴルフ関連企業からなる運営委員会によってできた、町の人たちによる“手作り”のイベントだ。16年に行われた第1回は猛暑、17年に予定された第2回は台風(延期)とたび重なる不運に見舞われながら、決して諦めることなく粘り強く、この日の開催に向けて準備・交渉を進めてきた。
この催しは、ゴルフイベントやレッスン以外にもさまざまな仕掛けがあった。地場メーカーのクラブが練習場で試打できることや町の鍛造職人たちが使い込んでいた道具の展示、地元の飲食店がフードコートで名産グルメなどを販売していたことで“地域の色”が出ていた。
ゴルフをやったことがない人でも楽しめるように、老若男女がチャレンジできるアトラクションや子ども向けの“遊び場”を設けるなど、ファミリーで訪れやすいフィールドを整えていた。イベントとしてはまだ改善の余地はあるが、それも開催したからこそ分かること。それを次回に生かしつつ“続ける”ことで将来につながるはずだ。