【最終回】飛距離アップにかかせないブレない軸をキックボクシングのキック技で作るトレーニング
今年はギアだけに頼らず、体に変化を起こして飛距離アップを目指しませんか?
配信日時:2018年5月24日 09時30分
前回はラウンド直前にもできる、スイング中に軸がブレないためのストレッチを紹介しました。壁に手をつかずに前回のストレッチができるようになると、スイング中にも体のバランスを安定させることができます。インパクト時にダフリやトップをしてしまう人やフィニッシュで足元がふらつく人は、軸がブレている証拠。前回までに紹介したブレない軸を作るストレッチはどれも簡単にできるので、日ごろからトライしてみてください。
最終回の今回は、キックボクシングのメソッドから飛距離アップのヒントを得てきた今回のコラムらしく、キックを使ったトレーニングを紹介します。
前回までは、ストレッチでしたが、今回は少しハードな内容。動きの中でブレない軸をキープするためのトレーニングにもなるので、全身のバランス感覚が養われます。今まではどちらかというと対角軸だけに集中し、それ以外のパーツは動かさず、ブレない軸を作るストレッチを行ってきました。しかし、スイング中は対角軸以外にも体のパーツが動いていることは、皆さんが身をもって実感しているはずです。例えば、上半身をねじる、腕を使ってクラブを頭上まで上げる、膝を曲げたり伸ばしたりする。動きがある中でも軸がブレないことがとても重要です。
最終回の今回は、キックボクシングのメソッドから飛距離アップのヒントを得てきた今回のコラムらしく、キックを使ったトレーニングを紹介します。
前回までは、ストレッチでしたが、今回は少しハードな内容。動きの中でブレない軸をキープするためのトレーニングにもなるので、全身のバランス感覚が養われます。今まではどちらかというと対角軸だけに集中し、それ以外のパーツは動かさず、ブレない軸を作るストレッチを行ってきました。しかし、スイング中は対角軸以外にも体のパーツが動いていることは、皆さんが身をもって実感しているはずです。例えば、上半身をねじる、腕を使ってクラブを頭上まで上げる、膝を曲げたり伸ばしたりする。動きがある中でも軸がブレないことがとても重要です。
(レベル1)膝蹴りでバランス感覚を養うトレーニング
10回を2セット
1.利き手と同じ足を1歩後ろに引いて構え、反対の足に体重を乗せます。※写真は利き手が右手の場合
2. 利き手を後ろに降り下ろす反動を使い、利き手側の腰をねじるパワーで膝を胸のあたりの高さまで斜め前に上げます。このとき、上げた後に上半身を後ろにそって膝を前に出すことが、膝蹴りの最大のポイントです。
(レベル2)前蹴りでバランス感覚を養うトレーニング
10回を2セット
1.膝蹴りと同様に利き手と同じ足を1歩後ろに引いて構えて、反対の足に体重を乗せます。※写真は利き手が右手の場合
2. 利き手を後ろに降り下ろす反動を使って、利き手と同じ足を前に突き出すように真っすぐ蹴りだします。
(レベル3)回し蹴りでバランス感覚を養うトレーニング
10回を2セット
1.膝蹴りや前蹴りと同様に利き手と同じ足を1歩後ろに引いて構え、反対の足に体重を乗せます。※写真は利き手が右手の場合
2. 利き手を後ろに降り下ろす反動を使って、利き手側の腰をねじるパワーで、足で半円をかくように斜め前に蹴り上げます。
キックの動作はゴルフのスイングと同様に、体の二つの対角軸のパワーがプラスマイナスゼロになり、バランスをキープできたうえで成り立つ動作です。右手が利き手の場合は、右下半身と左上半身を結ぶ対角軸がクローズして、右上半身と左下半身を結ぶ軸がオープンになり、左手が利き手の場合はその逆です。
キックのように腰をねじる、足を上げるなどさまざまな体の動きがある中で、体の全身のバランスを保つことができるようになれば、ゴルフのスイング中でも安定した軸をキープできるようになります。
自分のレベルにあったキックでトライしてみてください。3種類ともできる方は、3つのキックのコンビネーションでトレーニングをするとより効果的です。
もしよろめいてしまう場合は、壁に利き手と反対側の手を添えてトライしてみてください。
キックの動作はゴルフのスイングと同様に、体の二つの対角軸のパワーがプラスマイナスゼロになり、バランスをキープできたうえで成り立つ動作です。右手が利き手の場合は、右下半身と左上半身を結ぶ対角軸がクローズして、右上半身と左下半身を結ぶ軸がオープンになり、左手が利き手の場合はその逆です。
キックのように腰をねじる、足を上げるなどさまざまな体の動きがある中で、体の全身のバランスを保つことができるようになれば、ゴルフのスイング中でも安定した軸をキープできるようになります。
自分のレベルにあったキックでトライしてみてください。3種類ともできる方は、3つのキックのコンビネーションでトレーニングをするとより効果的です。
もしよろめいてしまう場合は、壁に利き手と反対側の手を添えてトライしてみてください。
取材協力
【キックボクシンジム BungelingBay恵比寿】
恵比寿にあるキックボクシングジム。豊富なクラストレーニングに加え、またパーソナルトレーニングが高い人気を誇り、多くの著名人が通う大人気キックボクシングジム。
トレーナー
恵比寿にあるキックボクシングジム。豊富なクラストレーニングに加え、またパーソナルトレーニングが高い人気を誇り、多くの著名人が通う大人気キックボクシングジム。
トレーナー
増木 克存(ますき よしのり)
パーソナルトレーナーとして、アスリートをはじめ、多くのモデル、芸能人のフィジカルトレーニングを担当している。その一方で、幼児〜80歳以上の方までと幅広い層の方々の身体能力向上、健康増進、機能改善(腰痛・肩こり・膝痛など)やボディメイキングなど、様々なニーズに応じてフィジカルトレーニングを行っている。
パーソナルトレーナーとして、アスリートをはじめ、多くのモデル、芸能人のフィジカルトレーニングを担当している。その一方で、幼児〜80歳以上の方までと幅広い層の方々の身体能力向上、健康増進、機能改善(腰痛・肩こり・膝痛など)やボディメイキングなど、様々なニーズに応じてフィジカルトレーニングを行っている。
寒川 直喜(さむかわ なおき)
選手会会長兼トレーナー。M-1ライトヘビー級王者、J-NETWORK ミドル級王者、初代WKOライトヘビー級王者と数々の実績を持つ。2007年からBungelingBay恵比寿の専属トレーナーとして活動。 脚痩せ、ヒップアップなどの女性の身体作りを中心に、月に150本以上のセッションを受け持ち、女性の身体作りに特化したメソッド を提供している。
選手会会長兼トレーナー。M-1ライトヘビー級王者、J-NETWORK ミドル級王者、初代WKOライトヘビー級王者と数々の実績を持つ。2007年からBungelingBay恵比寿の専属トレーナーとして活動。 脚痩せ、ヒップアップなどの女性の身体作りを中心に、月に150本以上のセッションを受け持ち、女性の身体作りに特化した
阿佐美 ザウルス(あさみ ざうるす)
元格闘家。現役時代、タイへ修行に行った際にタイ古式マッサージに魅了され、現役選手ながらタイマッサージ店『オーガニック広尾』をオープン。さらに引退後にはバストアップ、ヒップアップなど美姿勢矯正に特化した恵比寿にあるサロン、「Bungeling Bay Beauty」の代表をBungelingBayのインストラクターとして活躍しつつ務めている。
元格闘家。現役時代、タイへ修行に行った際にタイ古式マッサージに魅了され、現役選手ながらタイマッサージ店『オーガニック広尾』をオープン。さらに引退後にはバストアップ、ヒップアップなど美姿勢矯正に特化した恵比寿にあるサロン、「Bungeling Bay Beauty」の代表をBungelingBayのインストラクターとして活躍しつつ務めている。