ゴルフポロは若者ノリよりトラッド風が似合う
すっかり涼しくなって、ゴルファーにとってはベストシーズンである秋の到来。これからはラウンドする回数も増えてくる。もう暑さ対策は忘れて、好みの新しいポロシャツをゲットしてコースに臨みたい。現在、店頭に並ぶ秋モデルのポロシャツから何を選ぶか、プロのスタイルを参考にしながら、狙い目を見つけてみる。
配信日時:2018年9月26日 21時00分
トラッドファッションのエッセンスはゴルフスタイルとの相性がいい。どちらもイギリスとのゆかりが深く、歴史もある。といってもツイードのニッカボッカーズやラペルのついたベストのような、ガチなものを指しているのではない。以前紹介した細めでシャープなボーダーもトラッドグループともいえるが、今回はグレンチェックや千鳥格子といった、古くから愛されてきて、今なお現役でもある、ジェントルマンを思わせる柄やデザインに注目する。
もうすぐベストやセーターなどが、ゴルフのワードローブに加わるが、こうした時期には必ずアーガイル柄のニットがゴルフショップの店頭に並ぶ。アーガイル柄はまさにトラッドファッションらしいデザイン。トラッドっぽさは今もゴルフスタイルに求められているということだ。
だがトラッドっぽいデザインはかしこまった印象があり、外でスポーツをするイメージがあまりない。やはりジャケットやドレスシャツ、ネクタイなどが主戦場となっている。けれどゴルフポロにトラッドっぽさが加わることで、ゴルフスタイルは大人っぽく、洗練されたものになる。それはアスリート風とも、カジュアルテイストとも明らかに異なるものだ。しかも見かけは落ち着いているが、今どきのゴルフポロは機能性が必須条件だから、しっかりプレーをサポートしてくれる性能も備えている。
もうすぐベストやセーターなどが、ゴルフのワードローブに加わるが、こうした時期には必ずアーガイル柄のニットがゴルフショップの店頭に並ぶ。アーガイル柄はまさにトラッドファッションらしいデザイン。トラッドっぽさは今もゴルフスタイルに求められているということだ。
だがトラッドっぽいデザインはかしこまった印象があり、外でスポーツをするイメージがあまりない。やはりジャケットやドレスシャツ、ネクタイなどが主戦場となっている。けれどゴルフポロにトラッドっぽさが加わることで、ゴルフスタイルは大人っぽく、洗練されたものになる。それはアスリート風とも、カジュアルテイストとも明らかに異なるものだ。しかも見かけは落ち着いているが、今どきのゴルフポロは機能性が必須条件だから、しっかりプレーをサポートしてくれる性能も備えている。
このところ、いわゆるアスリート感が一段と強まっているプロゴルファーの世界にも、トラッドテイストは見つかる。左のジャスティン・トーマスが着るポロシャツのデザインは、同系色で控えめに表現されているがペイズリー柄。由緒正しい柄でカラーこそ渋めになるが、ネクタイなどで目にすることも多い。右のジャスティン・ローズもネクタイに見られるような小紋柄がモチーフ。カラーこそ明るめでスポーティだが、トラッドのエッセンスは生かされている。
ジェントルマンを感じさせてくれるゴルフポロ
右は細かな千鳥格子を敷きつめたデザイン。落ち着いたカラーとの相性もよくシックなイメージ。襟はボタンダウンでかっちりとしているところもグッドバランスだ。パンツは同系色のダークトーンでも、白でもサマになりそう。ポリエステル100%の素材は4方向へのストレッチ、吸汗速乾性を備えている。左は洒落者のネクタイを思わせる、トラッド風なデザインと独特なブラウンが個性的。襟の広がりが大きいワイドカラーでドレスシャツを思わせる。素材はポリエステル100%で、光を吸収して熱に変えて蓄える機能素材だ。
左の上品な発色に映える細かな小紋柄は、ジャケットの下に着てもすんなりとおさまりそう。コットン100%だが、薄手でソフトな質感はまさに上質なドレスシャツ風。長袖で袖口はシャツ風のカフスがつくこだわった作りだ。これなら長袖ポロの野暮ったいイメージを打ち消すことができるはず。適度に伸縮性が保たれているのもうれしい。
右はモノトーンで千鳥格子の個性を前面に出したトラッド濃度が高い1着。無地でダークなパンツを合わせたい。落ちついた柄とはいえ、全面に配された千鳥格子は、色の力を借りずともかなりの存在感を見せてくれる。吸汗速乾、UVケアに対応して、ほどよくストレッチ性ももっている。胸だけでなく袖口にもエッフェル塔がアレンジされているのも効果的だ。
右はモノトーンで千鳥格子の個性を前面に出したトラッド濃度が高い1着。無地でダークなパンツを合わせたい。落ちついた柄とはいえ、全面に配された千鳥格子は、色の力を借りずともかなりの存在感を見せてくれる。吸汗速乾、UVケアに対応して、ほどよくストレッチ性ももっている。胸だけでなく袖口にもエッフェル塔がアレンジされているのも効果的だ。
渋すぎゴルフポロとはいわせないセレクトもできる
無理して若く見せる必要のないトラッド風味は大人っぽく、スマートとはいえ、どこか老け込んだ印象になってしまう。もう少し若々しいイメージでプレーしたいなら、少しトラッド濃度が薄いタイプや、ちょっと遊びをアピールした変化球を選ぶのもあり。トラッド感覚を意識しながら、落ち着きすぎない、カジュアルになりすぎないゴルフポロは見つかる。
左は袖と襟を除く、前身頃のみにギンガムチェック入り。このチェックもトラッド色の強いパターンだが、明るいカラーで若々しさを演出する場合が多い。これはグレーベースの濃淡を生かすことで、老け込まず、若すぎずの絶妙なバランスを見せてくれる。袖や襟は白を用いて爽やかをプラス。ポリエステル100%の素材はハリがあり、ストレッチ、吸水速乾、UVケアに対応する。
右はニットタイがセット(外して着ることもできる)になったシャツ仕立てという、まさしく変化球タイプ。タイドアップがゴルファーらしいかの判断はお任せするが、くだけたストリートファッション風よりは、コースには確実に合いそうだ。ゴルフポロとして作られているので、吸汗速乾やUVケアといった機能性も備えている。トラッド風味満点で、しかもコースではインパクト十分。周囲が引いてしまうようなことはなさそうだ。
右はニットタイがセット(外して着ることもできる)になったシャツ仕立てという、まさしく変化球タイプ。タイドアップがゴルファーらしいかの判断はお任せするが、くだけたストリートファッション風よりは、コースには確実に合いそうだ。ゴルフポロとして作られているので、吸汗速乾やUVケアといった機能性も備えている。トラッド風味満点で、しかもコースではインパクト十分。周囲が引いてしまうようなことはなさそうだ。