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    ゴルフコンパニオンというお仕事

    ゴルフを満喫できるのは、夢中でプレーしている私たちからは見えないところで働いている人たちがいてくれるからこそ。最高のゴルフの休日を陰からサポートしてくれるそのお仕事とは?

    配信日時:2018年10月2日 21時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    女性がひとり加わるだけで、その場は和み、さらにテンションまで上がってくる。これは男子コミュニティにとって、シーンを問わず、普遍の真理。それをゴルフに当てはめたら…。ゴルフコンパニオンは、そんな男子の偽らざる心理にこたえてくれるお仕事。ゴルフの1日に、いつもとは違う盛り上がりを添えてくれる、ゴルフコンパニオンのお仕事の中身とは?
    ISPSハンダマッチプレーのプロアマ戦にて。右が神山さん

    ISPSハンダマッチプレーのプロアマ戦にて。右が神山さん

    今回、お話を聞いたのはゴルフコンパニオン歴1年半という神山千明さん(30歳)。普段は一般企業に勤めている。聞けば、この仕事に就く女性の大半は本業があり、千明さんのようなOLさんから、女子プロもいれば、ナースやモデル、夜の銀座にお勤めの方まで、50名ほどの女性が在籍しているという。この仕事を選ぶだけあって、当然、千明さんはゴルフ好き。仕事とプライベートを合わせると月に4〜5回はラウンド、さらにスクールにも通っているそう。ベストスコアは92とのこと。

    まずはゴルフコンパニオンというお仕事について、あらぬ勘違いをしている方もいそうなので、今回お話をお聞きした千明さんが所属する、(株)ジョイゴルの代表取締役である太田さりさんに、まずそのあたりを聞いてみた。ちなみに太田さんは高校生からゴルフをはじめて、アメリカにゴルフ留学、帰国後にLPGAのティーチングアシスタントの資格を取得。レッスンコーチとしても活躍している。

    私たち会社ではゴルフコンパニオンと呼ばず、ゴルフコンシェルジュと呼びますが、こうした女性が世の中に登場してから、10年以上になると聞いています。女性と一緒に楽しくラウンドしたいけれど、なかなかゴルフ女子と出会う機会もない。ならばそのニーズに応えるサービスをビジネスにしようとはじまったのではないでしょうか。

    そのネーミングから少しコワそうな方が関わっているのではとか、ちょっと”いかがわしい“イメージをもたれる方もいるかもしれません。長くゴルフの世界に携わってきた私が求めているのは、お客さまからリクエストがあった日時に女性を派遣して、一緒にゴルフの1日を楽しく過ごしてもらうということに尽きます。ですからプロからビギナーまで、一緒にラウンドして楽しいと思ってもらえるような女性が在籍しています。一方で、申し込みいただいたお客さまについては、女性が安心してプレーできるようにするために、初回は事前に一度きちんと面談をさせてもらっています。

    ゴルフスキルだけでなく愛嬌が求められます

    Q 千明さんがこのお仕事をはじめたきっかけは?

    A 私はゴルフをはじめてまだ2年半くらいです。何か趣味をもちたいなぁと思っていたときに、偶然友達からゴルフスクールへ通おうと誘われて。そのときビギナーズラックではないですが、思った以上にうまくボールが当たって…。私は身長が170cmあるのですが、先生からは背が高いと有利だよとか言われて、すっかりその気になりましたね。どうせやるならヘタなのはイヤ、スイングもきれいなフォームを身につけたいと、これまで運動音痴だった自分のことを思うとビックリですが、週に3回はスクールに通い、ストイックに練習しました。

    そんな私の姿を見て、友達がこんな仕事があるけれどどう?って紹介してもらいました。幸いに、今勤めている会社は副業がOKで、休日も自由に決められるシステムだったのでやってみようと。いつも高いなぁと思っていたプレーフィなどを支払わなくてもいいし、さらにお給料までいただけるのはうれしいですね。

    Q 具体的には派遣される1日の様子は?

    A 派遣の仕事が入るのはアベレージにすると月に2〜3回ですね。だいたいが急なオファーです。前日と前々日とか。都合があえば、お客さまは40代の男性ふたりといった簡単な情報だけ聞いて、指定時間に待ち合わせ場所に行きます。お客さまのクルマで送ってもらうこともありますし、コースの最寄り駅でピックアップしてもらうこともあります。あとはみなさんがフツーにラウンドするときと変わりませんよ。

    お客さまは40〜50代の男性がほとんどです。年齢的には差があるのですが、私は人見知りしないですし、コミュニケーション力はあるほうだと思うので、はじめての人と回ることはまったく抵抗がないんです。お客さまはジェントルマンばかりなので、いろいろな方のお話が聞けることがむしろ楽しいですね。

    Q ではプレー中に心がけていることはありますか?

    A 私たちとラウンドしてもらって楽しかったと思ってもらうことが一番大切なことですから、場を盛り上げることとかは意識しています。それに私たちに求められているはゴルフのスキルよりも愛嬌であると思っています。けれど、実際にはプライベートで回っているときのように、ナチュラルに振舞っているような気がしますね。気をつかわれているなというのがわかると、かえってお客さまも変に意識して、楽しくないのかなと思っています。

    とはいえ、心がけて同伴者のクラブを一緒に持っていくとか、折を見て、ヘッドやボールを拭いてあげるとか、キャディさんのような気配りはしていますね。もしもお客さまがミスショット、自分が会心の一打とかになってしまったときは、様子を見て、「こんな日はめったにないんですよ」とか、自然にフォローをしている気はしますね。

    極端に口数の少ない人にはちょっと苦戦します

    Q とは言いつつ、いろいろなお客さまがいるのでは?

    A よくあるパターンは賑やかな人とおとなしい人の組み合わせ。できるだけ均等におしゃべりするようにするのですが、いちばん困ってしまうのは極端に口数が少ない人ですね。私は聞き手にまわりながら会話を盛り上げたいタイプなので、常にしゃべる側というのはなかなか大変です。私がいて楽しいのかなとか思って。
    イ・ボミ仕様の神山さん

    イ・ボミ仕様の神山さん

    Q 回っている間の会話のネタとか気にしたりしていますか?

    A 特に意識していません、フツーにしゃべっている感じですね。ですが、素の自分が、暇があれば現地までトーナメントを観戦に行ったりするし、トーナメント中継をテレビで見るのも大好きなんです。メジャーとかは夜中でも、早朝でもかじりついて見てしまうタイプ。ギアについてもゴルフ女子としてはかなり詳しい方だと思います。だからゴルファーらしい会話にはけっこうついていけるので、そこは助かっていますね。私はイ・ボミのファンで、クラブセッティングはイ・ボミと同じ、同じウエアを買いに韓国まで行ったんです、とか話すと驚かれますから、これもプラスに働いているのかもしれないですね。

    Q この仕事をこれからも続けていきますか?

    A 私たちはみなさんのラウンドやコンペ、ゴルフに関連したイベントなどに派遣されるのですが、最近新たに、台湾をはじめ東南アジアから、日本にこられてゴルフをする方をアテンドする仕事が加わりました。実は私は学生時代に韓国に留学した経験があって、韓国語はある程度こなせます。いつかそれを生かした仕事をしたいと考えていました。ですから大好きなゴルフを通じて、韓国語が生かせるのではと期待しています。

    先日もISPSハンダマッチプレーのプロアマ戦に派遣されて、日本語ができない韓国のプロ、キャディと、参加したアマチュアの方の間で、通訳も兼ねてラウンドしました。天気こそ今ひとつでしたが、とても楽しかったですね。この仕事を通してこうした経験ができればなと思っています。大好きなイ・ボミやキム・ハヌル、ソン・ヨンハン、キム・キョンテに会えるかもしれないし。

    千明さんは最近ちょっと影が薄くなりつつあるゴル女子としては、ある意味で筋金入り。こんなチャーミングな彼女と一緒に回ることができたら間違いなく楽しいはずだ。とはいえゴルフにかかるコストを考えたら、そこまでの余裕なんてないというのもごもっとも。とは言いながらも彼女たちの存在が、男子ゴルファーのテンションを上げて、ゴルフの1日をより楽しいものにしてくれる、心ときめく贅沢であることには違いない。

    ジョイゴル
    派遣は会員制となっていて、スタッフは現役のプロやドラコン選手からビギナーまで。女性ばかりでなく男性も在籍する。また会員には練習場やコースでのレッスンも行っている。ちなみに派遣の費用は、コンシェルジュがプレーするために必要なプレーフィやグリーンフィなどの費用、交通費。そしてコンシェルジュひとりあたり20,000円(初回は2名派遣から) TEL.03-6277-7299
    神山千明(ちーたん)さんのインスタはこちら chiitan628

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