腰、肩、背中と下半身のストレッチ
ストレッチを心がけることは、ゴルファーにとって間違いなくプラスにはたらく。専門家であるDr.ストレッチに教えてもらった本格ストレッチは、ハードに感じる人もいるかもしれないが、その分、効果も十分期待できる。
配信日時:2018年10月25日 21時00分
スタート時間直前に到着し、練習もせず慌ててティショットするゴルファーはいないだろうか? ゴルフスイングは、カラダ全体を大きく使うため、各部位が柔らかく、連動して動く必要がある。どこか一部の筋肉がこわばってしまうと、スムーズなスイングができないだけでなく、腰痛などカラダを傷める原因にもなる。だからこそ、ストレッチはゴルファーに不可欠。ポイントはいくつもの筋肉を複合的に伸ばすこと。ケガを予防し、躍動感のあるスイングが可能になる効果的なストレッチを、Dr.ストレッチに教えてもらった。
手先などカラダの末端に頼らないスイングを目指して
カラダが硬いと自認するゴルファーは多いのではないだろうか。筋肉がほぐれず、硬いままでフルスイングすると、首や腰、手首などを痛めやすい。プレー前のストレッチはケガの予防のためにもとても大切だ。
また、カラダが硬く、可動域が小さい状態では、よいスイングは望むべくもない。力を効率よく発揮できないので、ボールも飛ばないし、手先などの末端部分に頼る打ち方になるので、ミスも多くなる。カラダの硬さは手打ちの原因にもなるのだ。
今回は、腰、肩、背中と下半身のストレッチだ。普段、カラダを大きく動かすことのないゴルファーにぜひ試してもらいたい。
1.足を前後に広げて、左ヒザを立て、右ヒザをついて座る
また、カラダが硬く、可動域が小さい状態では、よいスイングは望むべくもない。力を効率よく発揮できないので、ボールも飛ばないし、手先などの末端部分に頼る打ち方になるので、ミスも多くなる。カラダの硬さは手打ちの原因にもなるのだ。
今回は、腰、肩、背中と下半身のストレッチだ。普段、カラダを大きく動かすことのないゴルファーにぜひ試してもらいたい。
1.足を前後に広げて、左ヒザを立て、右ヒザをついて座る
2.左ヒザを床につける
左ヒザの角度が90度になるように足側面を床につける。カラダを傷めないようにゆっくりと腰を下げる。
3.上半身を前傾させる
3.上半身を前傾させる
胸をヒザに近づけるように上半身を前傾させる。両手を床について左腕をまっすぐ、右ヒジを曲げた状態にする。
4.左腕をゆっくりと振る
4.左腕をゆっくりと振る
左腕を右ななめ、左ななめとゆっくり振る。この動きを10〜15秒程度行う。
15秒を1セットとして2〜3回繰り返す。
左右を入れ替えて、同じように10〜15秒程度伸ばす。これを2〜3セット繰り返して行う。
<効果のある部位>
腰、肩、背中、太モモ、お尻など
<注意点>
・前足のヒザを曲げすぎないように。ヒザを曲げすぎると、上半身を倒してもお尻と太モモが伸びない。ヒザの角度が90度くらいになるように。
・上半身が傾かないように。左右の肩と床の距離が同じになるように上半身を倒す。
・背筋はまっすぐ伸ばしたままにして、丸めない。
15秒を1セットとして2〜3回繰り返す。
左右を入れ替えて、同じように10〜15秒程度伸ばす。これを2〜3セット繰り返して行う。
<効果のある部位>
腰、肩、背中、太モモ、お尻など
<注意点>
・前足のヒザを曲げすぎないように。ヒザを曲げすぎると、上半身を倒してもお尻と太モモが伸びない。ヒザの角度が90度くらいになるように。
・上半身が傾かないように。左右の肩と床の距離が同じになるように上半身を倒す。
・背筋はまっすぐ伸ばしたままにして、丸めない。
コーチからのひとこと/ストレッチはマイペースに
人によってカラダの柔らかさは異なります。上の写真はあくまで理想形なので、写真の通りにできなくても、自分なりに伸ばせるところまで伸ばすだけで効果は十分期待できます。急に伸ばしたり、痛いのをガマンして無理に続けたりすると、筋肉を傷める可能性もあります。あくまでも自分のペースで行うことが大切です。
カラダを柔らかくしたいなら、ストレッチは最低週に2回行いたいところですが、とりあえずは時間のあるときにやればいいという気持ちではじめましょう。プレー前後にはウォーミングアップ、クールダウンのためにぜひ取り入れてください。
カラダを柔らかくしたいなら、ストレッチは最低週に2回行いたいところですが、とりあえずは時間のあるときにやればいいという気持ちではじめましょう。プレー前後にはウォーミングアップ、クールダウンのためにぜひ取り入れてください。
講師/東山直輝(ひがしやま なおき)
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョンの育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョンの育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ