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競技ゴルフに出るには?その魅力とルール、参加方法から持ち物までを詳しく紹介!

競技ゴルフに出るには?その魅力とルール、参加方法から持ち物までを詳しく紹介!

ゴルフの次なるステップアップとして、「競技ゴルフ」に挑戦してみませんか?コンペとは一線を画す競技ゴルフでは、緊張感のある環境で腕を試すことで、ゴルフの奥深さを改めて実感できるでしょう。本記事では、競技ゴルフへの参加方法からルール、準備すべき持ち物まで、初心者にもわかりやすく解説し、競技ゴルフの魅力をお伝えします。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年10月4日 08時25分

ゴルフの次なるステップアップとして、「競技ゴルフ」に挑戦してみませんか?コンペとは一線を画す競技ゴルフでは、緊張感のある環境で腕を試すことで、ゴルフの奥深さを改めて実感できるでしょう。本記事では、競技ゴルフへの参加方法からルール、準備すべき持ち物まで、初心者にもわかりやすく解説し、競技ゴルフの魅力をお伝えします。

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1.競技ゴルフとは

「競技ゴルフ」とは、ジェネラルルールにのっとってスコアを競う大会のことです。

ジェネラルルールは、イギリスのR&A(英国ゴルフ協会=ROYAL AND ANCIENT GOLF CLUB OF ST ANDREWS)とアメリカのUSGA(全米ゴルフ協会=THE UNITED STATES GOLF ASSOCIATION)が定めた世界共通のゴルフルール。

日本では、これをJGA(日本ゴルフ協会=JAPAN GOLF ASSOCIATION)が翻訳して「ゴルフ規則」として発行しています。

競技ゴルフの基本概要

競技ゴルフに参加するためには、JGAが発行するオフィシャルハンディキャップの取得が必要です。オフィシャルハンディキャップは客観的な技量の指標となるため、ある一定以上のレベルのプレーヤーを集めたり、競技を公平に行ったりするなどの目的で参加条件に含まれています。

上手な人だけが競技ゴルフに参加できるというイメージがありますが、実際には、さまざまなレベルや年齢層のための大会があり、初心者が参加できる大会も開催されています。

また、競技ゴルフの種類としては、一人で競う「シングル戦」と、複数で競う「チーム戦」があります。

コンペとはどう違う?

いわゆる“コンペ”は、主な目的がコミュニケーションにあり、さまざまな技量のプレーヤーが参加します。公平にプレーを楽しむため、ハンディキャップを引いたネットスコアで競う「アンダーハンディ」形式の場合が多いでしょう。

ジェネラルルールにないローカルルールが用いられることも多く、ゴルフを楽しむための大会といったイメージです。

一方、競技ゴルフは、各競技者のハンデキャップを適用しない「スクラッチ」方式のため、一打を争う真剣勝負もより白熱して繰り広げられます。

2.競技ゴルフの魅力

競技ゴルフでは、戦略やメンタルを磨きつつ、他のプレーヤーとの交流も楽しめます。その魅力と楽しむためのポイントをみてみましょう。

競技ゴルフに挑戦するメリット

競技ゴルフに参加するゴルファーは、ゴルフに真剣に取り組む人が多く、新たな仲間との出会いや交流が期待できます。

競技を通じて自分の限界に挑戦し、成功体験を積んだり目標を達成したりする喜びも、レジャーとしてのゴルフに比べるとワンランク上かもしれません。

緊張感を持って挑むことで腕前が上達していくことはもちろん、次の目標も明確になり、意欲的にゴルフを楽しめます。

競技ゴルフを楽しむためのポイント

競技ゴルフの醍醐味は、自分の限界に挑戦しながら、ゴルフをさらに楽しむことにもあります。「OKです」などといわれない分、公式ルールにのっとった自分の実力を、より明確に確認できることでしょう。

場の雰囲気にのまれて「競技だから」とプレッシャーを感じずに、純粋に今の自分の「力試し」を楽しみましょう。

3.競技ゴルフに挑戦してみよう

何事も参加してみることが、“新しい楽しみを知る第一歩”となります。あまり深く思い悩まずに、まずは気軽に参加してみましょう。

競技ゴルフの参加方法

競技ゴルフに参加するためには、各大会やクラブの公式サイトなどで出場資格などを確認し、規定に従ってエントリーシートを提出しましょう。予選大会がある場合は、上位に入ることで本戦に出場できます。

参加要件として、オフィシャルハンディキャップの取得や、「ハンデ〇以下」、年齢制限などの条件がある場合もあります。申し込みの際は、大会の募集要項をしっかりと確認しましょう。

また、参加には各種費用が掛かります。エントリーフィや各会場ごとに定められたプレーフィ、会場で利用した有料サービスなどの費用は自己負担です。

競技ゴルフのエントリーサイトには、初心者をはじめ、さまざまなレベルにおすすめの大会が掲載されています。どのような大会があるか、一度目を通してみるといいでしょう。

競技形式は主に3つ

競技ゴルフにはシングル戦とチーム戦の2つがあり、その形式は主に以下の3つがあります。

シングル戦・ストローク・プレー
ショットを打ったストロークの合計スコアを個人で競い合う

チーム戦・スクランブル
チーム全員がショットを打ち、最もよいボールをチームのボールとして採用。その場所から次のショットを全員で打ち、再びよいボールを選ぶ。ホールアウトまで繰り返す

チーム戦・ベスト・ボール
チーム全員がショットを打ち、最もチームメンバーの中で最もよいスコアがチームのスコアになる

競技ゴルフに緊張しないために、最初のうちは気の置けない友人と一緒にチーム戦に参加することもおすすめです。ベスト・ボール形式のチーム戦にうまい人と参加すると、リラックスできていいスコアが出るかもしれません。

大会ルールを確認しよう

競技ゴルフに参加する際は、大会ルールを必ず確認しましょう。ジェネラルルールにのっとって行われるゴルフ競技では、特にゴルフ場のローカルルールとの違いには注意が必要です。以下の3つの点は特に重要です。

■6インチ(15.24㎝以内)プレース不可
■ペナルティエリアに入ったときなどのドロップは厳格に行う
■プレーイング4やプレーイング3は使えない

ゴルフは「あるがまま」にプレーすることが基本とされています。そのため、プレーの進行をスムーズにするために設けられたゴルフ場のローカルルールは、競技ゴルフでは適用されません。

上記3点に加えて、グリーンでの「OK」も、もちろんありません。

また、ジェネラルルールにのっとって行われるゴルフ競技では、ラウンド中の会話の内容にも注意が必要です。同伴者などとの何気ない会話がアドバイスと取られた場合、2打罰のペナルティとなります(規則10.2a)。

ただし、ゴルフのルールや風向きなどの“公開されている情報”については、話しても問題ありません。

競技ゴルフの持ち物:注意点3つ

競技ゴルフでは、持ち物にも注意が必要です。ルール違反をしてペナルティを受けないよう、準備段階から入念にチェックする必要があります。

特に、以下の3点に気をつけましょう。

■コースに持ち込めるクラブは14本まで
コースに持ち込めるクラブは14本と決められています。うっかりミスを防ぐため、使わないものは車に置いておくといいでしょう。

仮に15本以上のクラブを入れてプレーした場合、1ホール目で発覚した場合は2打罰、2ホール目以降で発覚した場合は4打罰です(規則4.1b)。

■公認球(ルール適合球)を使用し、試合開始前に使用ボールを宣言する
競技ゴルフでは、公認球(ルール適合球)を使用しなければなりません(公認球リストの条件・ゴルフ規則付属Ⅰ(c)1b)。

しかし、アマチュア協議においては、プロ競技と違い、「ワンボール条件・ゴルフ規則付属Ⅰ(c)1c」 は採用されていません。

ワンボール条件のプロ競技では、全18ホールを通して、メーカー・モデル・色も統一していなければなりませんが、アマチュア競技の場合、プロ競技の「全18ホールを通して」という部分が異なり、「そのホール内で」という規定になってます。

つまり、そのホールでティショットしたボールと同一球をカップインさせなければなりませんが、次のホールで別の種類の公認球に交換するのはOKなのです。

なお、スタートホールでのティオフ前には、同伴者に対して「自分はこのボールを使います」と宣言しなければなりません。同じメーカーのボールを使う競技者がいる場合に備えて、あらかじめボールに名前や印をつけておき、識別できるようにしておきましょう。

■距離計が使用できるかどうかを確認する
2019年のルール改正により、距離計で2点間の距離を測ることが認められるようになりました(規則4.a (1))。ただし、高低差を測ったり、クラブ選択に影響を与えたりするような機能は使用できません。

なお大会によっては、距離計そのものの使用が、大会の定めるローカルルールによって制限されています。ジェネラルルールにも例外があることを念頭に、参加する大会のルールを事前にしっかりと確認しましょう。

競技ゴルフを楽しむためのマナーやエチケット

競技ゴルフにおいても、マナーやエチケットで気にすることは、普段のラウンドと同様です。フェアプレーを心がけ、後続の組や同伴競技者に迷惑をかけないようにしましょう。

4.まとめ

競技ゴルフは、技術とメンタルの両方を鍛える貴重な機会です。正しいルールとマナーを守り、競技ならではの緊張感や達成感を味わいましょう。また、スキルアップだけでなく、他のゴルファーとの交流や新たな発見も魅力です。本記事を参考に、競技ゴルフを楽しむ準備を整え、自信を持ってコースに出てみませんか。

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