1分12秒間にまとめられた松山英樹の「ザ・プレーヤーズ選手権」最終日の様子。テレビではなかなか見ることのできない角度からのショット姿についつい視線が奪われてしまう。

BGMが入っているが、松山の分厚いインパクト音はきちんと聞こえてくる。さらにショットを打つたびに湧きあがる歓声。松山の復調具合がうかがえる。今シーズンは首痛などもありなかなか結果を残せていなかった松山だが、同大会を通算9アンダーの単独5位で終えた。

動画に映し出されている最終日は、7バーディ・1ボギー・1ダブルボギーのラウンド。一時は首位のスコッティ・シェフラー（米国）に一打差まで迫ったものの、14番、18番でスコアを落とした。松山も「これからだなというところでダボを打ってしまったのでもったいなかった」と振り返った。

約1か月半ぶりの予選突破。さらに優勝争いを演じた松山。ここからさらに調子を上げてほしいところだ。インタビューで松山は「オーガスタに向けてやるべきことをやらないといけないと思う」とも語っており、開幕まで一か月を切った「マスターズ」に気合十分な様子。今シーズンの初優勝はもちろん、2年ぶりのマスターズ制覇にも期待したい。