家でも距離感を磨ける! コスパもグッドな使える『アプローチ練習器具』を集めました!
グリーンを外したときに寄せワンが成功するかどうかは、スコアメイクに直結する。そんな大事なアプローチ技術だが、実は、室内の“コソ練”で上達させることが可能だ。今回は、便利で効果抜群な『アプローチ練習器具』を紹介していく。
配信日時:2024年9月27日 00時15分
ゴルフではより高いスコアを目指すほど、アプローチの重要性が増してくる。スイングコーチであり、ゴルフ関連ギアにも精通し、練習器具の開発なども手がける今野一哉は、『アプローチ練習器具』を活用することでさまざまな技術を磨けると話す。
「『アプローチ練習器具』には、ヘッドの入射角を可視化してくれるモノやスタンスやボール位置に関するガイドラインの入ったモノがあります。ヘッドの入れ方で球質がどう変わって、構え方によってどんなボールが打てるのか理解しやすく、アプローチの技術がすごく磨かれます。ボールを受け止めてくれるネットを使えば、室内で実球を打って練習することもできます。アプローチを練習する時間を増やせば、間違いなくスコアが安定しますので、ぜひ日々の練習に活用してほしいですね」
室内で実球を打つ場合は、アプローチ用ネットだけでなく、クッションなどを置いて安全に配慮しよう。また、柔らかい練習用ボールはスピンの入り具合がチェックしやすく、安全でおすすめだ。
では、実際にどんな『アプローチ練習器具』がいいかをチェック。各アイテムの使用感を紹介するので、購入の参考にしてほしい。
比較は、練習効果(スイング)、練習効果(距離感)、使いやすさ、収納性、コストパフォーマンスの5項目から実施。結果はS+、S、A+、Aの4段階で評価し、ベストバイを決めた。
S+評価でベストバイに選ばれたのは?
■タバタ『藤田タッチマット』
ヘッドがどのように接地したか可視化できるマット。ボールを打つこともできるし、素振りでヘッドの入りが一定になるように練習するのもおすすめ。マットにデザインされたガイドラインで、スタンス幅やボール位置もチェックできるアプローチ練習の最強お役立ちアイテム。
続くS評価は3種。
■ダイヤ『ダイヤ アプローチセット462』
ガイドラインの入った「スタンスマット」、室内でも安心な「練習用ボール」、そして「的」がセットになった練習器具で、基本から応用まで、さまざまなアプローチ練習が可能。「練習用ボール」はスピンが入ったときとそうでないときの差がはっきり出るので、ヘッドの入りをチェックするのにも最適だ。
■ダイヤ『ダイヤ アプローチ名人』
大きめのアプローチ練習用ネットで、上から吊るすタイプの的を狙うことで、打ち出し高さのコントロールを身に付けることができる。正確に打てると的にボールが入り、外れるとボールが傾斜をコロがって戻ってくる仕組みなので、ゲーム感覚で楽しみながら練習できることもポイント。
■ヤマニゴルフ『ProSENDR』
右手首の正しい背屈の形を作りながらスイングする感覚が身に付く練習器具。ショット用のイメージがあるが、アプローチでも有効。手先でこねる動きを抑制しながら、体の回転でボールを捉えるアプローチが打てるようになり、グリーン周りのミスを減らせる。
残る4種はA+評価となった。
■ダイヤ『ダイヤ ベタピンアプローチ』
小型のネットで収納性が高く、さまざまな場所で気軽にアプローチ練習ができる。3ヤードほどの短い距離をキャリーさせる練習がおすすめ。的が小さいぶん、精度の高いスイングと正確な距離感が求められるので、アプローチスキルが一気に底上げされる。
■パフォーマンスギア『2WAY 練習マット』
フェアウェイとラフの2面を備えた練習用マット。ラフの質感がかなりリアルに近く、フェアウェイと同じ打ち方をしているとボールが飛ばず、スピンも効きにくくなる。ライによるボールの飛びの違いを肌で感じることができる。より実戦的な練習をしたい場合におすすめ。
■タバタ『2WAY アプローチ』
2つの置き方ができるアプローチ用ネット。ボールの高さを変えたり、ショートアプローチで落とし所をコントロールしたりと、さまざまな練習が可能。また、ネットに傾斜が付いていて、打ったボールが戻ってくるのでボール1個でもテンポ良く練習できる。
■ダイヤ『ダイヤ アプローチ445』
タテ幅のある大きめのアプローチ用ネット。下部に雑誌が収納でき、3冊ほど入れるとドッシリ安定する。5ヤードほど離れた位置に置き、30ヤード飛ばす強さでボールを打っても、しっかりネットが受け止めてくれる。室内でも距離を打ち分ける練習ができることが最大のメリット。
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