『体や精神面の充実がいいスコアにつながる』。いいスコアを出すには、ゴルフの腕前を上げることが必要だが、それだけでは完璧とはいえない。意外と気にしている人が少ないと感じるのが、体のコンディションやメンタル面の充実度。プレー当日に寝不足や疲労で体の動きが悪かったり、気持ちが乗らない状態では好スコアを出すのは難しい。

このような状況を回避し、ゴルフに集中するのに最適なのが宿泊プレーだ。とくに1泊2ラウンドにすれば、前日を練習ラウンド的な位置づけにできて2日目はコース攻略でも有利になる。ゴルフ場に併設されている宿泊施設を利用すれば、寝不足などによるコンディション不良も避けられる。今回は、そんな宿泊プレーについて湯ヶ島ゴルフ倶楽部＆ホテルリゾート（静岡県）の松澤参司総支配人に話を聞いてみた。

「1泊2ラウンドなら初日にコース状況や攻め方などを把握できますし、ラウンド後も帰ることを気にせず納得いくまで練習できます。さらに、私共の宿泊施設には天然温泉があるので、プレー後の体のケアにも向いています。ラウンド前に朝温泉に浸かって、体の筋肉や関節を柔らかくすることでショットが良くなるのも魅力です」。

ほかにも、宿泊プレーなら家族や仲間と観光を兼ねて旅行気分でゴルフを楽しむこともできる。「お客様のなかには家族3世代で宿泊され、男性陣がゴルフ、女性とお子さまは周辺で観光を楽しむ…という方もいらっしゃいます」。アスリートからエンジョイ派まで幅広い人にメリットがある宿泊プレー、積極的に利用することで新たなステージが見えてくる。