知ってるようで知らないマスターズ豆知識「タイガー・ウッズはオーガスタの屋根裏部屋に宿泊した」
いよいよ夢舞台「マスターズ」が4月11日(木)から4日間の日程で始まる。松山英樹をはじめとするトッププレーヤーの戦いが気になるところだ。その戦いをさらに面白く見るために、マスターズにまつわるさまざまな豆知識を仕入れておこう。
配信日時:2024年4月2日 02時15分
いよいよ4月11日(木)からオーガスタナショナルGC(米国・ジョージア州)で、マスターズが始まる。2021年大会で日本人初優勝を果たした松山英樹の活躍も気になるところだが、マスターズといえばコースや歴史など、さまざまな逸話が存在する。そこで知っているだけでテレビ観戦がさらに面白くなり、ゴルフ仲間にも自慢できる豆知識を紹介しよう。
●オーガスタには屋根裏部屋の宿泊施設があって、タイガー・ウッズが宿泊したことも
オーガスタの屋根裏部屋の宿泊施設、クロウズネスト( カラスの巣)。アマチュア招待選手は1泊12ドル程度でここに宿泊できる。マスターズ・グリーンの緑の絨毯と白い壁、ベッドも緑の毛布に純白のシーツが使われている。1番ティまで50ヤード。タイガー・ウッズも1995年、アマチュア時代に泊まった。
●チャンピオンズ・ディナーの始まりは?
1952年のトーナメント開催中、ディフェンディング・チャンピオンのベン・ホーガンが歴代の優勝者全員を招待し、夕食会を開いたのがきっかけ。当時は、「チャンピオンズ・ディナー」という名称ではなく、「マスターズ・クラブ」という呼び方だった。
●地下室にはビンテージワインがずらり
クラブハウスの地下室にワインセラーがあり、世界の逸品、ビンテージワインがずらっと並んでいる。メンバーのひとりが大のワイン好きで、コツコツと集めたものが多いのだが、注文してもお金は取らない。彼の遺言書に「このワインの請求書は、私に回して下さい」という一文があったからだ。
解説・三田村昌鳳
みたむら・しょうほう/ゴルフジャーナリスト。1949年生まれ、神奈川県出身。74年以来、40回以上マスターズを取材。95年米国スポーツライター・ホールオブフェイム、96年第1回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞など受賞。日蓮宗の僧侶として自坊の住職も兼ねる
◇ ◇ ◇
●同伴者と6時間近く一緒に過ごすゴルフでは、空気を読まないといけないシーンが多数存在する。アナタに非がなくても相手の地雷を踏んでしまう可能性も……。関連記事【同伴者のスカートの中が見えそう!「こんなとき、どうする?」】