桜ゴルフマーケット情報 第二十回[2023年4月12日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年4月12日 03時41分
値上がり続く1~3月相場
● 平均相場は年初から3ヵ月続伸、2.4%の上昇
● レジャー費用分散化の中、値上がりを維持
● 高額・中堅価格帯が牽引。高額は法人、中堅は個人のホームコースグレードアップ需要が寄与
● 特に300万円以上は22年のマイナスから反転
● 若年層の買いもあり70万円未満のお手頃も堅調
今年1~3月の会員権相場は3ヵ月続伸し、関東圏平均相場は年初から2.4%の上昇となりました。20年以降、コロナ禍でのゴルフ人気で高まる会員志向に伴い22年までの3年間で+16%を記録してなお、相場の値上がり基調に崩れがありません。会員権需要の根強さを如実に物語っています。
1~3月は高額と中堅価格帯が相場の上昇を牽引しました。高額は需要期を迎えた法人を中心とする買い、中堅は個人層を中心とするホームコースのグレードアップ志向が寄与しています。とくに地域を代表する名門コースが含まれる総額1000万円以上が2.9%、500万円以上が+2.6%という高い伸びをみせました。一方、22年にマイナスだった300万円以上は+3.1%と反転し、個人の優良コース需要の根強さが窺われます。
お手頃価格帯では、若年層の買いもあって70万円未満が堅調な推移をみせており、各種調査に表れた若年層のゴルフ熱中度の高さが現れています。
個別銘柄では日光、河口湖をはじめ値上がりするリゾートコースも散見され、リゾートコースブームが続いていることも注目されます。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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