こんなホールインワン見たことない! 過去の「RBCカナディアン・オープン」で起きた珍プレー&珍記録
カナダ勢69年ぶりの優勝で幕を閉じた「RBCカナディアン・オープン」。過去の同大会で起きた珍プレーを米国男子ツアー公式インスタグラムが公開した。
配信日時:2023年6月12日 08時15分
ニック・テイラー(カナダ)が、カナダ勢として69年ぶりの優勝を遂げた「RBCカナディアン・オープン」。同大会では、過去にものすごいホールインワンが記録されていた。
米国男子ツアー公式インスタグラムが公開したのは、レイフ・オルソン(米国)が2009年の同大会でホールインワンを達成した動画。しかし、ただのホールインワンではない。同伴者のボールを利用したミラクルなホールインワンだ。
オルソンがホールインワンを達成したのは、第2ラウンドの15番。オルソンの放ったボールはピン奥に着弾し、バックスピンと傾斜で勢いよく戻った。だが、ボールはピンとはまったく違う方向へ。乗っただけかと思われたそのとき、グリーン上に止まっていた同伴プレーヤーのボールにぶつかって、ピンに向かいカップへ吸い込まれたのだ。
まさかのホールインワン達成にオルソンとキャディが頭を抱えて驚きながら抱き合う様子が面白い。オルソンはホールインワンの副賞として、BMW Z4 Roadsterを獲得したのだった。
しかし、第2ラウンドでホールインワンを達成したのは、オルソンだけではなかった。なんと同じホールで、他にも3選手がホールインワンを達成していたのだ。さらに驚くことに、同大会では、4日間で8つのホールインワンが飛び出すという記録が残っている。1つの大会で8つのホールインワンが記録されたのは、米国男子ツアーの長い歴史の中でもこの大会のみだ。
プロゴルファーであっても、ホールインワンを達成することはそうそうあることではない。それが同じ大会でこれだけ出るとは、なんと運のいい日だったのだろう。ぜひとも、こんな珍記録を目の当たりにしたいものだ。