今年こそ海外ゴルフへ! おすすめの国はどこ? 事前に知っておくべき注意点は?
ゴルフはいつだって楽しいものですが、海外ゴルフの興奮は別格。その国ならではの自然や気候はもちろん、日本とは異なるゴルフ文化も醍醐味です。ゴルフという共通項を通して、現地のゴルフ場やゴルフ関係者と繋がれることは、かけがえのないお土産になるでしょう。とはいえ、日本とは勝手が違うことも多いので、事前準備は必要です。そこで本記事では、渡航先のゴルフ事情や知っておきたい知識について解説します。
配信日時:2024年6月5日 07時16分
1.海外ゴルフを楽しむのにおすすめの国
ひと口に海外ゴルフといっても、選択肢はさまざま。近さを取るか、リゾートを取るか、憧れのゴルフ場を取るか、実に悩ましいものです。
そこで、まずは、おすすめの国をピックアップして紹介します。
のんびりリゾートゴルフを楽しみたい派
ここでは、海外ゴルフは「ホテルでののんびりステイもふまえてリゾートで!」というゴルファーにおすすめの国を紹介します。
ハワイ(米国)
日本人にとってリゾートゴルフの筆頭は、名実ともにハワイと言えるでしょう。ハワイは主に6つの島でできており、北から南東に向かってカウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、ハワイ島の順で並んでいます。
最もメジャーなのはオアフ島で、ホノルルを中心に多くの観光客でにぎわいます。世界的に有名なゴルフ場もオアフ島に多く、コオリナ・ゴルフクラブ、カポレイ・ゴルフコース、ワイアラエ・カントリークラブなどトーナメントの舞台になったチャンピオンシップコースや、タートルベイ・リゾート・ゴルフクラブに代表されるようなラグジュアリーなリゾートコースなどがあります。
マウイ島にはカパルアゴルフ・プランテーションコース、ハワイ島にはマウナケア・ゴルフコースなど、どの島にもゴルファー憧れのゴルフ場があるので、どこにターゲットを絞ってどう予定を組むかが悩ましいところ。
こうした有名コースのほか、ロコ(ハワイの地元民)に親しまれているパブリックコースが多いのも魅力です。気軽なノリと料金で回れるため、ハワイならではのゴルフ三昧が楽しめることでしょう。
【基礎データ】
日本からのフライト時間/8~10時間
公用語/英語
通貨/米ドル(1USD≒157円)※2024年5月28日現在
グアム・サイパン(米国)
日本から約4時間で行ける米国のリゾート、グアムとサイパン。
グアムには7つのゴルフ場があります。
米国のゴルフ・ダイジェスト誌による「世界トップ100コース」に選出されたオンワードマンギラオ・ゴルフクラブ、グアム島最大級のホール数を有するレオパレス リゾート・カントリークラブ、岡本綾子が監修したグアム・インターナショナル・カントリークラブなど、シーサイドコースやリゾートコース、丘陵コースなどバラエティ豊かなので飽きることがありません。
いずれも観光の中心地・タモンからアクセスしやすい点も特徴です。
一方のサイパンは有名観光地のような喧騒がなく、のんびりとした時間を満喫するのにぴったり。
サイパンには4つのゴルフ場があります。
海越えホールが名物のキングフィッシャー・ゴルフリンクス、グレッグ・ノーマン設計のライラオベイ・ゴルフリゾートなど、絵画のように美しい景色を眺めながらプレーを楽しむことが可能です。
【基礎データ(共通)】
日本からのフライト時間/3時間半~4時間
公用語/英語、チャモロ語
通貨/米ドル(1USD≒¥157)※2024年5月28日現在
タイ
微笑みの国、タイはゴルフパラダイス。国内には270以上のゴルフ場があり、首都バンコク周辺のみならず、タイランド湾の東海岸パタヤ、西海岸のホアヒン、タイ南部アンダマン海に面するタイ最大の島プーケット、バンコクに次ぐタイ第2の都市チェンマイなどにワールドクラスのゴルフコースが多数造られています。
パタヤのサイアムカントリークラブ・オールドコースは米女子ツアー・2024年ホンダLPGAタイランドなど数々のビッグトーナメントの舞台となっており、バンコク市内から車で約1時間のアマタスプリング・カントリークラブは欧州男子ツアー・2023年タイクラシックの戦いの舞台となりました。
タイのゴルフの一番の特徴は、プレーヤー1名に対して1名の専属キャディがつくことです。日本ではセルフプレーが主流なので初めはとまどうかもしれませんが、きっと忘れられない経験になることでしょう。
【基礎データ】
日本からのフライト時間(~バンコク)/5~6時間
公用語/タイ語
通貨/バーツ(1THB≒¥4.3)※2024年5月28日現在
ベトナム
経済成長を続けるベトナムは、アジアの新たなゴルフリゾートとしても存在感を増しています。
ベトナムのゴルフ場は「ワールド・ゴルフ・アワーズ(World Golf Awards)」で、アジアにおける最高のゴルフ観光先として何度も受賞しており、いかに世界の注目が集まっているかがわかります。
南部の都市ホーチミン近郊のリゾートには、グレッグ・ノーマン設計のザ・ブラフス・ホーチャム・ストリップがあります。ここは米ゴルフ・ダイジェスト誌のベストコース(米国以外)に選出、その他多くの賞をしているゴルフ場で、隣接するリゾートにはカジノやプライベートビーチなどが勢揃い。本格的なラウンドと、充実した休暇を過ごすのにぴったりの場所です。
ベトナム中部、ダナン空港から車で1時間の距離にあるラグーナ・ランコー・ゴルフは、ニックファルド設計のチャンピオンコース。海と山に囲まれており、迫力満点の景観と戦略性の高いレイアウトが特徴です。こちらも総合リゾート内にあるので、のんびりとラグジュアリーな時間を過ごすことができます。
【基礎データ】
日本からのフライト時間(~バンコク)/5~6時間
公用語/ベトナム語
通貨/ドン(1VND≒¥0.006)※2024年5月28日現在
マレーシア
マレーシアはマレー人、中国人、インド人、先住民族などが暮らす多民族国家で、言語だけでなく文化や食事、宗教もさまざま。そのため外国人でも居心地がよく、移住先としても人気です。
国内には180超のゴルフ場があります。
数々のトーナメントが行われている世界レベルのチャンピオンコース、TPCクアラルンプールは、まさにクアラルンプールの都市に隣接して造られています。
米男子ツアー・1999年ワールドカップは、首都クアラルンプール近郊にあるロバート・トレント・ジョーンズJr.の設計コース、ザ・マインズ・リゾート&ゴルフクラブで開催。ジャンボ尾崎が設計したテンプラーパーク・カントリークラブは、マレーシアオープンの舞台となりました。
また、ボルネオ島のコタキナバルや、世界遺産地区ジョージタウンで知られるペナンにも人気コースがあります。
マレーシアの年間の平均気温は約27℃と過ごしやすいので、快適にゴルフがエンジョイできるのも魅力です。
【基礎データ】
日本からのフライト時間(~クアラルンプール)/約7時間
公用語/マレー語、中国語、タミル語、英語
通貨/マレーシア・リンギット(1RM≒¥33)
済州島(韓国)
韓国最南端にある済州島は年間平均気温17・2度と温暖で、韓国のハワイと呼ばれています。韓国本土とは異なる自然や気候、文化だけでなく、『宮廷女官チャングムの誓い』『愛の不時着』など数々の韓流ドラマのロケ地になっていることも、多くの人を魅了しています。
済州島にはゴルフ場も多く、韓国で唯一のシーサイドコース、中文ビーチゴルフクラブや、世界自然遺産ハルラ山(漢拏山)や海が見渡せるピンクスゴルフクラブ、済州空港や済州市内からアクセス抜群のオラカントリークラブなど、個性豊かなゴルフ場が揃っています。
なにより、日本から飛行機でわずか約2時間半なので、気軽に遊びに行ける近さがうれしいものです。
【基礎データ】
日本からのフライト時間(~済州島)/約2時間半
公用語/韓国語
通貨/ウォン(1KRW≒¥0.1)※2024年5月28日現在
オーストラリア
暑い日本を抜け出したいなら、オーストラリアのゴルフ場がおすすめです。逆もまたしかりで、ラウンド回数が落ちがちな冬は、日本を南下して赤道を越え、オーストラリアのゴルフ旅へ。
オーストラリアには、わざわざ訪れる価値のあるゴルフ場が多数あります。
オーストラリア南部のビクトリア州メルボルン近郊には、オーストラリアン・オープン、オーストラリアン・マスターズなどが行われたキングストン・ヒース・ゴルフクラブ、国内外から高い評価を得ているナショナル・ゴルフクラブ、96のバンカーが点在するメトロポリタン・ゴルフクラブなど、注目のゴルフ場がいっぱいです。
首都シドニーの近くには、大海原を望むダイナミックな景観と充実した施設が魅力のニュー・サウス・ウェールズ・ゴルフクラブ、タスマニアには荒々しい海岸沿いに造られたバーンボウグル・デューンズ・ゴルフリンクスなどがあります。どこも個性に富んでおり、忘れられない思い出になるはずです。
リーズナブルな料金で回れるパブリックコースや、午後から1人でフラッとプレーできるゴルフ場もあるので、オーストラリアでさまざまなゴルフ体験をしてみてください。
【基礎データ】
日本からのフライト時間(~シドニー)/約10時間
公用語/英語
通貨/豪ドル(1AUD≒¥104)※2024年5月28日現在
憧れのゴルフの本場でプレーしたい派
せっかく海外ゴルフに行くなら、「憧れのゴルフ場を巡りたい!」と思うのはゴルファーなら至極当然のこと。アメリカとイギリスには名門&人気&有名コースが多く、例を挙げたらキリがありません。そのため、ごく一部ですが以下にて紹介します。
アメリカ(米国本土)
ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ、カリフォルニア州のペブルビーチ・ゴルフリンクス、PGA ウェスト TPC スタジアムコースなど、アメリカには名前を聞いただけでもドキドキするようなゴルフ場がたくさんあります。トーナメントを見て、その美しさや難しさに魅了された人も多いでしょう。
ただし、それら名門コースでプレーするには、高いハードルを越えなくてはいけないのも事実です。
そもそもオーガスタはメンバーオンリーで、一般ゲストのプレーは不可。ペブルビーチ・ゴルフリンクスはパブリックコースなのですが、リゾート内にある高級ホテルでの宿泊が原則であるうえ、プレー料金は1人1ラウンド10万円前後と大変高額。ホテルステイとプレー、送迎などがセットになったツアーもあるので、お金に余裕のある人は探してみてはいかがでしょうか。
もちろん、こうした一流コースだけでなく、当日空きがあれば1人でも、練習場感覚でプレーできるゴルフ場は多数あります。
ズバリ、ピンキリの幅が広いのがアメリアのゴルフ場。できれば、両方体験できるといいですね。アメリカにおけるゴルフの裾野の広さが感じられるでしょう。
【基礎データ】
日本からのフライト時間(~ニューヨーク)/約13~14時間
公用語/英語
通貨/米ドル(1USD≒¥157)※2024年5月28日現在
イギリス
世界中のゴルフファンを惹きつけてやまないイギリス。
特にスコットランドにはゴルフの聖地・セント・アンドリュース オールドコースを筆頭に、ミュアフィールド、全英オープンでお馴染みのターンベリーやロイヤルトルーン・ゴルフクラブ、カーヌスティ・ゴルフリンクスなど、そうそうたるゴルフ場が集まっています。
せっかくならそこまで足を伸ばしたいものですが、ロンドン近郊にもさまざまなゴルフ場があるので日程や予算に合わせて選ぶといいでしょう。
地元民の社交場のようになっているイギリスのゴルフ場は、カジュアルに回れるのがポイント。手引きカートによる徒歩プレーが一般的で、アットホームな雰囲気も味わえます。
名門コースは総じてドレスコードが厳しく、日本でなら許されるであろうド派手なウェアは悪目立ちしてしまうことも。控えめな色のウェアとジャケットを着用し、男性は念のためネクタイも用意していくと安心です。
【基礎データ】
日本からのフライト時間(~ロンドン)/約12~13時間
公用語/英語
通貨/ポンド(1GBP≒¥200)※2024年5月28日現在
2.ありがちな7つの不安を解消! 海外ゴルフに関するQ&A
ゴルフクラブはどうしたらいいのか、プレースタイルはどうなのかなど、海外ゴルフは不安が付き物。初めてならなおさらです。そこで、気になる疑問とその回答を紹介します。予め基礎知識を頭に入れて、準備万端で当日に臨みましょう。
【Q.1】自分のクラブは持っていかなきゃダメ?
A.たいていのゴルフ場ではレンタルクラブやシューズを用意しています。
ただし、一流メーカーのゴルフクラブを揃えているゴルフ場がある一方で、名の知れぬブランドの年季の入ったクラブしかないところも少なくありません。「骨董品ですか?」という中古クラブの寄せ集めだったり、スペックの選択肢も限られたりします。そうしたクラブの場合、やはりスコアにも影響するでしょう。
「それもふまえて旅ゴルフ」と割り切れるなら、レンタルのほうが荷物にもならず楽チンです。どんなレンタルクラブがあるか気になる人は予め現地、または旅行代理店などに問い合わせてみてください。
せっかく海外でプレーするならスコアも追求したいというこだわり派は、手続きや梱包が面倒ではありますが自分のクラブを持っていきましょう。
【Q.2】キャディバッグを飛行機で送るにはどうしたらいい?
A.キャディバッグは、通常の手荷物と同様に航空会社へ預けることができます。航空会社によって重量やサイズ等規定が異なるので、予め確認しておきましょう。
日本の航空会社A社の場合は、「その他のお預かり手荷物との合計重量が20kgを超え100kgまでの場合は、重量超過手荷物料金をいただきお預かりします」と記載があります。
格安航空会社(LCC)B社の場合は、「適切に梱包された、ゴルフバッグ・クラブはお預けいただけます。通常の受託手荷物料金とは異なるスポーツ用品受託手荷物料金がかかります」とあり、路線や荷物の個数によって異なる受託手荷物料金を設けています。
ただし、A社は「梱包および保護されていない場合、あるいは梱包が不適切または不十分な場合、損傷、損失に関して責任を負いかねますのでご了承ください」、B社は「~ゴルフクラブ(中略)などの壊れやすいものの取り扱いには十分注意しておりますが、その物品の固有の欠陥、または性質から生じた破損については責任を負いません」という記載があるので、梱包は厳重に行いましょう。
クラブには必ずヘッドカバーをつけ、アイアンは1本ずつヘッドを緩衝材(プチプチなど)で包んで保護します。クラブをキャディバッグに入れたら、クラブ同士が当たって傷がつかないようシャフトの部分をバンドや紐などでまとめて固定し、隙間に緩衝材や新聞紙などをしっかり詰めてフードをかぶせます。緩衝材はタオルなどでもいいですが、重くなりすぎないよう重量には注意しましょう。そしてトラベルカバーをかければ完成。キャスター付きのものが便利です。
どんなにしっかり梱包してもシャフトが折れたり、ヘッドに傷がついたりする不運なケースはたまにあるようです。また、ロストバゲージも起こり得ます。
自分のキャディバッグを持っていく際は、ある種のリスクがあることを覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
【Q.3】海外のゴルフ場はセルフ? キャディ付き?
A.ハワイやグアムなど欧米のゴルフ場では、セルフプレーが主流です。
タイやベトナムでは基本的にキャディ付きプレーで、1人のプレーヤーに対し1人のキャディがつきます。
韓国・済州島ではキャディ付きプレーがメインで、日本と同じように1組に1人のキャディが付きます。
日本人ゴルファーがよく来るようなゴルフ場には、簡単な日本語を話すキャディさんがいる場合があります。しかし、基本は現地の言語、または英語と考えておきましょう。
せっかくの海外ゴルフですから、現地キャディさんとのコミュニケーションも楽しみたいものです。スマホの翻訳機能は大いに役立ちますが、挨拶や「ありがとう」「ごめんなさい」など基礎的な表現を覚えておくだけでも、向こうが受ける印象は変わります。結果、お互いに楽しい時間になります。
また、私たちが普段使っているゴルフ用語には、実は和製英語が少なくありません。「ナイスショット」は正しくは「グッドショット」です。プレー中に使いそうな正しい英語表現を予め頭に入れておくと、便利です。
その国の慣習にもよりますが、ラウンド後は、キャディさんにチップを渡しましょう。タイなら400~500バーツ(2,000円前後)、ベトナムは400,000ドン(約2,500円)が相場のようです。
【Q.4】やっぱりスループレーが基本なの?
A.原則、18ホールスループレーなので、事前に食事をすましておきましょう。
途中、ドリンクや軽食を積んだカートが移動販売に来たり、コース内に売店が設けられていたりするゴルフ場もあります。特に気温が高く日差しの強いエリアでは熱中症にならないようミネラルウォーターなどを購入し、積極的に水分補給をしましょう。
旅先でのゴルフは心身ともに、実は結構エネルギーを使っているもの。そもそもスループレーに慣れていない人もいるでしょうし、時差ボケや旅の緊張感などから体調が万全ではない人もいると思います。
後半のスタミナ切れを防ぐためにも、途中で軽食を食べるのもおすすめです。
【Q.5】どんなウェアでプレーすればいいの?
A.たとえばハワイには、ドレスコードがないゴルフ場があります。地元民が短パン短パン&Tシャツ&スニーカーでプレーしている様はなんとも微笑ましいのですが。特に旅行者である私たちは、日本でゴルフをする時と同じウェアを着ていったほうが無難です。
もちろん場所にもよりますが、クラブハウスは日本のような豪華なものではなく、プロショップ(施設内にあるスポーツ用品店)のような造りのところも多いので、その場合ジャケットは不要です。
高級リゾートホテルに併設されている格式高いゴルフ場などでは、恥ずかしい思いをしないようにそこのドレスコードを守りましょう。
タイやベトナムのゴルフ場でも、襟付きシャツはマスト。紫外線や虫刺され対策としてロングパンツがおすすめで、帽子もお忘れなく。
【Q.6】日本から持っていくべきものはある?
A.虫除けスプレー、日焼け止めは使い慣れたものがあったほうが快適です。サングラスもあると便利です。
東南アジアの国々では土砂降りのスコールが降ることがあるので、レインウェアも持っていきましょう。
ゴルフボールは荷物に余裕があるなら、少し多めに持っていくのがベター。現地でもゴルフボールは購入できますが、円安の関係で割高になります。
熱中症対策として、塩飴や塩のタブレットもあると安心です。
【Q.7】海外のゴルフ場の予約方法は?
A.ゴルフ場に直接予約する方法のほか、旅行会社やゴルフ場予約サービスサイトを利用するのが一般的です。
旅行会社の海外ゴルフツアーは空港からの送迎なども付いているので、初めての人は安心して楽しむことができます。
海外といえども、日本人に人気のゴルフ場の中には日本語のホームページを設けているところがあります。また、大手ゴルフ場予約サービスには海外コースの詳細を紹介しているところもあるので、それらで情報収集してみてください。
パブリックコースのプレー料金の相場は?
パブリックコースのプレー料金は各国ピンキリです。パブリックだからといって、必ずしも安いわけでありません。
ピンの方だと、例えばアメリカで最も料金が高いパブリックコースとされる、ネバダ州ラスベガスのシャドウクリークゴルフコースでは、1,250米ドル(約196,250円)程します。
しかしパブリックの方が安い傾向にあるのも事実。ここではキリの方の料金目安をまとめました。円安に苦しむ我々日本人も、お手頃なプレー料金で海外ゴルフを楽しむことは可能なのです。
ハワイ(アメリカ):30米ドル~(約4,700円~)
アメリカ(米国本土):15米ドル~(約2,400円~)
イギリス:20ポンド~(約4,000円~)
オーストラリア:40豪ドル~(約4,200円~)
タイ:1,000バーツ~(約4,300円~)
※日本円はすべて2024年5月28日現在の為替に基づく
3.まとめ
どこに行こうか、計画を立てる段階からワクワクする海外ゴルフ旅。夢のまた夢……と思っていた憧れのゴルフ場も、思い切って行ってみれば意外と手が届く存在だった、ということもあるでしょう。自分のゴルフ観も一層深みを増しますし、とにかく出発前から発見続きです。
しっかり準備して、楽しんできてください。