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    ナマ足が見えちゃってるけど大丈夫? ゴルフの靴下を選ぶときの意外な落とし穴!

    ゴルフの日に履く靴下、日常の延長でなんとなく選んでいるという人は少なくないでしょう。しかし、特に夏場にハーフパンツを履く際は、注意が必要です。中にはハイソックス着用をドレスコードにしているところもありますし、くるぶしが見える短い丈のスニーカーソックスをNGとしているゴルフ場もあるからです。そこで今回は、ゴルファーの靴下に関するマナーについて紹介します。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年6月21日 06時16分

    • ゴルフライフ
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    ゴルフの日に履く靴下、日常の延長でなんとなく選んでいるという人は少なくないでしょう。しかし、特に夏場にハーフパンツを履く際は、注意が必要です。中にはハイソックス着用をドレスコードにしているところもありますし、くるぶしが見える短い丈のスニーカーソックスをNGとしているゴルフ場もあるからです。そこで今回は、ゴルファーの靴下に関するマナーについて紹介します。

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    1.マナーに沿ったゴルフの日の靴下の選び方【靴下3原則】

    ゴルフには、靴下にもドレスコードがあります。せっかくトップスやボトムスがドレスコードに則ってきちんとしていても、靴下がNGだと総合評価はガタ落ちになるかも。

    ゴルフのドレスコードはあくまでもゴルフ場次第、というのが最終回答ですが、日本全国どこのゴルフ場でも通用するゴルファーになるべく、以下3つの原則は押さえておきましょう。

    【原則1】くるぶしが隠れる丈のショートソックスを選ぶ

    夏は、街でもハーフパンツやミニスカートなど、脚を露出するボトムスを着る機会が多くなります。それに合わせて丈の短いソックスを履く頻度も増えますが、ゴルフ場では注意が必要です。

    靴下は丈の長いものから順に、

    ◆ヒザ上までの「ニーハイソックス」(Knee-high socks)
    ◆ヒザ下までの「ハイソックス」(Over-the-calf socks)
    ◆ふくらはぎの下あたりまでの「クルーソックス」(Crew Socks)
    ◆くるぶしよりも上の「ショートソックス」(Quarter socks)
    ◆くるぶしより下の「スニーカーソックス」(Ankle socks)
    ◆足の甲が出る「フットカバー」or「カバーソックス」(No-show socks)

    といった種類があります。

    夏ゴルフを少しでも涼しくプレーするためにハーフパンツやミニスカートを履いたなら、靴下も極力、丈が短いものを履きたい気持ちはわかりますが、ゴルフ場では肌の露出を抑えるのが基本。くるぶしが出るスニーカーソックスや、裸足のように見えるフットカバーは避けた方が得策です。

    ゴルフ場ではくるぶしの隠れる、ショートソックス以上の長さの靴下を着用するのが基本マナーだと心得てください。

    ロングパンツ着用時も同様です。どうせ見えないだろうし……という魂胆でスニーカーソックスを履くのは、いただけません。スイングの時、かがんだ時、座った時、靴下の丈の短さはしっかりバレています。

    フォーマルな場でロングパンツを履く際、パンツの裾と靴下の間の素肌が見えるのはNGとされてるので、ゴルフシーンでもできるだけ、クルーソックス以上の長さの靴下を履きましょう。それだけで、エレガントなゴルファーに見えます。

    【原則2】ダークカラー、または白のシンプルな靴下なら間違いナシ

    ゴルフ場ではネイビーやブラックなどのダークカラー、または白で、無地かワンポイント程度のシンプルなものが一番。これならどのゴルフ場に行っても、後ろ指を指されることはありません。

    今はさまざまな色、デザインの靴下が販売されています。コーディネートのアクセントとして、目立つ色や柄の靴下を取り入れたくなるかもしれませんが、ゴルフ場でファッションの冒険は控えるべきです。

    ゴルフ場のホームページ等では、ドレスコードとして靴下の色についてまで明確に言及してるところはあまりないため、気になる場合は予め問い合わせておくと安心です。

    【原則3】名門ゴルフ場では、ハーフパンツ+ハイソックスと心得ておく

    ゴルファーと靴下の関係で、最も物議を醸したのがハイソックス問題です。ハーフパンツを着用する際はヒザ下丈のハイソックスを履け、というものです。

    このスタイルは、スコットランドのゴルファーがかつてニッカポッカを着用し、トゲのある植物から脚を保護するためにハイソックスを履いてプレーしていたことに由来します。そのため、日本はゴルフの故郷の伝統に則って、「ハーフパンツ+ハイソックス」の組み合わせが根づいたとされています。

    特に名門ゴルフ場はこの伝統を守り、ドレスコードとして定めているところが多いのです。以下に、ドレスコードの例を挙げましょう。

    茨木カンツリー倶楽部(大阪)
    「男子半ズボンは膝までの長さにし、ハイソックスを着用してください」

    廣野ゴルフ倶楽部(兵庫)
    「半ズボン着用の際、ソックスは白か単色のもので、必ずふくらはぎにかかる丈のソックスを着用してください」

    こうした厳格なゴルフ場がある一方で、ドレスコードに対して寛容な姿勢を見せるゴルフ場も増加。最近はゴルフウェアが多様化していることに加え、近年の夏の暑さもそれに影響を与えています。

    夏季に限りジャケット着用を免除したり、禁断の“シャツアウト”も、日本ゴルフ協会が「ゴルフ場のドレスコードで認められているのであれば、(中略)プレー中にシャツを外に出すことで体温の上昇が抑えられると考えられます」とお墨付きを与えたりしているのです。

    その流れのひとつとして、ハーフパンツに合わせるのはハイソックスではなく、前出のショートソックスであればOK、というゴルフ場が大多数になってきています。

    これまではその例外だった一部の名門ゴルフ場も、ショートソックスの着用を認めています。

    霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉)
    「プレー中での半ズボン着用時は、膝下までのハイソックスを着用願います。本年よりくるぶしが隠れるショートソックスの着用も可とします」

    小金井カントリー倶楽部(東京)
    「半ズボンを着用の場合は、ハイソックスまたは踝(くるぶし)が完全に隠れるソックスをご着用ください」

    ただし、ゴルフ場はさまざまな人が集まる特別な場所です。ドレスコードは、その場の雰囲気を壊さず、まわりの人に不快な思いをさせないために設けられている点を忘れてはいけません。

    特に男性がハーフパンツ+ショートソックスを着用する場合は、スネ毛に注意です。手入れをしていないからと不安を感じるならハイソックスにするか、潔くロングパンツを履くことをおすすめします。そのほうが、余計な気を遣わずに済むからです。

    ハイソックスは「ダサい」「脚が太く見えそう」「そもそも持っていない」という人もいると思いますが、ゴルフというスペシャルなスポーツの独特のドレスコードと割り切って、いっそのことそれを楽しむつもりでトライしてみてはいかがでしょうか。

    2.ニーズに合わせて選ぶ! ゴルフ用靴下の注目機能

    足とゴルフシューズの仲を取り持つのが靴下。せっかく高品質のシューズを履いていても、その実力が発揮されないのは靴下が原因だった、なんてこともあるかもしれません。実際、スポーツ全般において靴下の機能を軽視することはほとんどなく、パフォーマンスの向上を図るために日々改良が重ねられています。

    そこで、ゴルファーにおすすめの靴下の機能を紹介します。靴下もクラブやシューズに並ぶひとつのギアとしてしっかり吟味し、自分に合ったものを選んでください。

    ◆アーチサポートソックス

    テーピングのように、足裏のアーチをホールドする構造を持った靴下です。主に土踏まず部分を押し上げる効果があり、それによって着地の際の衝撃を緩和、足腰にかかる負担が減り、その結果疲労の軽減につながります。

    足裏のアーチが保持されることで、足元から下半身の安定にも貢献します。また、立体構造になっているため、優れたフィット感が得られるのも特徴です。

    ◆着圧ソックス

    着圧ソックスとは締め付け感のある靴下のことで、ハイソックスが主です。

    足首から第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを適度に加圧することで、むくみを防止して疲労を軽減、軽快な足取りのラウンドを促します。

    後半にかけて足がダルくなる人、足のむくみによりシューズがキツくなってツラい人、プレー中に足がつる人などにおすすめです。

    着圧の度合いが選べるなら、弱めのものから試すといいでしょう。

    ◆5本指ソックス

    足の指を自由に動かせる5本指ソックス。裸足のように足の指1本1本の位置や動きを意識しながら踏ん張ることができるので、地面をしっかりグリップする感覚が得られ、安定感が高まります。

    足の指と指の間は汗がたまりやすい場所ですが、5本指ソックスは生地が汗を吸収するためムレにくいのもメリットです。足指を清潔に保つことができます。

    ◆滑り止め付きのソックス

    靴下の足裏部に、グリップ性の高いシリコンラバーなどが加工された靴下です。

    サイズが合っていない、インソールの素材が滑りやすいなどといった要因により、シューズ内で足が滑ってしまうことがありますが、そうした症状を解消する際、滑り止め付きの靴下はとても役立ちます。

    シューズとの一体感が高まり、地面をつかむようにグリップする感覚が得られます。また、靴擦れやタコを防止し、足腰に対する負担の軽減にもつながります。

    ◆デオドラント機能付きのソックス

    消臭効果のある素材や、雑菌の繁殖を抑える素材などを採用することで、デオドランド機能を搭載した靴下です。

    ゴルフ場でシューズを履き替える際、足のニオイは自他ともに気になるもの。人の目ならぬ人の“鼻”には敏感になります。

    「あの人はゴルフは上手いけど足がくさい」という不名誉な評判を得ないよう、デオドランド機能付きの靴下を履くと安心です。

    ◆ドライ機能付きのソックス

    ラウンド中、足は汗をたっぷりかきます。「足がムレて濡れた感じがする」といった不快感は集中力を削ぎ、ストレスや疲労にもつながります。もちろん、ニオイの原因にもなります。

    吸汗速乾性に優れたドライ機能付きの靴下なら、汗をかいてもサラリとした履き心地が得られるので、快適に18ホールをプレーすることができます。

    ◆防虫機能付きのソックス

    繊維に虫除け効果のある成分を搭載し、その生地を用いてつくられた靴下です。キャンプなどアウトドアスポーツ向けですが、特に夏場のゴルフではおすすめです。

    過去にゴルフ場で虫に刺されてひどい思いをしたという人は、防虫機能付きのソックスを利用してみてはいかがでしょう。

    3.まとめ

    全身コーディネートの中で靴下は、存在感薄めの脇役的アイテムです。とはいえ、たかが靴下、されど靴下。ゴルフシーンにはしっかりとドレスコードがあります。且つ、その機能がスコアを左右することは、スポーツメーカーから多彩な高機能ソックスが販売されている事実が証明しています。

    クラブやシューズ、ウェアにこだわるように、靴下にももっとこだわってみてはいかがでしょうか。そして、足元からより快適なゴルフライフを楽しみましょう。

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