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    日焼け対策の必需品【神7】あなたはいくつ持ってる? ゴルフ中の紫外線を防いでピチピチ肌を保とう!

    地表に到達する紫外線量は気象庁が1990年に観測開始して以降、年々増加しており、紫外線による人体へのさまざまな悪影響が指摘されています。こんがり小麦色の肌は健康的な印象を受けるものの、紫外線対策をまったくしないのは健康を損なう原因に。そこで本記事では、ゴルファーの日焼け対策がいかに重要か、またその方法について解説していきます。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年8月6日 07時30分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    適切な日焼け対策は、熱中症対策にも効く!?
    適切な日焼け対策は、熱中症対策にも効く!?
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    地表に到達する紫外線量は気象庁が1990年に観測開始して以降、年々増加しており、紫外線による人体へのさまざまな悪影響が指摘されています。こんがり小麦色の肌は健康的な印象を受けるものの、紫外線対策をまったくしないのは健康を損なう原因に。そこで本記事では、ゴルファーの日焼け対策がいかに重要か、またその方法について解説していきます。

    【関連画像】それでも焼けちゃう……トーナメントを戦う女子プロたちの日焼け跡!

    1.ゴルファーが日焼け対策をすべき5つの理由

    一般的に、女性と比べて男性ゴルファーは日焼けに対して無頓着な傾向がありますが、無防備に紫外線を浴びることは百害あって一利なし。そして、日焼け対策を徹底していても、長時間屋外にいるゴルフでは、少なからず肌が影響を受けてしまうもの。毎日練習に励み、ツアーを転戦している女子プロを見れば一目瞭然です。だからこそ、万全な日焼け対策が必要なのです。その理由について解説します。

    【1】熱中症対策につながる

    直射日光を浴びると体がどんどん熱くなり、汗をかいて体の水分や塩分が減っていきます。しかも、紫外線は肌にダメージを与えて発汗機能を低下させるため、体温の上昇と調整機能のバランスが崩れてしまい、熱中症のリスクが上がります。

    このように、日焼けと熱中症には相関関係があるとされており、熱中症を引き起こす条件は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いといった環境的要因、夏バテなどによる低栄養状態や体調不良、持病があるといった身体的要因、そして、長時間にわたる屋外作業や慣れない運動、水分補給が十分できない状況といった行動的要因の3つが考えられます。

    熱中症対策としては、こまめな水分補給や適度な塩分の摂取、体調管理、冷却グッズの活用などが効果的で、同時に日焼け対策をすることも重要です。ラウンド中は日陰を選んで待つ&歩く、ゴルフ用の傘をさす、UVカットのウェアを着るなどの日焼け対策は、イコール熱中症対策につながります。

    【2】シミ・シワなどの肌トラブルを予防

    日焼けをすると肌がヒリヒリ痛み、ひどい場合は水ぶくれになってひどい思いをした、という人もいるのではないでしょうか。これらは急性傷害で十分にツラいのですが、慢性傷害である肌のシミやシワ、たるみもあなどれません。

    長年紫外線を浴び続けると、そのダメージが蓄積されて「光老化」という老化現象を引き起こします。シミやシワ、たるみは光老化によるものです。小麦色の肌はワイルド感を醸し、しかも左手だけ白さ際立つ焼け方はゴルファーとしての自尊心がくすぐられるかもしれませんが、10年後、20年後の肌を考えたら、無防備な日焼けは決して推奨できるものではありません。

    光老化は加齢による老化とは異なり、紫外線を浴びた時間と強さに比例するとされています。ゴルフは屋外スポーツですが、男女問わず美肌ゴルファーでいるためにも、入念な日焼け対策は欠かさないようにしましょう。

    【3】目に対するダメージをカット

    紫外線は、目にもさまざまな影響を与えます。

    目が強い紫外線に長時間さらされることによって起こる急性の症状は、「雪目」などの紫外線角膜炎です。結膜(白目)の充血、目がゴロゴロする、涙が多く流れるなどの症状が表れ、ひどくなると強い痛みが生じます。

    慢性の症状としては、本来は透明である目の水晶体が濁る「白内障」、白目の組織が異常増殖して翼状に角膜(黒目)に侵入する「翼状片(よくじょうへん)」などが知られています。

    また、脳は目から入った紫外線を認識し、体がその紫外線に負けないようメラニン色素を出す命令を出すことがわかっています。つまり、全身くまなく日焼け対策をしているつもりでも、目がむき出しのままだと皮膚でメラニンがつくられ、肌が黒く日焼けするのです。

    目の日焼け対策には、サングラスが有効です。

    【4】紫外線による疲労を軽減し集中力を持続

    紫外線に長時間当たると、たとえゴルフなどの運動をしていなくても強い疲労を感じると思います。「暑さにバテた」と考えるでしょうが、これは目から入った紫外線が脳にストレスを与え、自律神経と筋肉の両方に影響を与えるからだとされています。汗をたくさんかくことによる、体内の水分不足も関係しています。

    心身の疲れは集中力にも影響しますから、いつもどおりのショットが打てなくなったり、あり得ない凡ミスをかましたりした挙げ句、待っているのはトホホなスコアと疲れ……。これでは、楽しいゴルフが苦行になってしまいます。

    猛暑日のラウンドでベストスコアを達成するのはなかなか難しいかもしれませんが、せめてパフォーマンスのダダ下がりを阻止するべく、後述する日焼け対策をして夏ゴルフをエンジョイしましょう。

    【5】皮膚がん、メラノーマの予防

    紫外線は、細胞のDNAに傷をつけます。通常、細胞はその傷を修復する機能を持っているのですが、長年にわたり日光を浴び続けて繰り返しDNAが傷つけられていくと、その傷の修復が追いつかなくなり、やがて皮膚がんが発症します。

    紫外線によって起こる皮膚がんはいずれも高齢になってから出てくるので、「まだ若いし肌も強いから、日焼けしても大丈夫」などと考えるのはNG。子どものうちからしっかり紫外線対策をすることが重要です。

    2.ゴルファーのための日焼け対策マストアイテム【神7】

    ゴルファーの日焼け対策に役立つ、三種の神器ならぬ“七種”の神器を紹介します。使い方のコツもしっかり押さえておきましょう。

    【1】日焼け止め

    日焼け止めは、日焼け対策の基本の“き”。しかし、正しく使えていない人もいるので、基礎から解説していきます。

    日焼け止めには「SPF」や「PA」という表示がありますが、SPFは短時間で肌を赤くする紫外線B波(UVB)、PAは肌に急激な変化を与えないものの、肌の奥まで届く紫外線A波(UVA)を防ぐ効果指数のことです。

    それぞれの最大値は、SPFが「50+」、PAは「++++」で、どちらも値が高ければ高いほど日焼け防止効果が高いとされています。そのため、ゴルフコースで1ラウンドする際は、一番強力な「SPF50+、PA++++」の日焼け止めを使うといいでしょう。

    とはいえ、敏感肌や乾燥肌など肌の状態は人によって異なるため、SPFやPAの数値だけで決めるのではなく、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切です。

    耳の後ろ、首の横、二の腕の内側、手の甲、ヒザやヒザの裏などは塗り残しがちなので、特に意識して塗るようにしましょう。

    最も重要なのは、こまめな塗り直しです。朝イチでサッと塗って終わり、は絶対ダメ。日焼け止めは汗で流れ落ちることを大前提に、ラウンド中もちょこちょこ塗り直すようにしてください。タオルで顔や体を拭いたあとも、即塗り直しが必要です。水や汗に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めでも、塗り直しは必須と考えましょう。

    そういう観点でいうと、ひと夏で日焼け止めが使い切れず残っている人は、塗り頻度や塗る量が不十分と言えるかもしれません。もちろんゴルフや外出の頻度によりますが、日焼け止めは惜しみなく使うようにしましょう。高い日焼け止めを買って、もったいないからとケチケチ使うくらいなら、手頃な値段のものを選んでたっぷり使うべきです。

    スティックタイプやスプレータイプなど、プレー中でも手軽に塗り直ししやすいものがあるので、ぜひ試してみてください。

    最近は、肌に塗るだけでなく「飲む日焼け止め」も一般的になっています。これは、抗酸化成分や肌の再生をサポートするビタミンが含まれたサプリメントで、日焼けをする前に服用します。紫外線を浴びると、体をサビつかせる活性酸素が大量に発生するのですが、飲む日焼け止めを服用することで、活性酸素と戦う力を高めることができるのです。ドラッグストアなどでも購入できるので、上手に取り入れるといいでしょう。

    【2】帽子

    帽子をかぶることで、日光が直接頭に当たることを防ぎます。特に、黒髪の人の場合、直射日光が当たると熱を吸収して頭の温度が上昇してしまいます。また、頭皮や髪が日焼けすると髪のパサつきや抜け毛などさまざまなトラブルの原因にもなるため、それを避けるためにも帽子は必ずかぶりましょう。

    さまざまな種類の帽子がありますが、夏場はツバが広めで顔や首の後ろにも影をつくるサファリハット、バケットハットなどがおすすめです。

    素材はUVカット機能が搭載されたもの、通気性のよいものを選ぶといいでしょう。また、夏場は頭もたっぷり汗をかくため、自宅で洗える帽子だと使い勝手がよく、快適です。

    なお、髪・頭皮用の日焼け止めスプレーやミストなどもあるので、帽子から出ている部分にはこれらで対策しておくと安心です。

    【3】サングラス

    サングラスはファッションアイテムとしての存在感が強めですが、紫外線から目を守るための重要なギアでもあります。

    購入の際はデザインだけでなく、どれだけ紫外線が透過するかを表す紫外線透過率を確認してください。たとえば「紫外線透過率1%以下」と表示されているものは、「紫外線を99%以上カットする」という意味です。つまり、紫外線透過率は数値が低いほど高いUVカット効果が得られます。

    「UV400」のように、「UV+数値」で表示されたサングラスもあります。これは、ブロックできる紫外線の波長(nm/ナノメートル)を示す、紫外線防御率の数値です。UV400の場合、波長が315〜400nmの紫外線A波、280〜315nm紫外線B波の両方をブロックできるという意味で、紫外線を99%以上カットすることが可能とされています。

    ゴルフの際は強い日差しを長時間浴びるので、「紫外線透過率1%以下」、または「UV400」と表示のあるものを選びましょう。

    サングラスはレンズの色も、さまざまな選択肢があります。ゴルフには、芝の色がハッキリ見えるブラウン系のレンズカラーがおすすめです。

    ゴルフ用サングラスに多いのが、偏光レンズが採用されたものです。偏光レンズは光の乱反射によるギラつきを防いで視界をクリアするもので、強い光の中でも目でボールを追いやすく、芝目も読みやすくなります。目の疲れやストレスを軽減する効果もあるので、夏ゴルフの強い味方になってくれます。

    眼鏡店などで試着して選ぶ際は、鏡の中の自分の顔だけでなく手元や足元、遠くの景色、外の風景、店舗の照明など遠近のさまざまな対象を見て、見え方を確認しましょう。また、スイング中にズレたりしないよう、グリップ力やフィット感もチェックしてください。

    【4】UVカット機能搭載ウェア

    今ドキのゴルフウェアはデザインはもちろん、用いられる素材も多彩で、実にバラエティ豊か。着心地、動きやすさ、機能面、映えなど、ゴルファーのことを考えたさまざまなウェアがつくられています。

    夏ゴルフ用に選びたいのは、UVカット機能が搭載されたウェアです。UVカット効果のない生地は紫外線を通すので、服を着ていても肌が日焼けしてしまいます。ゴルファーの中には、「ポロシャツを着てプレーしているのに、背中が日焼けして黒くなった」など、自覚があるという人も多いのではないでしょうか。

    また、抗菌防臭加工が施された素材なら汗によるにおい対策になりますし、接触冷感素材ならひんやりとした着心地が得られます。

    過酷な環境になる夏のゴルフ場には、機能性に優れたウェアを着ていくといいでしょう。

    【5】機能性インナー

    機能性インナーとは吸湿速乾性、UVカット、保温性、ストレッチ性、サポート力などさまざまな機能を備えたアンダーウェアで、用途に合わせて選ぶことができます。

    夏はUVカット、吸湿速乾性を持つインナーが役立つわけですが、そうした機能のみならず、汗でポロシャツが体に張り付く、汗がしたたり落ちるといった不快感の軽減にもつながります。、抗菌防臭加工が施されたものなら、においの心配をせず着ることができるでしょう。

    ただし、特に名門ゴルフ場では、半袖のポロシャツ+機能性長袖インナー、ハーフパンツ+機能性ロングタイツのような着方はドレスコートで禁止されている場合があります。いかにスポーティな見た目の機能性インナーであっても、アンダーウェアは見せるものではない、という認識です。ラウンドする際は予め確認しておきましょう。

    【6】アームカバー

    アームカバーは、腕の日焼け対策に効果的な便利アイテム。トップスを着たままでも着脱可能なので、スタート前に着用し、ハーフ休憩でクラブハウスに入る際に外せるという気軽さが好評です。

    かさばらないので持ち運びが楽なことに加え、シンプルなデザインのものが多いのでコーディネートにあまり影響しない点、機能性長袖インナーと違って上半身の締めつけ感がない点も人気の理由でしょう。

    選ぶ際は、UVカット、吸湿速乾性、接触冷感などを備えた機能素材のものを選べば、より快適な日焼け対策が可能になります。

    【7】ゴルフ用傘

    ゴルフ用傘は、さすだけで日陰をつくって直射日光を遮ることができるので、日焼け対策のみならず熱中症対策にも非常に有効です。

    環境省は、熱中症を予防することを目的とした指標「暑さ指数(WBGT)」の低減効果が比較的高い日傘の活用推進を目指しており、日傘を使って強い日差しから体を守ると、汗の量が約17%減るという実験結果を発表しています。最近は、街中でも日傘をさす男性が増えてきました。強い日差しに長時間さらされるゴルファーはなおさら、男女問わずゴルフ用傘を積極的に使うべきです。

    ゴルフ傘は一般的な傘よりもサイズが大きいので、より大きな日陰をつくることができます。しかも、軽量タイプのものも多いため、快適です。購入の際は紫外線遮蔽率99%以上、晴雨兼用のモデルを選ぶといいでしょう。

    ゴルフ用傘の紫外線カット効果を体験すると、それナシではあまりにも無防備に感じられるようになるはずです。

    3.極力日焼けしたくないゴルファーのための虎の巻

    究極の日焼け対策は、日差しのある時間や場所に出ていかないこと。でもゴルフはしたいという人のためにおすすめなのが、以下の2つです。

    早朝やナイターでゴルフを楽しむ

    早朝ゴルフは朝5時頃から、ナイターゴルフは日没間近の18時頃からスタートし、スループレーで回るプランです。

    昼間の強烈な日差しを避けてプレーできるので、日焼けやうだるような暑さを心配することなく、プレーが楽しめます。真夏もラウンド回数を落としたくない人はぜひ、早朝やナイターのプランを利用してみてください。いつものゴルフとは違う雰囲気、景色、プレーヤーとの交流も味わえるでしょう。

    しかも通常料金より割安ですし、仕事の前後など時間を有効活用できる点もメリットです。

    インドアゴルフを活用する

    屋外スポーツのゴルフが、屋内で楽しめるのがインドアゴルフ。最近は駅前やロードサイドなどさまざまな場所にあるので、うんと利用しやすくなっています。

    当然のことながらインドアゴルフに日焼け対策は必要ありませんし、冷房付きの涼しい室内でゴルフを楽しむことができます。

    仲間とバーチャル・ラウンドを満喫するのもいいですし、スイング解析機や弾道解析機を備えたところなら、それらを利用して黙々と一人練習に励むのもいいでしょう。レッスンが受けられるインドアゴルフも多いので、秋のゴルフシーズンに向けて集中的にスイング改善に取り組むというのも手です。

    4.まとめ

    日焼け対策というと夏のみ行えばいいと思うかもしれませんが、紫外線は1年365日降り注いでいます。曇りの日も、雨の日もです。夏ゴルフはもちろんですが、通年、ゴルフ以外のシーンでもしっかり日焼け対策をすることをおすすめします。

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