【冬ゴルフの服装をチェック】寒い冬のゴルフにぴったりな服装の選び方を紹介!
寒さが厳しくなるにつれ、服装選びに悩みやすい冬のゴルフ。幅広いブランドで販売されているゴルフウェアですが、守るべきマナーも多い中、どのような服装にすれば快適にゴルフが楽しめるか悩む人も多いでしょう。本記事では、冬ゴルフにぴったりな服装の選び方についてご紹介します。
配信日時:2024年5月16日 07時40分
1.冬のゴルフの服装の選び方
日本のゴルフ場の多くは、山岳地帯や丘陵などに設置されています。山の高所に作られているゴルフ場も多く、冬場は晴れていても、ティイングエリアなど北風が通りやすい場所や、日陰になっていて日が差しにくい場所では、寒さが特に際立ちます。
そのためゴルフの服装も、防寒対策に備えながらも、ゴルフのプレー(スイングのしやすさなど)を妨げないような配慮、というか工夫が同時に求められます。
冬のゴルフウェアを選ぶ際は、以下の2点をまずチェックしましょう。
・保温性と防風性の高いものを選ぶ
・動きやすいものを選ぶ
保温性と防風性の高いものを選ぶ
冬のゴルフウェアは、防寒対策がまず第一なので、保温性と防風性の高いものを選ぶのが基本です。
ラウンド中は自分のターンで打ってから、次に打つまでの待ち時間が長いので、体温が奪われやすい傾向にあります。一度温まった体が冷えてしまうと、再び体温を上昇させるまでに時間がかかるため、体が動かしにくくなります。スポーツにおけるウォームアップの重要性を知っている人であれば、大問題だと即座に理解されるはずです。
その点、保温性と防風性の高いウェアを着用すれば体の熱を逃さず、風も通しにくいため体温を維持しやすいでしょう。
保温性の高い素材には、例えばウールやダウンなどがあります。ウールは繊維が複雑に絡まっており、体内の熱を逃しにくい構造なので体温を維持しやすいのが特徴です。また、ダウンは羽毛が空気を大量に溜め込めて、その空気が断熱素材となり温かさを維持してくれます。
防風性の高い素材は、例えばナイロンやポリエステルが挙げられます。これらの素材は、軽いながらも強い強度を持つため外からの風や雨を防いでくれるのが魅力。最近では、素材の繊維や編み込みなどに、さらに高機能の工夫をつけ加えたものも増えています。
動きやすいものを選ぶ
冬のゴルフウェアは、動きやすさを重視して選ぶのもとても大切です。
寒いからといって、何枚も重ね着すると、お腹周りがダボつきやすく、スイングの邪魔になる可能性も。重ね着をする際は、薄手のもの同士を組み合わせましょう。特に腕周りをできるだけ薄くしておくのがポイントです。その点、ベストは、肩周り・腕周りが自由になり、かつ、体幹の暖かさを維持できるのでとても便利なアイテムといえます。
また、ストレッチ素材のウェアを選ぶと、体の動きに合わせて程よく伸びてくれるので、ストレスなくプレーできます。
2.パーツ別、冬のゴルフウェアのおすすめアイテム
ここでは、各パーツに分けて、それぞれおすすめのアイテムを紹介します。
トップスインナー
冬ゴルフ時のトップスインナーには、タートルネックなどのハイネックがおすすめです。ハイネックは格式高いゴルフコースのドレスコードでも着用が認められており、襟付きのものよりもより首元を暖かく保てるメリットもあります。
さらに上から、保温性の高いトップス(アウター)を着用すれば、暖かさを維持しながら快適に冬のゴルフを楽しめます。
ただし、ハイネックより首元の高さが短いモックネックを着用する場合は、首周り全体を覆うことはできないので、ネックウォーマーなど小物を活用するのもいいでしょう。
トップスインナーはゴルフ専用でなくても十分なので、自分の着心地のよいものを選ぶようにしましょう。発熱素材を使用したインナーであれば、より体温を維持しやすく暖かく過ごせます。
トップス(アウター)
トップス(アウター)を選ぶ際には、ダウンやニットなど保温性と防風性の高い素材のものを選びましょう。
ダウンは羽毛でできており、ふんわりとやわらかな肌触りながらも軽量で保温性が高いため、ゴルフ中も動きやすいでしょう。
ニットは防風性にはさほど優れていませんが、温かさがありつつ着脱しやすく、程よくストレッチも効くので、厚手と薄手を使い分けると、さらに快適にゴルフを楽しめます。
真冬のラウンド中は、トップスの上にさらにアウターとしてダウンジャケットなど羽織り、自分が打つ時には脱いで、スイング終わりにまた着る、という行為をくり返します。
なお、アウターとしてのベストは着脱が楽で、後ろの丈が長いものであればラインを読むためしゃがんだ際にも、腰の冷えを防げるのも魅力。さらにフードに中綿素材がついているものは、首周りの暖かさも維持できます。
ボトムス
ボトムスを選ぶ際には裏地にも注目しましょう。
冬のゴルフ場は、快晴で気温が高めだったとしても、日陰などの場所では、地面が底冷えしている可能性があります。また、北風が吹き抜けて一瞬で冷え込む時もあるかもしれません。足が冷えてくると体力が奪われるだけでなく、ゴルフ中に怪我をする可能性も高まります。
足の冷えを防ぐために、ボトムスの裏地にはマイクロフリースなどの素材が使用されたものを選ぶといいでしょう。表地に防風性の高い素材が使用されていれば、暖パンとしてはさらに完璧です。靴下もウールなど暖かい素材のものを選びましょう。
最近では、動きやすいダウンパンツなども発売されているので、チェックしてみてください。
防寒対策に役立つ小物
防寒対策には小物をうまく活用するのも重要です。特におすすめの小物は、以下の3点となります。
ニットキャップ
ニットキャップは、ボールが飛んできた際に頭を守るためにも使えますが、冬は頭部を寒さから守るためにも役立ちます。保温性が高いものであれば、好きなデザインのものを選んでかまいませんが、耳のしもやけ対策になっているか、なども冬の帽子選びのポイントです。
ネックウォーマー
首には太い血管が走っているので、首を温めることは、防寒対策にとても効果的です。ネックウォーマーは、保温効果が抜群なだけでなく、取り回しもいいので特におすすめのアイテムといえます。
マフラーでもかまいませんが、マフラーの場合は長すぎないサイズを選びましょう。75cmほどのコンパクトなものを選ぶと、ゴルフ中も快適に過ごせるでしょう。
ハンドウォーマー
ハンドウォーマーは、手の冷え込みを防げるので、冬にゴルフをするうえでとても重要なアイテムとなります。手先が冷えるとグリップが握りにくく、ゴルフスイングに大きな影響を及ぼす可能性もあります。
中には使い捨てのカイロを入れられるものや、防寒素材を使用したものもあるので、自分の手のサイズや握りやすさなどを考慮して、なるべく暖かく、使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
3.ユニクロやワークマンでも冬のゴルフの服装は揃えられる
ゴルフウェアは、必ずしもゴルフ専用のものを使う必要はありません。特にインナーであれば外から見えないため、日常使いしているものでも十分に使えます。
またスポーツブランドだけでなく、ワークマンやユニクロ、GUなどさまざまなメーカーから機能性に優れた、ゴルフでも問題なく使用できるウェアが販売されています。価格もスポーツブランドよりも低く、気軽に購入しやすいでしょう。
4.冬のゴルフの服装、マナーの注意点
最後に、冬のゴルフウェアを着用する際の、マナーの注意点について紹介します。ただし、ゴルフ場によって服装に関して厳しいところと、そうでないところがあるので、不明な点はゴルフ場に直接確認するようにしてください。
一般的に気をつけるべき注意点は、以下の3点です。
・襟付きのシャツ(もしくはネック付きシャツ)を着用する
・ラフすぎる服装は避ける
・冬でもシャツはインしてプレーをする
襟付きのシャツ(もしくはネック付きシャツ)を着用する
冬のゴルフ時でも、基本は、襟付きのシャツを着用しましょう。ただし最近では、襟付きのシャツ以外に、タートルネックやハイネックなどの着用が認められているゴルフ場も多いです。
カーディガンの着用も認められてはいますが、インナーにはシャツやハイネックを着用するようにしましょう。入退場時にも着用しておくと安心です。
ラフすぎる服装は避ける
ジーンズやジャージ、サンダルといった世間一般的にラフと見られやすい服装は、夏冬に限らずゴルフ場では控えるべきです。
ゴルフ場によってはフード付きのウェアもラフすぎると捉えられる可能性があるため、事前にチェックしておきましょう。
ゴルフブランドの商品だとしても、ゴルフ場のドレスコード的には微妙な服装もあるので、行く予定のゴルフ場のドレスコードがわからない場合は、事前にホームページなどでチェックするとよいでしょう。
冬でもシャツはインしてプレーをする
ゴルフ場では、冬でもシャツをインをしてプレーするのが常識とされています。
シャツ出しをすると、だらしないと思われるだけでなく、裾が邪魔となりプレーに影響を及ぼす可能性があるため、しっかりとシャツはインしておきましょう。
クラブハウスの入退場時にも、シャツはインしておいた方が良い印象を与えられるでしょう。
5.まとめ
冬のゴルフ場は冷気が溜まりやすく、寒さを感じやすくなっています。しっかりと防寒対策をすることで、寒さの厳しい冬のゴルフ場でも快適にプレーを楽しめるでしょう。是非、本記事を参考にしてみてください。
ゴルフのドレスコードに悩んでいる方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
◆ゴルフのドレスコード全般はこちら
◆ゴルフの服装【女性編】はこちら
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