キャロウェイの新作キャディバッグならガチなアスリート、エンジョイゴルファーともに満足できる
ツアープロが使っているようなオーセンティックモデルから、個性的なカジュアルなデザインまで、ゴルフを知り尽くしたキャロウェイが手がけるキャディバッグなら、ラウンドの即戦力になってくれる。
配信日時:2023年5月11日 01時16分
ニューカマーのゴルフウエアブランドからバッグが本業のブランドまで、目新しく、個性的なキャディバッグが相次いで登場している。おなじみのがっちりボディに、白+パッキリとしたカラー、ロゴドンのデザインとはひと味違うキャディバッグには心を惹かれる。だが一方で、ゴルフのときだけに使うスペシャリティが高いバッグだけに、そのルックスだけに左右されるわけにもいかない。
不動の定番とともに進化するオーセンティックモデル
素材は合成皮革+ポリエステルで、艶やかな高級感を見せる。プロ仕様のツアーモデルのレプリカだけに、収納力には抜かりはない。背袋部分の大きなポケットにはシューズやレインウエア、トラベルカバーなど、大きなアイテムをすっぽり入れられるポケットがつき、フロントにはボールを1ダース収納できるフルオープンのポケット、貴重品などをしまうのに便利な、内側に起毛素材を配したポケットも用意されている。もちろん両サイドにも大容量ポケットやボトルポケットも装備。ラウンドに必要なモノはすべて詰め込むことができそうだ。口枠は5分割で、口枠からボトムまで仕切られたフルレングスセパレーターとなっている。
9.5型/47インチ対応/5.2kg オープン価格
ほかにもカラーバリエーションあり
必要とされる収納力を備えたオーソドックスなキャディバッグを求めてはいるものの、ガチなツアータイプのデカさや重さ、ロゴドンなデザインには二の足を踏んでしまう。そんなお悩みに応えてくれるのがこの “アーバン” だ。スリムなボディで重さも3㎏を切って、2.7kgとダウンサイジング。カラーもスマートで、ロゴも威張らずさりげなく配されている。
9.5型/47インチ対応/2.7kg オープン価格
ほかにもカラーバリエーションあり
カジュアルの表現はルックスと扱いやすさに表れる
アウトドアテイストで、さりげなくミリタリー風は、今どきのゴルフウエアなどでよく目にするエッセンスだ。“レイドバック” のように、こうしたムーブメントはキャディバッグにも及びつつある。コースにも練習場にも最適な、8.5型のコンパクトなボディに配されたポケットやウェービングテープは、見慣れたキャディバッグとはちょっと異なり、どこかアウトドアツールを思わせる印象がある。
素材はポリエステルでキャンバスを思わせるような風合いが個性的。ポケットもほかのキャディバッグ同様に、フロントにはフルオープンのポケットがつくが、反対側の筒状ポケットにはアウトドア感があり、距離計などを入れるのにピッタリなトップ部分で開閉するポケットもユニークだ。さらにボディの周囲に配したウェービングテープには、D管などで小物を吊るしことができ、サイドにはアウターや取り外したフードなど、大きさのあるものを簡易的に固定するストラップがつく。大小7つのポケットに加えて、カスタマイズができる収納は機能的で、快適な使い心地だ。口枠は4分割で、しっかりとフルレングスセパレーターとなっている。
8.5型/47インチ対応/2.5kg オープン価格
ほかにもカラーバリエーションあり
14本のクラブはきちんと入りつつ、必要最低限の収納要素を兼ね備えた、軽量・コンパクトがもち味のスタンドタイプ。この “イージーゴーイング” は重さ1.8kgという超軽量を実現。この驚きの軽さは、キャディバッグを持ち運ぶときにもストレスを感じさせず、実際に背負ってラウンドもできそうな気分になる。また女性ゴルファーも安心して使いこなせそうだ。スニーカーを思わせるスポーティでポップなカラーの組み合わせは90‘s風で、お手軽なスタンドタイプながら愛着が生まれそうだ。
軽量化を目指した素材のポリエステルは薄手だが、心もとない感覚はない。収納力はラウンドするためには必要十分。その上で、ボール1ダースが余裕で入るフロントフルオープンポケットの容量の大きさに安心できる。軽量・コンパクトとはいえ、華奢なスタンドが気になるといった不安も、カーボン製で軽量化と耐久性を兼ね備えているこのスタンドの脚であれば感じない。口枠は4分割で、スタンドタイプでもフルレングスのセパレート仕様になっている。
9.0型/47インチ対応/1.8kg(フード、ストラップ、ネームタグを除く) オープン価格
ほかにもカラーバリエーションあり
撮影/天田陸人